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ネタバレになるが、この話は、「凶悪な強盗グループ」を捕まえるのが本筋である。この反抗グループは3名で、殺人も厭わない極悪な犯人たちだ(しかも、証拠らしい証拠は残しておらず、特命課も苦労させられている)。 しかし、実際には、本筋から離れ、「冤罪を晴らす」と言う部分がメインになっている。では面白くないのか、と言われると、答えは否。実に面白いのだ。まさに傑作であるし、「特捜最前線」を代表する脚本だし、長坂秀佳のシナリオとしても、十指に入るのではなかろうか(個人的には五指に入る気がするが…分母が不明なので)。 話は、上記の捜査中の船村(おやっさん)と吉野(アカレンジャー)が、森田源三(織本順吉)と出会うところから始まる。森田は おやっさんの旧知であり、10年前から保険外交員をしていた。その場は「捜査中だから」と別れるのだが…。 その後、例の反抗グループがフェニックス商事に押し入り、強盗殺人を犯す。その現場に残されていたのが、森田の指紋だった。実は森田は金庫破りの前科が有ったのだ(しかも「まじないに5円玉を使う」と言う手口が同じである)。 …と、ここでサブタイトル。ここまでがイントロなのだ。 この話が素晴らしいのは、凶悪犯がクローズアップされていない事。エピソードの殆どは、彼らから離れた部分で展開している。しかも、真犯人 以外の登場人物は、善人か、もしくは「善意の第三者」と言うべき人物達が ほとんどである。にも関わらず、森田は冤罪で苦しめられるのだ。 苦しむのは森田だけでは無い。おやっさんも、そうである。「現場(の証拠物件)に指紋が有った」という点は、かなり大きい。これを覆すのは、一般的に言って容易では無い、と言うより、不可能に近い(森田は一人暮らしで、犯行時間である深夜のアリバイが無い)。そこに拘る余り、被害者であるフェニックス商事で執拗な捜査を繰り返し、果てには「営業妨害」として特命課に連絡され、吉野らに「お迎えに」来られるのである。 (所轄は森田を犯人視して実家に捜査に出向くし、家族はショックを受け、家庭崩壊の兆しを見せる) 特命課に戻っても、おやっさんは「森田は冤罪」と、吉野・叶・紅林の若手3刑事と衝突する(課長と橘は中立、桜井は不在)。「森田は下見をしていた」と言う若手に対し、おやっさんは「犯人も森田も新宿担当だから」と意見を戦わせるものの、一時は自分の信念に疑問まで持ってしまう。実際、密室殺人よりも解明が困難である。 (おやっさんが信じ抜いたのは、「森田が私にウソをつくはずがない」、「森田は自分がガンで、余命が数週間と知っている。だからウソをつくはずがない」と言う理由) どうだろうか? 「悩めるヒーロー」と言うのは、「人造人間キカイダー」だし、官憲を敵に回す辺りも、テレビ版(長坂脚本)と同じだ。おやっさんと森田は、まさにキカイダー(ジロー)と同じである。 その後も、おやっさんは森田無罪説を証明すべく奮闘。熱意に打たれた橘は、森田の前科を洗い直し、「最後の事件で組んだ相手」が出所している事を突き止める。そいつが真犯人か?、橘は船村に「指紋の解明だけに専念して下さい」と、真犯人を追う。 証拠の金庫を調べる内に、船村は末尾のアルファベットに気が付く。「同じ日に購入した3個」の内、証拠の1個だけが違うのだ。実は都内に出回らないルートの商品だ、と言う。 それを手がかりに、1個ずつ納入先を当たる船村。そこに吉野が訪れる。「課長の許可は得てます」、爽やかな笑顔の吉野に、おやっさんも満面の笑みを返す。 新幹線で東京に戻る途中、おやっさんはお茶を飲んでいた。その時、数日前のカンコの一言を思い出す。「湯のみを壊したので、ソックリ同じ物を買って差し替えた」、と。 それに閃いた船村は、フェニックス商事に戻り、金庫の履歴を追う。4年前、金庫が営業課に有った時、OLが持ち帰って残業していた事が有ったのだ。実は、その時4階から落として壊しており、「影武者」で弁償していたのだ。 偶然に偶然が重なり、沼津に納品されていた金庫が、新宿のフェニックス商事に現れていたのである。ここで足取りを追う間に現れる人物は、いわゆる「悪人」とかでは無く、まったくの市井の一市民。