+.。*ダイヤモンドパール*.。+゜

+.。*ダイヤモンドパール*.。+゜

PR

×

Profile

やまたか(*´艸'*)

やまたか(*´艸'*)

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

石塚美咲の唄種blog… 。・☆゜美咲・゜☆。さん

Comments

やまたか@ はるおかさん★ コメントありがとうございます~!(≧∇≦) …
はるおか@ だいじょぶですかー? お邪魔します? 公演、もうすぐですね☆お…
山田@ 先生! 嬉しい~!!!(≧∀≦)ノ 見て下さってあり…
先生@ うまい! みたみた!すごーく私がイイ人みたいにな…
やまたか@ まえかわさん じゃんじゃん書きこんで下さいよ(≧∀≦)ノ …

Freepage List

2009年02月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


今日はこれからお肉なんですーーー食べに行くんですーーー(*>▽<ノノ゛☆

ですからその前に皆様にしつじぃをお届けしなければと思い、せっせか書いてみたしたのでどうぞ再びお試し下さい
(´@・ω・@`)



どぞ!!








承章

『我が家に執事がやって来た』







今






目の前にある小さな花瓶を見つめ




我が家のリビングのソファに腰掛けている。




見知らぬ男性を目の前にして。








え?


そんな見ず知らずの男を何で家に入れたかって?

うーーーーーんと


ね。。。




「お嬢様。
いつまでもここにこうして座っていても、あまり意味がありません。」



「・・・とりあえずその、お嬢様ってのやめません?」



「それはできません。






・・・・・そう。


そうなんだ。


どうやら弥生さんは私たちに置き土産をしていったらしい。

自分の留守中に、何やら“出張執事カンパニー”なるものに、あたしを・・・あたしたちを託すことにしたんだと・・・・・。


そんなもんめちゃめちゃ怪しいからあたしが疑りまくるだろうってことで、お母さんは事前にあたしたち家族の情報を吹き込んでたらしく、この執事さんは見事にあたし






マジか。



お母さんめ。
全く気付かなかったっての・・・・。

連絡しようにも彼女、今はヨーロッパですからねぇ・・・どうにもこうにも・・・。



でもなぁ

ただでさえお母さんがいなくて気ィ張ってるのに、突然見知らぬ男性に「今日からあなたの執事です」なんて言われても、余計気が休まらない一方なワケで・・・・。




うん、やっぱ、お断りしよう。

そーたのめんどうだってあたしがいれば十分だし。



「・・・あの、えっとお名前・・・・・。」


「執爺でございます。」


「・・・・いや、そうじゃなくてえーと、本・・・名・・・・まいーや。
うちの母親の申し出みたいですけど、せっかくなんですがうちはけっこうなので、申し訳ありませんがお引き取り頂いてもよろしいでしょう・・・・か。」


ああも~・・・気まずい・・・。



しかし、このかろうじてまだお兄さんと呼べるかなーーぐらいの執事さんは、言葉とは裏腹に



「左様でございますか。ふむ、しかしそれは困りました。
お母様からすでに必要料金を頂いております。執事としての務めを果たさず去るわけには参りません。
どうぞお諦め下さい。」




・・・・・・・。
なんと強引な。



取りあえずあたしは、そーたの帰りを待つことにした。

きっとあたしの強い味方になってくれるに違いない。
一応、男なんだし。




**********************


「えっチョーーいいじゃん!やってもらいなよっ。」


「・・・・・・・・。」





まさかこう来るとは・・・・。


「そんな簡単に言うけどねあんた、家政婦さんならまだしもさぁ・・・。」

「だって母さんが頼んだんだろ?証拠だってあるんだしさ。ねぇちゃんだって助かるじゃん。」


・・・・・・まぁ、そりゃそうなんだけどさぁ・・・。

なんだ、
そーただっててっきり反対するかと思ってたのに。


「だって他人がうちの家族の一員になるようなもんじゃない・・・。」



コンコン。


「お嬢様、お坊ちゃま、夕食の準備が整いましてございます。」


「・・・・・へ!?」

ちょっとあいつ勝手にキッチン・・・!!!


