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死は誰にでも訪れるそれは避けられない自然の摂理当然わかっていたでもあまりにも突然すぎる子が親よりも先に逝くなんて親が幼子を残して逝くなんてあって欲しくなかったウィルと離婚して二度目の独立記念日日本のカレンダーではごくごく一般的な月曜日でも私にはこの7月4日はとても特別な日だった数年前のこの日私たち二人はNYにいたホテルの一室でちょっと値が張るシャンパンをあけ大好きなチーズケーキを楽しみながら窓の外に広がる花火を満喫していたウィルはそのたくましい腕で私を後ろから抱きしめ私はウィルの口元へ甘いチーズケーキともっと甘いキスを交互に運んでいた花火の音が一瞬静かになった時私を抱きしめていた腕がふっ、とほどかれたウィルの向かう先を目で追おうと振り向いた私を彼は思わぬカタチでそこに留めた彼の向かった先それはなぜか私の目の前大柄の彼がそこに立ってはせっかくの花火が見えやしないそう思った次の瞬間ウィルはそこにひざまずいたえ?徐ろに私の手をとり大きくひとつ深呼吸したそしてあのパッチリとした瞳で私を見上げたのだ予期していなかった状況に言葉もなく立ち尽くすだけの私そんな私をよそにウィルはそれを始めたその一言一言をゆっくりとゆっくりと進めるウィルそしてとうとう彼はお決まりの台詞を発したそして沈黙達成感に満ちたウィルの顔その笑顔が私の返事を私から発せられるその返事を待っているまだ沈黙あ、私が答える番か・・・呼吸することさえ忘れていた私が我に返りようやく発した返事はタイミングのいいことに再開された花火の音で消されてしまった「何?何だって?」と聞く彼の耳元で「もちろんって言ったの」そう囁きキスをしたウィルにプロポーズされた7月4日 独立記念日あの夜ウィルと見た花火はその後も毎年思い出された結婚記念日並にあの日は私にとっては大切な日だったウィルと離婚して二度目のその日仕事から帰りゆったりとバスタブにつかり目を閉じるといつのまにか瞼のスクリーンにそれが映し出された耳の奥に残っているあの音と共に私の心を揺さぶるあの7月4日の情景それに完全に浸っている時だった扉の向こうで私の携帯がなったこんな時間に誰だろう?ローブをさっと羽織り少し濡れたままの手で携帯の着信を確認する「通知不可能」海外?留守電には何も残っていない誰だろう?そう思っているとまた携帯がなる「通知不可能」デスクの上の世界時計に目をやるこの時間ならアメリカからかな「もしもし」「moshi moshi」その聞き覚えのある声に私は一瞬持っていた携帯を落としそうになった出逢いが突然であるように別れも突然やってくる心の準備があるないに関わらずそれは突然やってきた「姉さん夫婦が事故に遭って・・・」久しぶりに聞くウィルの声が震えていることに私は嫌でも気がついた言葉にならない声受話器の向こうのウィルの姿が手に取るようにわかった「わかった。明日こっちを発つから。」そう言って電話を切りもろもろの準備に取り掛かったまずは職場へ上司に連絡を取り急にも関わらず長期の休みをいただけた次に元職場へ連絡元上司に事情を話し翌日の便の席を確保していただいたドラム乾燥まで使って洗濯物を手早く済ませ冷蔵庫を整理し指定日以外だったがゴミを出したスーツケースを引っ張り出し荷物をまとめ義姉夫妻との写真を見たり彼らからのカードや手紙メールを読んでいたら一睡もすることなく夜が明けたスーツケースを転がしながらオープンと同時に百貨店へブラックフォーマルを購入しNEXに乗って成田へと向かったもうこの頃には腫れ上がった瞼でサングラスをはずせないほどだったこの状況で元同僚に逢うのはかなり辛かったので駆け込みチェックインにすべく時間を見計らい挨拶もそこそこに搭乗口へと向かった元上司が好意で用意してくれたFシートに腰掛けると昨夜の疲れからか私はその飛行機が到着するまで目を覚ますことはなかった
2005/07/21
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前日の夜になって例のCEOミセスMから直接連絡があり待ち合わせの場所・時間を伺ったその際ミセスMからリクエストがひとつ「ぜひ、お着物を着てきて頂戴」着物? お見合い?慌ててタウンページを引っ張り出し近所の小さな美容院に予約をしたんすから夏物の着物と帯を探し出しロフトからつるして0時を回った頃ようやく眠りについた「お見合い?それともお仕事?」美容院の奥さまに聞かれたがお仕事ってつまり夜のお仕事?