その彼らの偶然の行為の積み重ねが、一人の前科者を追い詰める、と言う、「悪意なき展開」が見事。 沼津に辿り着いた船村は、陽炎の向こうに一人の男を見る。手をかざして良く見ると、相手も同じ格好をする。吉野だった。別々のルートを辿った2人が、沼津で合流したのである。この一連のシーン、冒頭の新宿での2人の捜査と被っており、監督(カメラ?シナリオ?)の拘りを感じる。 結局、「泣いてる坊やを救う為」、森田は5年前に沼津の文房具店で、店主の目の前で金庫を開けていた。 森田は前科者では有るが、過去を悔い、更正していた。その彼が過去の特技(善行)で犯人扱いされたのである。言わば「ヒーローが、その能力を行使した結果、悪と認識される」と言うところだ(しかも、彼を苦しめているのは警察(≒ヒーロー)であり、市井の「悪意なき人々」である)。 (「真犯人が森田の手口を使っていた=森田を陥れていた」と言う見方も出来るが、それは「森田が どこに居るか?」を真犯人が把握している必要がある) ヒーロー物(キカイダー)の時の基本路線のまま、傑作を書き上げた…と言うのは穿ちすぎだろうか?【蛇足】 「CSI」なら、「指紋が古すぎる」と最初に判ると思う。 あと、「どうせ死ぬんだ、罪を引っかぶってやる」と言う森田の心は、最終回3部作の大地康雄(の演じた犯人)に近い。が、源さん(森田)の死が「ガン」であったのに対し、大地の場合は「死刑(=極悪犯)」と言う違いが有った。
2012.12.10
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ええと、12日の「夏だ!水着だ!バトルフィーバーJ!」の続きです。 女幹部(サロメ)役のマキ上田は、元は女子プロレスラー。1970年代後半に物心ついていた人で、「ビューティーペア」を知らない人はいないでしょう。「あ・な・た~から!わ・たーしへ」「わ・た・し~から!あ・なーたへ!」「送るー言葉は、悔いのなーい青春、駆けめーぐーる、青春!」のビューティペアです。 さて、前作「スパイダーマン」の女幹部(アマゾネス)役は賀川雪絵(当時。現、賀川ゆき絵)。東映の女優さんです(元は大映)。賀川雪絵とマキ上田がガチンコで(当時)勝負したら、おそらくマキ上田が勝つと思いますが、「画面での迫力」で勝負すれば、賀川雪絵の圧勝です。 ホビージャパンの10月号(8月25日発売)でアマゾネスとモンスター教授(敵のボス)とニンダー(戦闘員)がスクラッチされ、モデラーが「(全身タイツなのに、アマゾネスは)やらされてる感ナシ」と言う評価を得ていますが…いや、若いですな、このモデラー。 賀川雪絵と言えば、悪役(悪女役?)で鳴らした女性。「女囚さそり」シリーズ第2作「女囚701第41雑居房」での迫力は、本物の囚人も顔負けです。 その他、「女番長(スケバン)ブルース 牝蜂の逆襲」や「ずべ公番長シリーズ」などにも出ています。また、「スパイダーマン」の3年後、「太陽戦隊サンバルカン」でも女幹部(アマゾンキラー)役で出演しています(この時は、かなり「オバサン」でしたが。もっとも、「スパイダーマン」の時に、既に35歳だったのですが)。 「東映悪役に賀川雪絵あり!」 …「東映悪役列伝」のカテゴリーを作るのも、良いかもしれません。次回は石橋雅史で行きましょう。 ※超合金魂レオパルドン&ソフビ魂スパイダーマン。 左上、レオパルドン。右上、スパイダーマン(名乗りポーズ)。 左下、収納形態(レオパルドンは、マーベラーに変形)。剣は「ソードビッカー(必殺武器)」、黄色い物はシールド(TV未登場)。 右下、スパイダーマシンGP-7(ジーピ-セブン)。スパイダーマンはこれに乗り、マーベラーとドッキングする。これに関するスタン・リーのネタは、また後日。
2006.09.14
