ちょっとそこまで行ってきます

ちょっとそこまで行ってきます

2023.10.10
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カテゴリ: 子ども関係
埼玉の子供放置禁止条例案が取り下げになったそうです。

この条例が目指していることは正しいです。昔とはもう違います。
(※ 特に埼玉の場合は、不法移民による治安悪化問題がこの先不安です)

判断能力のない、無防備な子どもを一人にするのは危険です。
ですが、今の日本では実現が難しい家庭がほとんどなので反発に遭うのでしょう。

日本全体の子育て社会システムがまだ、この条例に追いついていないこと
多くの日本人の意識が、まだ日本従来の平和を信じていること、
安全にお金と時間と手間をかける意識と余裕のないこと、
これらが原因で今回は成立せずとも、近い将来、全国的に成立が現実的になるはずです。

刻々と、世界も日本も変わっています。
地方では地域ぐるみで家族のような関わりを持つ家庭があれば
お互い支え合っていけますが都市部はそうはいきません。
信じられないような事件事故が多く起こります。
その全てがニュースなどで公になっているわけでもありません。

小学生の徒歩登下校時に突然見知らぬ人に暴力を振るわれた、
下校時に一人で歩いていたら、バンに引き込まれそうになった、
電車通学の中学生がホームから突き落とされた、
自分の周りだけでも多くの事例があります。

集団登校時には保護者が交代で付き添う、小3までは保護者は迎えに行く、
(学童へは集団移動、学童までは夜保護者が迎え)
がスタンダードになっている都内の地域もすでに多いと思います。

ちなみに以前住んでいたアメリカでも
11歳以下の子どもを家に一人にさせたり外出させたりしたら、当然のように親が逮捕されます。
イギリスもその年齢の子が一人で行動することは、普通の家庭では無いと思います。

日本では、子どもにとって平和な時代がずっと続きましたが
それはもう、過去のものになりつつあります。最後まで守れるのは、親だけです。
そんなことは無理、と言う前に、まず、何ができるか、どうすればよいか
親のライフスタイルを、無理でも少し子ども寄りにして
どうしても不可能な部分をどう可能にするかを考えてみる必要があると思います。

企業も、子育て中の保護者両親にはフレキシブルに時間を設定できるようにすべきで。
仕事で子どもの登下校に時間が割けないなら、これは学校地域連携を今より進めて、
それでも補えない場合は、有償のケアに頼ることになるでしょう。
できる人はそのような手段を利用して、できない人のためには、そのケアの補助券などを
行政が用意するなど周囲の環境を整えてから、この条例成立に再トライ、してほしいです。
元気な高齢者がたくさんいる日本ですからシルバー人材の活用も視野に入れたら良いのでは。

上の子をアメリカで育てている時は、どうしても両親が面倒を見られない時は
大学生シッターを何人か交代で活用しました。
気軽に普通に、知り合いや紹介でシッターを頼める文化なので可能なことでした。
高額で無いこと、知り合いであること、が気軽に頼める理由でした。

この埼玉の条例を通過させるなら日本でもそのように、比較的安価で
第三者が有償で家庭に入るシステムが一般化してから、だと思います。
今でもシッター派遣会社はたくさんありますがあまりに高額だったり、使い勝手が悪いので。








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最終更新日  2023.10.10 17:11:33
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