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と言うと、イナズマンF
とスパイダーマン(東映)だろう。
まずは、イナズマンFで登場した「ヒーローの 相棒
」、 荒井誠
。もともと悪役俳優の上野山功一が演じるだけあって、迫力は抜群。仮面ライダーの滝和也(この手のルーツ)は、演じる千葉治郎が「好青年」と言う印象だが、荒井は逆である(以後、滝のイメージの協力者が多い。千葉自身、「ロボット刑事」
の新條刑事、
「アクマイザー3」
の新聞記者・島一平を演じている)。FBI(?)の滝に対し、荒井は インターポール
に所属、特殊な組織(デスパー軍団)と戦う理由も最初に明かされている。この事により、渡五郎(イナズマン)が事件に介入したり、警察に 顔パス
な理由も納得できる。
実は、「 イナズマン 」の段階で、「渡です」と警官に顔パスだったが、説得力に欠けると言えた。もっとも、これは放送時間の問題(ディティールを追求していくとキリがない)や、本郷猛(仮面ライダー)が顔パスだった為(滝が同行していた事もあるが)だろう。
また、荒井は、銃身を切り詰めた ショットガン (もしくは ライフル )を装備しており、「人間以上の存在」であるデスパー軍団と対等に戦える事に 説得力 を持たせている(滝以降の「ヒーローの協力者」が、戦闘員とは言え「悪の組織の構成員」と対等に戦える理由は、釈然としない。荒井の存在は、スタッフの回答だろう)。
ただし、実は サイボーグ であり、そう言う意味では「 最強 のパートナー」と言える。
また、第12話「幻影都市デスパーシティ」では、「デスパー軍団に 家族 ごと 拉致 され、サイボーグにされた」、「 脱出 を図ったが、妻と娘は 失敗 した」、「脱出後、 記憶 を 無 くした」、「 デスパー と 戦う 為、インターポールに入った」事が明かされる。以後、荒井の戦いには、家族を取り戻すと言う目的が加わった。
それにしても、荒井のキャラの立ち方はハンパではない。レギュラーが2名(主人公側)しかいない為、出来た事だろう。ちなみに、荒井の衣装やライフルは上野山の持ち込みだそうである。本人も、「正義のレギュラー」は最初で最後だと思ったのかもしれない(実は、
「超神ビビューン」
で「ダイマ博士」としてレギュラー出演するのだが、白髪や白髭をつけており、一見しただけでは上野山とは分からない。また、上野山である必然性が見えず、そう言う意味で、荒井こそが唯一の存在だと断言する)。
この、主役に匹敵する荒井の存在が、後の複数ヒーローや、宇宙刑事ギャバン・シャリバンあたりの大河的なドラマ展開の先駆と言えるだろう。
次に、スパイダーマン
。全体としての構成は、各話完結なのだが、キャストや特撮部分に「宇宙刑事」への影響が見られる。
主人公・山城拓也にスパイダーマンの能力を与えるのは、スパイダー星人ガリアだが、 西沢利明 が演じている(宇宙刑事に出てくる コム長官 と同じ)。ガリアの設定自体には、 グレンダイザー の影響(故郷・家族を滅ぼされる、強力なロボットで地球へ来る)がある。
また、マーベラー(戦艦形態)からレオパルドン(ロボット)への変形シーン(オープニングに顕著)は、ギャバンのドルギランや、シャリバンのグランドバースを彷彿とさせる(直後のバトルフィーバーJの場合、戦艦バトルシャークにロボが格納されている。以後、戦隊では母艦からの発進が基本となった)。
戦隊で、飛行形態で現れてロボへ変形するタイプは・・・ない?(1号ロボでは)。1987年の「光戦隊 マスクマン 」は母艦がなかったようですが、「(5機)合体」になってますし(前作「超新星フラッシュマン」までは印象が深いのですが、マスクマンは「 長官 が 谷隼人 」、「 イガム 王子!君は 女 !」しか 記憶 に ない もので・・・。なお、この年のメタルヒーローは超人機メタルダー)。輸送母艦は、88年の超獣戦隊ライブマンが最後のようです(以後は「基地」のケース)。
いずれにしろ、ギャバンやシャリバンを見てスパイダーマンをみると、デジャビュを覚える。
一連のシナリオ(メインライター)における 上原正三 の特徴(「 裏切り者 には 死 を」)については、またいずれ。
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