めっそうもない私にはそんな気品ある色気はないしっかりと 和 の髪型にしていただき着付けは自分でするつもりだったが奥さまのお母さまが「いいわよ、お金はいらないから」と着付けをしてくださった「お若いのに和装がとてもお似合いよ」「額がとても綺麗な形ね」「首が長いからうなじもすっとしているわね」「なんて綺麗な歯並びなんでしょう」と商売上手なお二人でも私は若くはない自分の年齢に不満はないが振袖はもう着れない歳だ卵型の額は昔から褒められていたが仕事柄長年アップにしているのでなんだか後退している気がするうなじと歯並びって他に褒めるところがないときに褒める そう言われたことがある嬉しいんだか悲しいんだか複雑な気持ちで美容院を出たミセスMが用意してくださったハイヤーに乗って待ち合わせのお店へと向ったタクシーだって勿体無いと思う私がハイヤーに乗って和装できめて物価の高い街の名の知れた料亭へと行く自分の日常とはかけ離れた世界になんだか背中がムズっとする居心地の悪さを感じたお部屋に通され彼らの到着を待ったしばらくして縁側の先のあたりからミセスMの声がしたそれに答える男性の声(これがアンディの声なのね)先導するお店の方の手がふすまにかかった瞬間私の背筋はものさしでも入っているかのようにまっすぐに伸びきった
2005/07/03
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行ってきた例のデート隠さずに言おう惚れられてしまったそして素直に言おう惚れてしまった思わず「不束者ですが、末永く、どうぞよろしくおねがいします」そう三つ指ついてしまった私とりあえず明日またお逢いするお約束「女性には睡眠が重要です」そう仰っていたので今夜はこの辺で明日帰ったらまとめてご報告おやすみなさい
2005/07/01
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出逢いや再会はどこにあるかわからない今日の再会は新幹線を待つプラットホームにあった前職(CA)時代に弊社をゴヒイキにしてくださっていた某有名企業のCEO彼女に偶然再会したのだお腹も空いたしサンドイッチでも・・・そう思ってプラットホームをフラフラしていると突然声をかけられ抱きつかれてしまった(あ・・・この香水・・・)私は彼女の甘い香りが好きだった一年以上も前に退職しそれ以来メールで時々お話するくらいそれでも彼女は私を覚えてくださっていたまあ、毎月お目にかかっていたし若干専属CA状態だったこともあるから無理もないかもしれない「あなたがご結婚されていないなら 間違いなく、うちの息子たちとデートさせるわ」何十回と逢ってもそれが彼女の口癖そんな彼女が私の薬指にくっきりとある指輪の跡を見つけるのはとてもとても早かった(さすが・・・)自由席に乗り込もうとしていた私を半ば強引にグリーン車に連れ込んだ彼女この強引さちっとも変わってない(キセル?まずいでしょ?)しかしそこはCEO傍に控える日本支社の社長秘書が車掌さんから切符を買ったらしい自由席料金でグリーン席ちょっとラッキーだったそして話は本題?へ「離婚したならどうしてそう言ってくれなかったの? 退職のときもそんな話はしてなかったわよね? アンディ(長男)はこの前婚約しちゃったのよ。 でもまだ結婚してないから、間に合うわ!! そうよ、アンディとデートしてちょうだい!!!!! あと、ウィリアムとも、ゲイリーともね!!!!! あなたは好きな息子を選ぶといいわ!!!!!」かなり興奮気味の彼女「いや・・・あの・・・」彼女の勢いにはどうやっても勝てないこれが大企業の最高責任者というものなのか説得力というか行動力というかなんでもかんでも、すさまじいのだ彼女の定宿の連絡先をいただき来週来日するアンディとデートすることが決まった参った▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽昔から順に書こうと始めたこの日記なんだか話が飛んで訳がわかりませんがどうかお許しください
2005/06/24
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背中がムズムズしたことがありますか?これって何なんでしょう?アドレナリン?ホルモン?フェロモン?何なのかわかりませんが今夜は出まくりましたムズムズして、ゾクっとしてベッドの上であっちへゴロゴロこっちへゴロゴロ胸が高鳴っているのを必死で隠してた私受話器から聞えるA+の声にとろける寸前の私こんなはずじゃなかったのにまさかね本当にまいりました本当に「だ、だめ・・・」喉まででかかった言葉それを必死で抑える私私の心が私の体がまだ聞きたいと私の頭を抑える「もっ、もっと・・・」私の心が私の体がそう叫ぶ言葉を私の頭が必死で抑える私 対 私 その戦いは長かったとても疲れてしまいましたでもなんだかいい疲れかたですJun.23 今夜の出来事▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽昔から順に書こうと始めたこの日記でもどうしても今夜のことを書き留めたくてなんだか話が飛んで訳がわかりませんがどうかお許しください
2005/06/23
