my diary 2008 ~勝負~

my diary 2008 ~勝負~

May 28, 2009
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頭に浮かんだことがあったので、久々に日記を書いてみる。

帰宅すると、我家の犬が軒下ギリギリのところで少し雨に濡れながら丸くなっていた。
普段なら小屋など雨に当たらないところにいるのでおかしいなと思って近づいてみると、
綱が引っかかって身動きが取れない状態になっている。
動けるようにしてやると、嬉しそうに軒下に入って体をブルブルしながら水気を飛ばした。

私は、ゆっくり彼の背中を撫でながらホッとした。
もう我家に来てから10年。
当時高校受験を控えていた私も、今や社会人として配属された新入社員のトレーナーとなった。
散歩に連れ出しても、以前のようなとてもついていけない全力疾走はしてくれなくなった。



このところ「死」に関わる物語をいくつか見た。

1つ目は、『犬と私の10の約束』。
幼少の時に飼った子犬が、主人公の成長と共に年齢を重ねていく。
飼い主と犬の一生を描いた映画。
犬を飼っている人なら、いや犬でなくても自分のペットと重ねてしまうだろう。
帰宅してからの出来事も、段差が上がれなくなったのかと心配してしまった。

2つ目は、『象の背中』。
中年男性が末期癌で、余命半年であることを告げられ、それからの半年間を描いた映画。
もし自分が余命半年だったらどうするだろう。
生と死について考えさせられる映画だった。

3つ目は、弟が録画で見ていたドラマ。

数年前の食品偽装事件を思い出す。
そして、追い詰められた人間のはかなさも。

さらに、つい先日の元韓国大統領の死。

身近とは言わないまでも、「死」というのは常に自分にそう遠くないところにある。
コテコテの愛犬家ではないが、帰宅した時に尻尾を振って待っていた存在がなくなった寂しいだろう。

数秒後に地震が起きないとも限らない。


反対に「生」についても考えてみる。
昼間からただ横になって時間が過ぎていくのを待っているように思える人を見て、何を楽しみに生きているのだろうと感じたことがある。
生きていたくもないけれど、死ぬのは怖いから何となく生きていた時期があった。
生きる為には食べ物を採らなければならなくて、それにはお金が必要で。
でもお金を得る為には何かしら社会の役に立つことをしなければならなくて。
とはいえ、何もしなくても自分の体は必死に生きようとする。

「生」と「死」って考えるほど深い。
ある人は「死なんて皆にくるんだから、そのうちわかるさ」と言っていた。
自分があと何年生きられるかなんて誰にもわからないけれど、生きているうちは精一杯生きようと改めて思った。
そして、それを気付かせてくれた名犬と過ごす残りの時間も大切にしようと思う。


早朝からCLの決勝を見て眠いにも関わらず、答えのない考え事をして睡眠時間をさらに削ってしまうのであった。。。





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Last updated  May 29, 2009 12:55:51 AM
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ミッツー0914

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