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 子供ってあなどれない。この作品は、双方とも、1974年度作品である(ただし、アマゾンは後半の半年のみ)。
 両作品の共通点は?と考えてみたが、どうも良くわからない。「レオ」には全ウルトラファミリーが登場するのに対し(いや待て。ウルトラの父と母は出てきてないかも?)、アマゾンには誰も登場しない(第1期のライダーで、歴代ライダーが出ないのはアマゾンだけ)。強いて挙げれば「滅びのムード」だろうか?
 おっと、その前に、「鬼っ子」と言う共通点があった。M78星雲から来ていた歴代ウルトラマンに対し、レオは獅子座L77星の出身。機械文明によるサイボーグ手術を行っていた歴代ライダーに対し、古代文明の秘術(呪術?)で誕生したアマゾン。両者とも、シリーズの異端児である。

 世紀末、と言えば「1999年7月」(恐怖の大王は降りてこなかったが)。だが。1974年(昭和49年)の方が、もっと「世紀末ムード」だった。以下、映画などで、これを説明しよう。

 1974年、日本人は、既に世紀末を迎えていた。世紀末のムードは、日本のすみずみに広まり、沈着冷静を失った民衆は、日夜「恐怖の大王」へのカウントダウンに余念がなかった。
 オイルショック(石油危機)。この情報を政府がキャッチすると、ただちに日本各地へ急報。
 日本沈没。それは終末の象徴映画。そのヒットには「ノストラダムスの大予言」と言う二番手が用意され、日本人の士気を低下させる。
 小松左京と五島勉の叡智を結集した、二大東宝映画!

 日常生活終焉の準備は出来た!
 ――以上、矢島正明さん(「謎の円盤UFO」のナレーター)の声で読む事。

 「レオ」は、オイルショックのあおりで特撮を縮小(設定としては、「L77星出身の為、光線技が苦手」とされた)。アクションの強化、および「特訓」が導入される。また、セブンは「変身不可能」になり、ゲン(レオ)を鍛える役になる(「かつてのヒーローがコーチに」と言う、星一徹と同じポジション)。
 「電人ザボーガー」は時間帯と路線が変更。これがピープロ特撮ヒーローの最後と言える。
 「日本沈没」はTV版も作られ、まったく同時期に、円谷プロは「猿の軍団」を制作(放送)。 この他、田中角栄首相が辞任、長嶋茂雄選手の引退、と暗いムードが漂う。この時の「世紀末ムード」にマヒしたのだろうか、その後の日本は「何でもアリ」と言う世情になっているように思える(危機管理の欠如とか)。

 ※レオ・アストラ兄弟。ここから双方の両手を合わせ、兄弟合体光線を放つ!
  後ろの2体は、兄弟怪獣「ガロン」と「リットル」。ずいぶん「うつわ」が違う気がする。個人的には、彼らの弟「デシリットル」と「ミリリットル」の復讐劇が見てみたかった。
  「3クール打ち切り」の危機に合い、かろうじて4クール目も制作されるが、その開幕(第40話)でMAC(「宇宙パトロール隊」の略、との事ですが…)は全滅。モロボシ・ダン隊長(ウルトラセブン)も行方不明となる。





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Last updated  2006.11.19 02:50:56 コメント(2) | コメントを書く
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