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前記したが私が初めて登録した出逢い系?サイトAsianEuro.comその登録過程に「あなたの写真を載せましょう♪」というのがあるもちろん強制なんかではない載せなくてもプロフは完成し登録も完了する事実、写真を公開しない方も多いしかし私はその当時なんの疑問も持たずに一枚の写真をページに載せた顔がわかるほうが、話やすいだろうなそう思ったからだこれもまた前記したが私はその当時アメリカンチョコ・マジックにかかっていたのでアフリカンアメリカン男性彼ら以外からのメッセージは読むことなく即効消去していたところがその中に一つだけそのメッセージの全てを私に読ませ挙句の果て私に電話をかけさせたヒスパニック男性がいたそのHNとメンバーID覚えてしまうほど一日に何十通ものメッセージが届いていた返事をしない=興味がないそう察することはできない男なのかそれらをいちいち削除するその作業も面倒なのではっきり言うか・・・そう思ってメッセージを開き返信ボタンを押そうとしたすると私の目にある言葉が・・・「頼む、もう一度やり直してくれ」は?ついついボタンからカーソルを外し読み始める「君を失ったことは僕の人生で最大の過ち 君のためならなんでもする 頼む、もう一度チャンスを」永遠と続くメッセージは? ま、まさかウィル?そんなはずはないこのメッセージの送り主はヒスパニック男性写真だってほら、違うし・・・ウィル(前夫)のはずはない相当な勘違いをしているこの男性実際アジア人の顔はどれも同じそう話す人にも何度となく出くわした経験ありだから驚きはしない韓国人も中国人も日本人も全て一まとめでも本人たちつまり私たち日本人には韓国人や中国人との違いは一目瞭然同じようにアジア人がアメリカ人もイギリス人もドイツ人もフランス人も全て一まとめそんな風にするのと一緒だろうそのヒスパニック男性からのメッセージを読んだとき私はてっきりそういうことだと思った「あの、人違いです」って丁寧に返信をした私すると間髪いれずに「冗談はよしてくれ、アミ」とメッセージが来た「あ、あの私はアミではありません。 私は別人ですよ」「そんなはずはない!! 写真だってアミじゃないか?!」とメッセージがなんだか荒々しくなってきたその切羽詰ったような勢いのあるメッセージがしばらく続き私は冷静にそして慎重に言葉を選びそれらに答えていったやりとり開始から30分私がその男性に電話をかけその声を聞いた瞬間私への疑いはようやく晴れた「そんなに似てますか、私とアミさん」「そっくりだよ その口元のほくろ 長い黒髪」そういってその男性はそのアミさんの写真を見せてくれた世の中には自分と似ている人が3人いると聞いたことがある私はその時、その一人に出逢った実際ににはお目にかかっていないが彼が送ってきてくれた写真の中の女性その微笑の隅々まで私だったいや私と似ている女性だった「自分の写真かと思いました」息を呑みながらも言葉にした私「でもエッフェル塔には 行ったことないし。 私ではないんだけど でもまるで自分を見ているようで」この男性が間違えるのも無理はない恐らくウィル(前夫)も私と彼女を見間違えるだろう同じ微笑を持つ二人の女性全く違う人生を送りそれまでその存在に気づくこともなかったアミさんを知るこのヒスパニック男性が私に声をかけてきたように私を知る人がアミさんに声をかけているかもしれないそのヒスパニック男性は音信不通になった彼女を必至に探しているという翌月には来日し、直接実家を訪れてみるつもりだと話した彼にグッドラックと告げ私は電話をきったなんだか狐につままれたような変な気分になった世界はどこでどんな風につながっているかわからないんだと思った私はその日のうちにページから写真を外したそれ以後ウエブサイトでは写真を公開することはなくなった
2005/05/27
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生まれて初めてのメル友リッチ ディ ウエンツもっとマシな男もいただろうがAsianEuro.comここで出逢ったのはこの3人実はこの3人には一つの共通点があった察しのいい方ならお判りかしら?いやそんなヒントはどこにも隠されてはいないのだがこの3人全員が YOKOSUKA NAVY だったネイビーって何?軍人って悪と戦う人?戦いがないときは何しているの?なんで日本にいるの?