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December 22, 2005
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火の鳥(11(太陽編 下))
火の鳥(11(太陽編 下))


主人公は壬申の乱の時代の犬上宿禰と、未来のスグルとを行ったり来たりしながら物語は進められていく。
つまり「夢が現実なのか、夢が現実なのか」という「胡蝶の夢」。
誰もが思い尽く設定だけに、作者の技量が問われる。
もちろん、手塚先生は大クリアー。
その二つの世界をつなぐのが壬申の乱の頃のマリモであり、未来のタマミ。
このマリモ、狼なのだがかわいい。
また、うちの猫を抱きしめたくなった。


上巻で触れた宗教の話ではないが、この巻のラスト、壬申の乱に勝利した大海人皇子は、中大兄皇子が仏教を利用したように、やはり権力維持には信仰心が必要だと悟る。
しかし、自分は仏教に反対の立場だったので仏教は利用できない。

そこで考えたのが、自分が神の子になることであり、大海人が「天皇=神の子=天子」という図式を作ったという解釈で、壬申の乱を終わらせている。
このシーンはいろいろと解釈が違ってくると思うが、私は「それはいかがなものか」と思った。





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Last updated  January 6, 2006 02:13:24 PM
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