恐いよ

ゥチは泣いた。



ひたすら泣いた。



喘息のせいで、咳が出ても、息苦しくても泣いた。



でも、その時、ドァが開ぃて、、、



一番来て欲しくなぃ人が来た。



こんな姿見せたくなぃ人。



龍斗。



いつも、ゥチが来て欲しくなぃ時、、来る。



「おい、どうしたんだよ!ナースコール押せよ!」



「ぉ、、ゴホッ、、、さなぃで、、、」



すっごぃ辛ヵった。本当は呼んで欲しヵった。



ヶど、龍斗と2人きりで居たヵった。



「何でだよ!顔真っ赤にして、、、大丈夫なんかじゃないだろ!?」



「だって、、、ゴホッ、、り、ゅぅと、、と2人、、ゴホッ、、、がぃぃの」



「花梨、、、」



龍斗がギュッって抱きしめてくれた。



すっごく温かくて、気持ちよかった。



ゥチが大分落ち着いてきた時、龍斗が聞いてきた。



「さっき、泣ぃてただろ、、、」



「ゥチ、、、頭に、、、血の固まりが出来てるって、、、恐いよ、、、頭に出来た事何ヵ無ヵったヵら、、、」



「大丈夫。花梨は死んだりしないから。俺が死なせたりしないから。」



「ァリガト、、、ゥチ、、、お母さんに、、、ひどぃ事言っちゃったょ、、、」



「謝ればいいじゃん。俺も一緒に謝ってやるから。」



「ゥン。ぁりがとぅ。」



「じゃぁ、明日、また来るから。」


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