アメリカへ行く前にははっきり言ってこんな質問があがるほど軍に対しての知識がなかった私日本のどこにアメリカ軍がいるのか何をしているのか全く無知だったテロそしてイラク戦争開戦この頃には少なからず知識も得たウィル(前夫)のいとこや友達も入隊したキャンプへ行く彼らを国旗を振って見送ったこともあった日本で出逢ったアメリカ軍人しばらくしてネットのあちこちで出逢う人の約8割がアメリカ軍人だということに気がつくことになる私の暮らす街にはアメリカ軍の基地はない私の勤める街にもアメリカ軍の基地はないどちらの街も彼らが観光などで向かう場所ではなく前にも書いたが私はクラブなどが嫌いなので夜の街にも出掛けないネット以外で彼らと知り合う機会は皆無といえたこの頃色々なブログにお邪魔するようになりアメリカ軍人の奥さまや彼女が管理人をされてるブログも数多く拝見したそこに書かれた彼女たちの日常彼女たちの恋愛そしてアメリカ軍人の仕事それを陰で支える家族の姿など今まで知ることのなかったことを知るチャンスを得たTokyo International Friendship.comミリタリーフレンド・ワイフの掲示板ここからも素朴な疑問 や 切実な訴えなんだか彼女たちの心の声色んな裏事情などそれらを聞くことができたような気がした知識として集まってきた多くの情報それらが自分の中でアメリカ軍人に対するイメージ作りに大きく影響していった
2005/05/26
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ウエンツ丁寧な言葉を選ぶ人笑顔が優しい人間違っているとはっきり言える人何よりも子供を一番に愛している人日本人女性との間に息子が一人残念ながらお二人は既に離婚息子はウエンツが一人で育てている彼は男である前に父親そういう人だった昔昼間のトークショーを見れば「私はあなたの妻やこの子の母親である前に女なのよ!」なんてのをあちこちで見かけたがウエンツは父親であることを隠すわけもなくシングルファーザーとしてしっかり役割を果たしそのことを心から楽しみ何よりも息子を誇りに思っていたウエンツとの会話その殆どが電話やMSNメッセンジャー「お坊ちゃま、お元気?」必ずここから始まる学校での様子や家での子育てなど子供のいない私には何のアドバイスもできないが「mikaは聞くだけでいいから」そう言われたので私はずっと聞き役をしていたもちろんお互いバツイチだから前夫・前妻 談議に花を咲かせることも多いアメリカ人の亭主はこうだったとか日本人の女房はこうだったとか二人でブツクサブツクサ話をしたウエンツの新しい恋の話もした離婚後できた恋人日本人の女性しかしそこで持ち上がった問題どのタイミングで息子に逢わせるかどう息子に説明するかそんなことを一晩中話合ったりもした私も離婚原因やその後の前夫やその家族との付き合いなどウエンツの考え方を聞いた「久しぶりになんでも話せる男に出逢った」私はそう想ったそしてウエンツは良き相談相手というだけでなく私を肌をあらわにさせるそんな力も持ち合わせている男だった
2005/05/25
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ディ目力のもの凄く強い人ファッションに興味がなさそうな人自分に自信を持っている人勝手だけど「この人 人を信じることができないんだ」たった一週間メールをしただけで私はそう感じたその一週間ディは元カノの話ばかりしてきた二人はどうやって付き合いどんな付き合い方をしてきた彼がどれだけ元カノにつくしてきたかそして元カノがどうやって彼を捨てたかその時、彼はどうしたか「もうゲームやドラマは御免だ。 真剣に愛せる、そんな相手を探している。」永遠とその繰り返し付き合った回数なんて過去にも書いたようにウィル(前夫)とプルー(浮気相手)これしかない私だがある意味乗り越えてきた修羅場傍で感じ、見てきた修羅場この回数は半端じゃないだから知っている「ゲームやドラマは御免だ」これは頭の悪い男のセリフそれを信じさせるのは男の技そしてそれを信じるのは女の過ちこれまた30歳を過ぎてこんなことしかできない男に遭遇何がディをここまでさせているのか彼のゴールはどこにあるのか不思議に思いはじめたら無性に知りたくなったその答えちょくちょくメールのやり取りをしたそして8ヶ月後リッチに逢ったあの日に私はディにも逢うことになる
2005/05/24
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リッチ鼻に特徴のある人帽子がとても良く似合う人自分のことが好きな人自分の容姿に浸っているんだろうなそう思うことが多かった頼んでもないのにリッチは写真を沢山送ってきたそれも「モデル気取り?」と思わせるものばかりだった前職でキレイな男を見慣れていたから容姿と内面が一致しないことは十分に知っていた話の幅は非常に広かったが最終的には「今度いつ休み?逢おう」と話を持っていくので「家は名古屋だから遠くて逢えません」と嘘をついていたその後も電話攻撃が激しくうんざりした留守電には「どうした?何かあった?大丈夫?」と永遠とメッセージが入っていた私は状況を察せない人が嫌いなんとなく雰囲気から察するって大体の大人の男なら可能なはず32歳のこのリッチそれができてないいい加減嫌になって着信拒否しかしそれから8が月後私はこのリッチに逢う
