2023.10.13
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テーマ: 香水(935)
カテゴリ: <香水>


【コンセプト】2018年。

ウダイプールはインドのラジャスタン州にある白亜の都市。

ピチョーラ湖の畔にあり「東洋のヴェネチア」と呼ばれます。

このフレグランスは濃厚で繊細な香りを持ち、

地中海の夏とマハラジャたちの庭園を彷彿とさせます。

歓喜あふれる高級な材料の組成となっており、

活気に満ちたほとばしるようなロマンチシズムを讃えるのにぴったりです。

【香調】活気に満ちた、誘惑を感じさせるムード

トップ:ベルガモット、ピンクペッパー、マグノリア

ミドル:ジャスミンサンバック、ガーデニア、ロータスフラワー

ラスト:パチュリ、カシミアウッド、ムスク

■感想:私の好み度<70>

フローラルウッディ×ムスク

ジャスミンサンバックを中心とした香り。

スプレー直後はトニックウォーターのような爽やかな渋み。

なるほどユニセックスタイプ…と思っていたら

水仙を思わせる透き通りながらも丸みのある香りに気付けば

少しパウダリーな花の香りがどっと押し寄せます。

トップのトニックっぽさはベルガモットとピンクペッパー、

その後に感じるのはジャスミンサンバック、ガーデニア、ロータスと

クリーミーなホワイトフローラル系が強く出ます。

このあたりになると男性が使うにはフローラルの主張が強めかな?と感じます。

表情豊かな作品で、始めと終わりでは全く異なります。

■拡散性・持続性

拡散性は普通からやや強め、持続性はやや長め。

■液の色・ボトル

色は淡いイエロー。

10mlボトルは円柱形の白地に黒でペイズリー柄。

サイズは約φ23×h105mm[10ml]イタリア製

詳細は『​ シャンタン ​』の記事で。

■季節

季節は2月~5月。9月~11月。

トップの印象は夏ですが、その後フローラルが意外と篭る香り方で 夏は不向き。

10月下旬に使用したところ、トップの印象は変わりませんが

ミドル以降のフローラルがややシャープ、エッジのあるイメージで

よく表現すれば80年代後半から90年代にかけてのアメリカの香水に感じるパワフルさを、

わるく例えるならタイヤの擦れた匂い(ワイルド感)を秘めているフローラル。

■年齢

20代後半以降。女性向き。

男性にはミドルから花の香り/ジャスミンが、

ラストに向けてグググっとその絢爛さを増すので

そのあたりを考慮して選ばれるのをおすすめ。

■リピート

普通な印象。

嫌いではありませんが、フローラルの部分で日によっては少し酔いそうな濃さ。







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Last updated  2023.10.13 05:00:00
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