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December 12, 2005
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テーマ: お勧めの本(8166)
カテゴリ: カテゴリ未分類
武がたけしを殺す理由
武がたけしを殺す理由


北野武監督の全映画インタヴュー集。
『あの夏、いちばん静かな海』から『座頭市』まで(『その男、凶暴につき』、『3-4X10月』、『みんな~やってるか』を除く)。
まづ、インタヴュアーが毎回冒頭で「感動しました」と言っていて、「何なんだこのヨイショは?」と半ばあきれてしまったが、元々、それぞれが単発のインタヴュー記事で(インタヴュアーは一緒)、記事が溜まったので一冊の本になったものだから、「しゃー無ぇーわな」ということで。


毎回、最後に次回作の展望を訊いているが、それがほぼそのまま次回作につながっている。
この本には最新作『TAKESHI’S』のインタヴューは無いが、その原案はインタヴューの中にちらほら。
私の察するところ、「胡蝶の夢」なのではなかろうか?
つまり、現実の自分が夢を見ているのか、夢の中の自分が現実で、この現実は夢の中の人物が見ている夢の世界なのではないだろうか、といったもの。
実際に観て確かめようと思ったら、すでに宮崎ではどこもやってないみたい。


「精一杯生きることと同じエネルギーで死ぬことも考える」という意見には同感。

「いかにして死ぬか」というエネルギーは陰のものだろうが、世の中、陰と陽があって初めて成り立つわけで、同じ分量のエネルギーを生にも死にも費やすべきだと私も思う。


これを読んでから改めて北野作品を観ると、また違った発見があるかもしれない。





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Last updated  December 24, 2005 04:29:05 PM
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