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「 イナズマンF
(フラッシュ)
って、どんな番組?」と聞かれたら、とりあえず「 女
が出てきて 死ぬ
話」と答えましょう(笑)。もっとも、そんな質問を受ける事は、 一生
に一度、あるか ない
かでしょうけど。
イナズマンF(全23話)は、エピソードによって出来の良し悪しに差があるのですが、まず傑作とされるのは、
第12話「幻影都市デスパーシティ」(ゲスト、久万里由香)、
第18話「レッドクイン 暗殺のバラード」(ゲスト、八代順子)、
第20話「蝶とギロチン 花地獄作戦」(ゲスト、奈良富士子)、
第22話「邪魔者は殺せ ガイゼルの至上命令」(ゲスト、牧れい)、
第23話「さらばイナズマン ガイゼル最後の日」(ゲスト、鳥居恵子)、
の5本でしょう(「さらば~」は最終回)。Fには、毎回のように魅力的な ゲストヒロイン が登場しますが、この 5 本は、みんな 死にます (毎回、死ぬ訳ではありません)。
次点として、
第7話「大決戦!イナズマン対ウデスパー!!」(ゲスト、鹿沼エリ)、
第14話「大空中戦!!合体ウデスパー戦略部隊」、
の2本を挙げておきます(14話は、ゲストに女性はいますが、ヒロインと呼べる位置には居ません)。
さて、個人の嗜好(志向)もあると思いますが、僕は特に「 レッドクイン ~」を推します。それは、「 ヒーロー 物」を 否定 しているからです(脚本は、Fのメインスタッフのひとり、 長石多可 男 監督)。
内容。
花は死んだ――。飛鳥夕子は、両親(及び、同じ村の人々)をデスパー軍団に惨殺される。生き残った夕子と幼なじみのテツヤは復讐を誓う。実行に移らないテツヤと違い、夕子は大胆な行動に出た。スナイパーとしてデスパーに入隊し、 ガイゼル総統 を 暗殺 しようと言うのだ。その第一歩として、テツヤを狙撃(暗殺)。信用を得てデスパーに入隊した夕子は、 レッドクイン と呼ばれるようになる。そして、次に狙うのは、 イナズマン こと 渡五郎 。だが、前日にハンマーデスパーに右手を痛めつけられた為、狙撃に失敗。一度は逃亡するものの、ガイゼルを暗殺しようとした時、五郎に止められる。説得する五郎に、彼女は言う「 あなたの力なんか借りない! 」――と。
毎回、この調子では困りますが、よくぞ造ってくれました。「 くだらないヒロイズム なんか 信用しない! 」と、ヒーローの存在を否定するのは、ヒーロー物にとって冒険、いやタブーでしょう(通常、ヒーロー物は、被害者がヒーローに救いを求め、ヒーローの活躍で事件は解決します)。ましてや、「 一般人 」が ヒーロ- を 暗殺 しようとするとは・・・(「元々、悪人だった」とか、サイボーグにされるなど、洗脳された場合は別として)。このエピソードは レッドクイン が 主人公 と言っても過言ではなく、専用のBGM( バラード )もあります(冒頭で夕子自身がピアノで弾いています)。アレンジ曲もあり、それがスピーカーから流れると、イナズマンを苦しめます(サデスパー参謀が、イナズマン暗殺のサポート用にプレゼントしました)。さすがは ライダーマン や アマゾンライダー を生み出したスタッフが造った番組だけの事はあります。
イナズマンFも重いのですが、 鉄人 タイガーセブン は ピントが狂って ます。

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