2005/05/23
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AsianEuro.com初めての登録だったこともありHNは思いっきり MIKA と名前を出してしまった今となっては赤面ものだ「Hello, MIKA !」 「was up ! Mika-chan」なんて挨拶から始まり広く浅くメッセージのやり取りが一週間ほど続いたその話題の面白さから3人の男性とのやり取りが特に激しくなっていったメールアドレスを交換しMSNメッセンジャーを使ったり携帯メールを暇なく送りあったり生まれて初めてのメル友だリッチ ディ ウエンツその後実際に逢ったのは3人つまり全員その後夜を共にしたのが2人まあね・・・いろいろと・・・でもそれはずっとずっと後の話
2005/05/22
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初めての恋人はアフリカンアメリカンのちに結婚し、離婚したウィルだウィルと付き合っている間に二度した浮気その相手プルーも名前を思い出せない彼もアフリカンアメリカンだったなぜだろう私はいつからか彼らにしか興味を示さず魅力を感じなくなっていた差別ではなく好みの問題私はチョコ・マジックにかかっていたらしいあのキレイな肌色とスムーズな感触全身から発せられるなんとも言えぬオーラに私は惹かれていたもちろん誰でもいいわけではない結婚中はウィルしか見えてなかったし他に誰かを必要としたことはなかった登録したAsianEuro.com山のように届いたメッセージには色々な人種の男性からのものがあったそこに書かれた文章を読むこともなく写真やプロフを見てアフリカンアメリカンを除いた白人やヒスパニック系の男性たちそして同じ黒人男性でもアメリカンではない方々彼らからのメッセージを一気に削除していたやっぱり差別と取られるかもしれないでもこれは私の好みの問題アメリカのチョコにしか興味を持たなかった私それが私の初めての相手だったからか慣れているからかその理由ははっきりしないしかしそれを改めて再認識させられた日だった
2005/05/21
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AsianEuro.comのことを思い出したそういえば離婚前にここを訪れたときプロフを登録し、写真をアップしていたのだログインしてみるとそこには沢山のメッセージが届いていた一つ一つ送り主をチェック保存・削除を繰り返したここで改めて知ったこと保存したメッセージは全てアフロアメリカンからのものだった
2005/05/20
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「やっぱり日本人じゃダメなの?」という友達の質問に即答できなかった私「私って外国人じゃないとダメなのかな?」自問していた。昔の友達とプチ同窓会をしたり合コンしたり友達や新しい職場の同僚の結婚式などで確かに出逢いのチャンスはあったお誘いも受けたでもいずれもなんかピンとくるものはなかった日本で外国人との出逢いはどこにあるのか?色々なブログを覗いて職場で 街中で 紹介で クラブで ネットでと色々あることを知った職場でここは女性のみキレイな方が集まっている職場だが外国人っ気 どころか 男っ気もない職場街中で確かに外国人は多い駅の切符売り場で立ち止まっている人をみるとついつい声をかける殆どが旅行者出逢いといえば出逢いだけど紹介でこれが一番有力かしらでも「私はいずれ、ミカがウィルとやり直すと思っているから」という勘違いをしている人が多くてちっとも紹介してくれない、涙クラブでこれはありえない私はクラブへは行かないこれはウィル(前夫)がクラブへ行っては浮気をしていたことがトラウマとなり私はクラブが嫌いだし絶対に行かないネットでこれをみたときに思い出したそういえばAsianEuro.comに登録していたのだ、と
2005/05/19
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日本へ帰国後私はせわしなく働いた新しい職場はとても環境が良く仕事の内容もとてもやりがいのあるものだった今まで逢えなかった地方にいる友達にも逢い新しい生活はかなり充実していた以前の仕事仲間も日本へのフライトの時には連絡がきて食事をしたり、遊びに出かけたり時にはウィルの情報をくれたりした友達主催の合コンにも生まれて初めて招かれたが元スッチー 国際結婚経験あり 元亭主は黒人などなど良いネタにはなったけどこれっていう出逢いはそこにはなかった「やっぱり日本人じゃダメなの?」なんて友達に良く聞かれたりした離婚して日本に帰国あっという間に半年が経っていたが寂しいと感じることはなかった
2005/05/18