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SAYURIさんからリクエストを頂きました。仮面ライダァ、ブイ・スリャァ!にハマっているそうです。 と言う事で、ホテル奥道後に取材…に行くのは面倒なので(オイ!)、昔、買った同人誌から無断引用します。…著作権に引っ掛かるのかねぇ? 「まかせるんだ!!おれたちに 2(ファイナル)」P152~158より(昭和60年7月発行)。※レポーターは女性。 …奥道後より愛をこめて…(←レポートのタイトル) やぁやぁ皆さん!!私は行って参りましたよ。四国は松山の温泉地、伊予の湯桁と名高い奥道後温泉へ!! そう、そうですよ、あの宮内洋さんが、「仮面ライダーV3対デストロン怪人」のロケのため訪れた土地です。 (略) 風見さんが沖田ひろ子さんをホテルから連れ出して逃げる朱塗りの橋や手すりの続く道がどこにあるのか、金閣寺に似た社殿はどこにあるのかが、さっぱり見当がついてなかったのです。 (略) 奥道後遊園地の割引券があったんで、ちょっと遊んでいくかと、軽ーい気持ちで入ったところに、よく見た光景が広がってるじゃあないですか!「あ~?!ここは!!この朱塗りの道は~~~」と走りまわってしまいましたよ。 そして、あの水柱を思いっきりあげた橋も見つかりました。 (略) ジャングル風呂をのぞくと、おばさんが熱帯樹に水をやっていました(略)。「私は外では、どんなことしてたか知らんけどねー。お風呂に毎日入りに来てたよー」「えっ?!宮内さんもこのジャングル風呂に入りに来てたんですか?」「そうよ!」「じゃあホテルの方には、お風呂はついてないんですか?」「ううん、ちゃんとあるけどね…。『ここが気にいった』って、毎日入りに来よったよ!」「ほ…ほう。それで、どんな人でしたか?」「うん…。もうまっ黒でねー。スラリとしてカッコ良かったよー」「あの…まっ黒と言いますと、色がですが?」「うーん!もうまっ黒に日焼けしてたしねー。あの頃はやせててねー。スラーリとして、ホンットに、カッコ良かったのよー!」 (略)「『おばちゃん!ぼくのこと知ってる?』って云って、おばちゃんに聞いたから『うん、知ってるよ!名前までは、パッとは出らんけど、ようテレビで見よるよ!』っていうたら、おばちゃんのとこまで来て『ぼくね、宮内洋っていいます。覚えといてねおばちゃん』って云ったよ」「…あの…それもお風呂場でですか…?」「うん!ああやってテレビに出てカッコ良くしてる人がね、おばちゃんとこに、前もかくさんと来るんよ!」「…アハハハ、そっそうですかー」 私は宮内さんらしいなぁと思いながらも、飾りのない真の姿を見ることができてうれしく思います。おばさんの言うところによると、こーいう場だからこそ、本当の性格がわかるのだそうです。 (以下、略) いかがでしょうか、SAYURIさん? 追記 あとで同人誌のカットをアップします(もう…眠い…)。
2007.02.28
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「男おばさん特盛」が再放送されれば一目瞭然ですが。 編集長のHPとかで「美人漫画家」とあおられ、「検証可能性」を謳うウィキペディア(Wikipedia)』では「『小説新潮 』2007年3月号で一緒に旅をした酒井順子 は菊池を「荒川静香 似の美人」と表現している。」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E6%B1%A0%E7%9B%B4%E6%81%B5 と書かれている。 しかし...編集長のは身びいき(もしくは販促)、ウィキペディアの方も信頼性に欠ける(酒井順子の主観、もしくは粉飾なので)。 空しい試みだが、眞鍋かをり、豊岡真澄、矢野直美あたりと比べると、作画上の違いは、余り感じられない(男性陣が個性ゆたかなキャラデであるのとは対照的)。キクチナオエにも、この方程式は当てはまるのではないだろうか? 見たいような、見たくないような...。 (声優には般若がいるしなぁ...)
2007.09.25
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「CSI:トリロジー」で、ラングストン教授が、「4世紀の日本に飛び道具があった」と語っていたが…。ホンマかいな? 3世紀(ヤマタイ国)と日本書記の間はミッシングリンクだとおもったが。 世界最古の火薬武器は、中国にあった気がする。
2012.04.21
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