デボラの家

デボラの家

2009/08/16
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カテゴリ: バイク
昨夜は寸又峡までプチナイトタンデムツーリング。
車検を通してから光軸が少し下がったのかハイビームにしても
先が見えずアクセルが開けなかった。

山道は街灯なんぞは皆無でヘッドライトだけが頼り。

走りながら、この暗闇を走る様はこれからの人生を暗示している気がした。
明日は見えるがその先まではわからない。真っ暗で何も見えない。

大多数のサラリーマンが集う街中では当たり前のように街灯が灯る。
ヒトも多いし迷う事もない。

全く新しい事をするわけではないから先人の作った道は既にある。

自分のか細いヘッドライトだけがたより。

後ろに専務がいるがハンドルを握るのもアクセルを回すのも自分の役目。

スピードが出せずチンタラと走らざるをえない状況でぼんやりとそんな事を考えていた。

途中街灯もない側道にネグリジェをきた老婆が立っていた。
時間はもう零時を過ぎていた。
何?何なの?そんな何もない暗闇でこんな時間一人で何してるの・・・。
専務にもちゃんと見えていたからただの老婆だろうけど
そこにいるはずのないモノがそこにある(いる)と言うだけで恐怖を感じる事ができる。

途中はお約束の急の雨などあるも道を塞ぐ落石も土砂もなく無事目的地到着。
ノンストップで2時間弱。

駐車場でいきなり
案内



気になってた画像の場所で撮影。
家

あれは何だったかとレンズを右に向けていくと・・・。
解決

なるほど。なんかの花だったんだ。見えちゃいけないもんじゃないとわかってスッキリ。
P8160064.JPG
途中にある店。どこかに明かりくらい付けておこうよ。と思うのはオレだけか。
P8160066.JPG
もはや何を撮ったのかもわからない。



「怖いから帰ろうよ。」と言われてそのまま引き返す。
本当に行きたければ「大丈夫。行くぞ。」と言えたはずだが口から出た言葉は「そうすっか。」
冗談で済まされない闇の深さ。闇にも密度がある事を再認識。濃密な闇だった。

結局先には進まなかった。チキン以外の何者でもない。

帰りは前日の寝不足からか睡魔に襲われながらの運転。
後ろにいる専務もウトウトしている。尻を叩きながら走る。

途中コンビニで休憩。
P8160068.JPG

暗闇に座り込んでいる専務の背中は思う以上に小さい。
あんなんで毎日よくがんばれるもんだ。

久しぶりに通勤以外でのバイクにいろんな箇所が疲れたが島田経由で国道に出てからはスムーズ。
明かりがあるってすばらしい。

帰ってから疲労感をたっぷり抱えてグッスリ眠れた。

たまにはこんな無駄な時間を過ごす事も必要。
少し走らせれば非日常はそこにある。
知られてなくても事実としてそこにある。

全てはそういう事なんじゃないかと思う。


今日のワンフレーズ「ロデオタンデムビートスペクターがおまえの頭カチ割るだろう」








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Last updated  2009/08/16 09:10:28 PM
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