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それは小さな小さなこと吹っ切れるきっかけになったのがネットサーフィンをしていてあるブログと出逢いそこに書いてあったサイトに登録したことにある出逢い系サイトに登録して離婚?と思われるかもしれないがどこかで踏ん切りをつけたかった私にはそれが十分なきっかけになったAsianEuro.com何百という数の人がそこに登録していた他にもFriendFinder.comBlackPlanet.com出逢いなんてそこらじゅうにあるものなのだと思ったこんなに多くの人が登録し出逢いを、その後の展開を求めているそのアグレッシブな感じが私には良い刺激となったアメリカに戻るとウィルに電話をし、自宅へ戻ったそして何時間も話しあったお互いを愛していることもうこのまま一緒にいることはできないこと確かめあったそして私とウィルは離婚した
2005/05/17
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別居生活を続けている間私は日本へ帰国する準備をはじめていた仕事柄日本を訪れることは簡単その際に就職活動や住居を探した私のキャリアは思った以上に重宝がられ仕事はなんなく決まった実家からの通勤も可能だったが一人暮らしをすることを決めたこうして着実に離婚に向けて準備していた私そんな時日本で俗に言う”出逢い系サイト”の存在を知った
2005/05/16
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結婚を続けていく不安離婚をする不安私にはどちらもあったウィルを愛し続けた8年という月日プルーとの浮気があったとはいえ愛し合ったのは間違いなくウィルだけだそんな私が他の誰かを好きになれるだろうか他の誰かを愛せるだろうか私はそれが不安でたまらなかったあとで「やっぱり一緒にいたいのはあなた」と言っても、今度はウィルは戻ってこないだろうそうわかっていたその不安からなかなか吹っ切れない私だった
2005/05/15
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「離婚」その言葉を最初に口にしたのはウィルだった5年間の結婚生活私はフェアに生きてきた他の男性に心なびくことも 体なびくことも一度もなかったウィルは私の夫であり心から愛する男性だったどんなことがあってもそれは変わらないそう思っていたそれなのにいつからか私の頭の中には 離婚 という文字があったでも結婚以上に離婚に踏み切るには覚悟がいったウィルにその「離婚」を口に出されて私は動揺したもう他に道がないとわかっていながら動揺し続けた
2005/05/14
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「しばらく、離れて暮らした方がいいと思う。」私は一方的にそういい残して私たちの家をでた職場では相変わらず顔を合わすこともあったがすれ違うときにちょっと声をかける程度だったあれほど愛していたウィル死ぬほど愛していたウィル色んなことを乗り越えて結婚ほんの少し前までは何不自由なく幸せに暮らしていたそれなのに今は顔を見るのも辛い話すこともおっくうになったそんな自分の変化が数年前のプルーとの浮気を思い出させたそれはウィルもそうだったお互いこれ以上ないって程お互いを愛していたあの頃の幸せがずっとずっと続くものだと疑うこともなかったそれなのにどうしたらいいのかわからないそんな迷路に完全に入り込んでしまっていた
2005/05/13
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それは私にあるウィルは私と結婚してから何度か浮気をしたと思う私は仕事柄家を開けていることが多かったしアメリカにいないことも多いその間のウィルの行動は私には把握できていなかったただ浮気や不倫が私たちの離婚原因ではない付き合っている間にお互いにある程度の修羅場は経験済み浮気や不倫なんて私には正直どうでもいいことだった最大の決め手は子供かもしれない私はテロと自分の流産がほぼ同時だったこともあり子供を授かることに正直恐怖を感じていたまた流産したらどうしようそう考えると怖くて怖くてしかたなかったそんな私をウィルはずっと支えてくれたしかし彼が子供を欲しがっていることを私は知っていたし支えられていることにすらなんだか 嫌な感じ を持っていた子供が欲しいウィル子供を授かることに恐怖のある私話し合いはいつも平行線のまま言い争いになってそのまま仕事に行くことも多かった早く帰りたかった家も私には耐え難い場所となり仕事でウィルの元を離れていることが唯一心が休まる場所になっていったその頃この業界の離婚率が非常に高いのを自ら実感しはじめていた
2005/05/12
