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November 14, 2006
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昨日、風邪と診断された私。
14日は一日中寝ていたが、ベッドの中の私には次第に「これは風邪とは違うのではないか?」という疑念が生まれてきていたのだ。
まづ、私が感じていた「胸部の痛み」について書いておこう。
肺が重く感じるのだ。
柔道で投げられて、受身を取り損なって、息詰まった、あの感じがずっと続いているのだ。
昼頃起きだして、ネットで検索してみることに。
「肺が重い」等のキーワードで探すも、「まさしくこれ」という病名には至らず。
気になってしょうがない。
呼吸器の専門家に診てもらおうと、タウンページを引っ張り出してみたものの、市内の呼吸器科にはあまりいい評判の病院はなかった。

夜になって、再びM病院に行った。
今夜こそ院長先生が当番だろう、そして、自分の病状について全てぶちまけようという決意を胸に。


願ったとおり、院長先生が当番だった。
まず、看護婦の問診がある。
そこで、自分の病状について話す。
看護婦さん、ピンときたのだろう、看護婦「すぐレントゲンを撮りましょう」。
レントゲンを撮った時点で、私は半分安心していた。
「レントゲンの結果、異常なし。気のせいですよ」という結果を期待していたのだ。
ところが、撮り終えてからすぐ、
看護婦「今度はCT撮りましょう」。
さらに、看護婦「家族の方は家にいらっしゃいますか?」

CTを撮りながら、先ほどの看護婦の発言について考えた。
家族を呼ぶということは重病なのだ。
私の頭の中には、「家族を呼ぶ=がん」という公式が成り立っていた。
――私は肺がんなんだ。
CTを撮る間、肺がんになる要因について考え続けた。

CTを撮り終えて、
看護婦「今まで気胸と言われたことはありますか?」


処置室で安静にさせられた。
鼻から酸素を送られる。
さきほどの「気胸」について考える。
昼間のネット検索で「肺気胸」という病名も出てきた。
どんな病気なのかは覚えていなかった。
いずれにしろ肺がんではないのだ。
安堵もしたが、家族を呼ぶという事態は非常であることを意味しているので、まだ予断は許されない。
母が来た。
母は院長先生から病状について聞かされる。
間もなく、私も説明を受けた。

肺気胸(Wikipediaより)


M病院では治療設備が整っていないため、市内で大きなK病院に移されることに。
院長先生「いま、救急車を呼んでますから」
M病院へは自分で車を運転してきた。
無論、自宅から近いということもあるが、それでもここから15分足らずのK病院まで自力で運転できるような気がした。
いや、結構、ことが大きくなってしまったことにビビり、運転は無理だったかも。
そのときの私の頭の中には「救急車代って、払うのかな。だとしたら自力で運転していけるのにな」。
銭勘定は出来ていたみたいだ。


自分でストレッチャーに乗り、救急車へ。
サイレンをけたたましく鳴らし、K病院に向かう。
午後8時20分。
救急車に揺られながら、時計の針ばかりを追いかけた。


以下次回……





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Last updated  November 26, 2006 01:49:33 PM
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