イタ車に10年超・・・いろいろ勉強になりました

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2006.01.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、今年が西暦2006年だという事はみなさんご存知でしょうか。

しかし、オイラや一部の人間にとって2006年というのは非常に意味ある年なんです。

1881年8月24日、缶詰製造会社を営むジウゼッペ・ランチアに待望の長男が誕生しました。
ビンチェンツォと名付けられた彼は、フィアットの前身であるイタリア・トリノ自動車製造会社に設立時から名を連ね、「イタリアの巨人」フィアット誕生後はテストドライバーとして各車の開発に関わっていたのですが、その速さをかわれてワークスチームのドライバーに。
レースの世界で華々しい活躍を果たし、秀才とも慧眼とも言われた彼は、やがて自分の思うとおりの車を作るという夢を成し遂げるために、資本金5万リラでランチア社を設立。
時に1906年11月29日。
そう、自動車メーカーランチア社が設立されて今年で100年なんです。
今、殆どの乗用車がモノコック構造のボディを基本応力担体とし、多くのモデルが4輪独立の懸架装置(サスペンション)を持つ。

6気筒エンジンもそう。
とにかく先進のメカニズム満載。凝りに凝った設計。入念な開発。高い生産品質。とうぜん高額で少量生産。
この頃のランチアというのは、オイラみたいな者が買えるようなシロモノではなかったんですね。
今で言うフェラーリ? 違うね。
ちょっと今のメーカーに例える事はできそうもないです。
今のように技術レベル全体が高かったわけでもなく、画一化された今とはそれこそ時代が違うわけですから仕方がない。

いいものを必死に作ってれば商売うまく行く、というものではないわけです、昔から。
ビンチェンツォが死ぬまで開発に関わったアプリリア(37年)なんて、今でも通用しそうなほどのすばらしい車ですが、やはり高コスト体質というのは何かあるとすぐ会社が傾く。
55年にランチア家から経営権が離れ、69年には倒産も秒読みという状態に陥り、ついにフィアットの傘下となったのです。
フェラーリみたいに商売第一でやってりゃこうはならなかったのに。
もはやフィアットの一部門となったランチアは、フィアットやアルファなどと共通の部品・ユニットを使って車を作ることに。


それでも、100年その名が消えることなく続いた事のすばらしさ!
在りものの機械を使った車しか作れなくても、ブガッティやオスカやマイバッハのように、商売的な都合で勝手に名前を復活させられるよりは遥かに良い。
これからも続いて欲しい。細々とでも。
ビートルやミニのランチア版のような新生フルビアが出てきても我慢します。ランチアの名を消さないためと思って。

かつての様な輝きを取り戻すのは無理でも、今より少しでも多くの人にその光が届くように、2006年が、100周年の今年が、なにかきっかけになる年になればいいのですが。







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Last updated  2006.01.05 23:12:42
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