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事の発端は 9.11あの時私はハワイにいたやっと自宅に帰れたとき私はあまりの恐怖にウィルの胸で泣き崩れたあのテロで私とウィルは二人の友達を失ったしばらくしてようやく通常勤務に戻ったが毎回恐怖との戦いだった少しでもいつもと違うことが起こると過剰に反応してしまう私はあれだけ好きだったCAの仕事を辞めたいとまで思ったそして日本に帰りたい気持ちがどんどん大きくなっていったちょうどこの頃私は知らないうちに流産をしていた結婚して3年そろそろ子供が欲しいと二人で話していたしかしいろんな事が重なってその赤ちゃんを守ることができなかったあの年の夏から冬、春にかけて私はどうしようもなく不安定になり、どんどん落ちていった
2005/05/11
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学生結婚をし、その後二人揃って卒業二人で狙って同じ会社を受験し某航空会社に就職した彼はGH 私はCA国内線の機上ももちろんするがやはり日本行きなど国際線の仕事が私は多かった日本語を勉強したウィルは国際線エリアのGHとなりターミナルで顔をあわせることも多くなったそれだけでも嬉しかったあの頃は航空会社も上向きの時代二人でよくフリーフライトで日本へ行き、実家へ帰省していたその機内、仕事中にも関わらずギャレーでメイクラブしたことも今となっては良い思い出休みも長期で取りやすく二人で良く旅行したずっとこのまま結婚生活が続いていくものだとあの頃の私はそう信じて疑わなかった
2005/05/10
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「だめだ、君を忘れられない」電話の向こうのウィルはそれだけ言ったその翌月私とウィルは結婚した
2005/05/09
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私とウィル(前夫)が結婚したのは付き合い始めてから2年半後先に話した私の浮気が大きく関係してくるなんだか皮肉な話だプルーとも別れいつもどおりの生活に戻っていたある日ウィルは私とプルーの浮気の決定的な証拠を見つけてしまうそれはビデオ私とプルーがお互いを撮りあったビデオだ既に消去したと思っていたのに一本だけ残っていてそれをウィルに見つかってしまったあの時ほどばつが悪いことは先にも後にもあの時だけだと思うウィルは私に別れを告げ私の元から去っていった当然のことだもう無理だこれでとうとうウィルとも終わるそう思っていたしかしそれから数ヵ月後ウィルは私に電話をしてきた
2005/05/08
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その日はキャンパスでピクニックがあったカフェテリアを使わずに外でのバーベキューパーティーウィルは家で私を監禁したかったらしいが私はその手を振り解いて女友達と一緒に出かけることにしたこうなるとほっとけないウィル私を監視するために友達を誘ってバーベキューパーティーへと来たキャンパス内それもプルーたちが暮らすドーム前ということもあってかなりの学生がパーティーに参加していたおそらくここで私が浮気相手と密会でもするそう思ったのだろうウィルは私に見つからないようにずっと私たちから距離を保った場所にいたらしいしばらくしてリブが焼きあがり私もその列へと並んだちょうどそこへプルーが登場もちろん ハイ と声をかけるだけでなんの会話もしない会話なら昨晩 ベッドの中でずっとしたばかり私たちは何も話さずただその列に並んでいたしかしその後私たちは致命的なミスを犯した骨付き肉が得意でない私の皿に骨がはがれているリブをプルーがそっとのせその後ドリンクバーでは7UPを探すプルーにそっとそれを手渡してしまったその全てをみていたウィル「なんであの男は君が骨つき肉を嫌いなことを知っている」「なんであの男の飲み物が7UPだと知っている」その夜質問攻めにあった「ただの偶然よ」そう私は押し通した私がウィルの浮気にショックを受ける以上にウィルは私の浮気に相当のダメージを受けた「あれほどまで強い想いで愛していてくれた君が突然変わった。 どんなことをしても、君は傍にいてくれて、 どんなことをしても、君は許してくれた。 俺は相当自信があったし、うぬぼれていた。 だからこそ、あの時の君の変化を考えると俺は耐えられなかった。」結婚後 ウィルは私にそう語った。
2005/05/07
