Momente der Geborgenheit

Momente der Geborgenheit

2005.01.09
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日曜日なのに朝早く母から電話があった。
「いつ日本に来るの?」
とのこと。

まだ休暇が3週間残ってるし2月は航空券も安いからちょこっと
帰ろうかなぁ、と打診しておいたのだ。しかし、その後で急に
グナーのヨーロッパ出張の可能性が浮上したのでアタクシも
残っている休暇はグナーと『殆どぜんぶ』をするために充てよう
とさっさと予定を変えてしまったのだ。

「う・・・し、仕事が忙しくてねぇ・・・」

「そうね、無理することないわ。」
と言っていたもののかなり残念そう。電話の向こう側で父親も
さぞかしがっかりしていることだろう。
「でも、どっちみち9月には帰る予定だから」
とフォローしておいたが。

電話を切ってまたちょっと凹んだ。
母親がアタクシの年齢だった頃にはアタクシはすでに2歳だった。
兄は4歳だった。心の中で母もアタクシに早く結婚して落ち着いて
子供を産んで欲しいと思っているんだろうなぁ。きっとこのまま
ダニエル君と順調にいってほしいと願っていることだろう。

でも、そこに晴天の霹靂のようにグナーが登場してしまい


嗚呼、お母さんごめんね。鉄砲玉のように外国に飛び出したきり
戻ってこないだけでも充分親不孝なのに、結婚の見通しも立たない
なんて。本当に親不孝だ。


日曜の朝から暗くなった。今日の天気のようだ。

しょうがないのでスポーツジムへ行くことにする。




いつも仕事中は二つの時刻を確認できる腕時計をしている。
チマチマ時差を計算する時間さえも惜しいのだ。

そんなアタクシが週末にミスをした。
グナーに電話するね、と言っていた時間にアタクシはまんまと
ボクシングをしていたのだ。よくよく冷静に時差を計算してみて
ギョッとして大急ぎで帰ってきた。

案の定グナーは寝ていた。寝ぼけたグナーは酔っ払っているときと
大差がなく半人間のようだった。ごめんね、ごめんね、もう寝て
いいよ、というアタクシに大丈夫さー、と言いながらフニャフニャ
していた。
「嗚呼、また君会えるのが楽しみだなぁ」と彼が寝ぼけながら
言った。寝ぼけていると素直になれる特権があって羨ましい。
アタクシがグナー以上にもう一度会えることを楽しみにしている
ことを伝えられればいいのに。でも、アタクシは酔っ払っても
いないし、寝ぼけてもいないし、ラテン系でもないので
「じゃあ早く来なくちゃダメだよ」というだけ。
「いっぱいいろんなことをしよう。また沢山話して、今度こそ
ダンスに行こう。それから絶対に君と料理がしたい」とも。
二人とも料理が大好き、という共通点がこの間の彼にとっての
大発見だったらしくて酷く感動していたのだ。

電話して何だか物凄く安心した。彼が寝ぼけていたから
『全部』のことについても、「アナタが大好き」についても
触れられずにいたから。

きっと次に会う頃は年の瀬に起こったことなんて忘れて
また沢山話して大笑いしてダンスをすればいいんだと思う。
だから、グナーに恋に落とされたことや、今となってはきっと
彼がアタクシを想うよりも、アタクシが彼を想う気持のほうが
強いのだということは絶対に言ってはいけないのだろう。

哀しいけれどそれしか最後の砦を守ることは出来ないような気がする。







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最終更新日  2005.01.10 00:14:59
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