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私がウィルの浮気にショックを受ける以上にウィルは私の浮気に相当のダメージを受けたプルーの存在が私を変えたのは言うまでもないそれまで続いていたウィルに対する異常なまでの執着それが全くなくなっていった彼がどこへ出かけようが誰と出かけようが私には関係ないと思えた好きなことをすればいいそう考えるようになっていたウィルが出かければ私もプルーと会えるそれで良かったそんな変化にウィルが気がつかないはずはないそしてウィルは突然私を束縛し始めたいつも私がどこにいるのか誰といるのか把握しなければ気がすまなくなったついこの前まで私がやってきたことを彼が今必死になってやっているそれが私にはおかしくてたまらなかったもちろん私は簡単に見つかるようなそんな 浮気 はしていない同じ大学内相手のプルーはウィルとも知り合いそれでも私たちは非常に上手く浮気を続けた大きく変わった私に激しく動揺したウィルだったが決定的な証拠や相手が誰なのかそこまで捕まえることはできずにいたそうあの日までは
2005/05/06
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浮気したのはウィル(前夫)だけではないあんなにウィルを愛していた私だがウィルと結婚する前2年半の付き合った期間に私は2人と浮気をした一人はプルーもう一人は名前が思い出せないどちらとも私にウィル(当時は彼氏)がいることは知っていたプルーとは約1カ月関係が続き名前が思い出せないその男とは一度だけそうなりそうになったウィル(当時は彼氏)の言動にほとほと疲れていた私は安息地としてプルーを見つけた今思えば相手は誰でも良かったウィル以外なら誰でも「日本人の彼女が欲しいから誰か紹介して。」そう頼むプルーに「それはいや。私には無理な相談。」そう言って彼に サイン を送った そしてプルーは それ を受け取ったその夜、小さなコンサートに二人で出かけたいつもどおりの友達を装いながら膝にかけられたコートの下でお互いの手を握り合った秘密それは私とプルーの心をワクワクさせたウィルと出逢った頃のように私はワクワクし、ふわふわした気持ちでいた夜 辺りが暗くなるとプルーから電話がくる「今から行ってもいい?」答えを知っているくせにプルーはそう私に聞くその暗闇に体を隠しながら私の家へとやってくる彼数時間の熱い時間を過ごしまたその暗闇に体を隠しながらドームへと帰っていくシャワーを浴び、平静を装いながら私はウィルの家へと向かうさっきまで他の男に抱かれていた私をウィルは何も知らずに抱くそれが約1カ月プルーが他の大学へ転校するまで続いたプルーとの関係が終わり私はそこからいくつかわかったことがあった-私は愛がなくてもセックスできる女だ ということ-ウィルとのセックスは愛がある ということ-もう浮気はしない ということ実際、それ以降結婚する前、結婚中、私は浮気をしなかったそんな気すらおこりはしなかった
2005/05/05
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付き合っていた頃のウィル(前夫)の浮気はわかりやすかったその全てを私は知っている電話の明細から明らかになったりその女性から電話があったりはたまた、現場を取り押さえたりパワフルだった私にはそんなこと余裕だったウィルと女性がセックスした直後の部屋濡れた二枚のバスタオル乱れたベッドしわくちゃのシーツそんなのには慣れっこになっていた手に取れるもの全てを投げ電話を壊しガラスを割りその怒りをウィルにぶつけたで、最後には泣いて、セックスして仲直りなんて愚かだった私たち
2005/05/04
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そんな私がウィル(前夫)には重かったそうに違いない逃げたくなって当然だろうそして付き合っている頃何度となくウィルは私から脱走していた
2005/05/03
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ウィル(前夫)に対する私の想いは今思い出すとかなり恐ろしいものだった初めての相手だったこともあり私は彼のために全てをささげた彼のことを考えていない時間などないいつも私の生活は彼が中心にいた私が笑うとき私が泣くとき全ての理由は彼にあった全身全霊で彼を愛し彼のためだけに生きた数年あの頃の私はそれだけの力を持っていた今ああできるかと聞かれれば間違いなく できない と答えるそれほどまであの頃の私はパワフルだった勢いだけで人を愛していた与えることだけで人を愛していたそれがまさしくあの頃の私だ
2005/05/02
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初めて死ぬほど人を好きになった相手それが私の初めて相手だったウィルアメリカの学校で出逢い半同棲をしながら数年を過ごしのちに結婚一昨年そのウィルと離婚それからの一年私は色んな自分と出逢った
2005/05/01
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