「やたっ!俺もう腹ペコ~~~。」


「ちょっ・・・そーーた!!!」


「だぁいじょうぶだって。ねぇちゃんは気にしすぎなんだよ。」



そう言って軽快なステップでキッチンへ降りて行った。




そうなのかなぁ。あたしが色々と敏感になってるだけなのかなぁ。
・・・・それにしたってそーたは軽薄だと思う。
ありゃ絶対お父さん似ね。


そう言えばあたしもお腹は空いた。
体の欲求に逆らう気にはなれなかったし、あたしもあまり期待しないでご飯の元へ向かうことにした。

変な薬とか混ざってないでしょうねぇ・・・。


**********************


「・・・おいしい。」


見た目通りのおいしさに、思わず正直な感想が出た。

そーたはおかわり、もう3回目。
この育ち盛りめ。



「それはようございました。
弥生様より、お2人の好き嫌いは弥生様から伺っておりましたから。
本日は初日ですし早速腕をふるわせて頂きました。」



「ねぇちゃんのもいいんだけどさ、こっちは店に出てくるレベルだな!」


と、そーた。

うん、素直にすごい。男の人でこんだけ出来れば大したものだわ。



「ごちそうさま!おいしかった、それは認める。」


席を立ち、後片付けをしようとすると、


「どうぞそのままで結構です。おくつろぎ下さいませ。」


「え、でも・・・」


「後片付けも仕事でございます。
わたくしははや様の執事でございますから。」


と、ウインクを決めた。

・・・・・


・・・・・・・


だ・・・
騙されないわよぅ・・・。


********************


「マジでっ!?見たい見たい!!」


「見たいってあんた!
も~、確実に他人事として楽しんでるな・・・。
ったく芸能人じゃないんだから。」


「いやでもよ、確かにそんな会社もサービスも聞いたことないけどさぁ、このお帰りなさいませお嬢様ブームのご時世にリアル執事体験なんて滅多にできるもんじゃないって!」


「・・・・め~~い~~・・・。」


「ともかく奏太くんの言う通りだわ。
弥生お母さんが頼んだのは間違いなさそうだし、甘えちゃいなよ、その、イケメン執事様にっ♪」

「・・・別にイケメンなわけじゃないわよ、ただナルシストなだけだもんあんなの。」


「照れるなこの~~♪」

「もうめいっ!!!」



コンコン




「お嬢様、お坊ちゃま、入浴の準備が整いましてございます。」


ドア越しに執事の声が聞こえたので、あたしはめいへのちくり電話を切り上げた。。。。


*********************


「はや様、朝食の準備が出来上がりました。奏太様はもう部活にお出かけになりましたよ。」




「お嬢様、勝手ながらゴミをお出ししておきました。」



「はやお嬢様、差し支えなければ洗濯をやらせて頂いてもよろしいでしょうか。」



「ご苦労さまでございます。本日は雨でしたので、お車でお迎えに上がりました。」






・・・・・・・・・いいかも。


と、思ってしまった、思わず。


でもな・・・・。




「ねぇ、執事さん。名前教えてよ。」


「執爺でございます。」


「だはっ、違うよ、本名!」


「いえ、それでしたら名乗る程ではございませんので。」


「だーけーどーさーーー??
一緒に生活すんのに、名前不詳って不安なの。」


そう言うと、少し考え込んだ。


「・・・成る程、一理ありますね。ですがわたくしの名前は執爺ですので、それ以外の何者でもございません。」


「・・・何で執爺なワケ?爺ってほど歳だって言ってないし。てか何歳なんだ。」


「36歳でございます。
ええ。本来なら呼び名など執事で良いのですが、おい、執事などと言われますと。」


「言われますと・・・・?」


「イラッとします。」


「・・・・・・・へ?」


「けれども、執爺なら、さほど気になりません。」

「・・・・だから執爺?」


「左様でございます。」


「・・・・ぷっ、何それ、爺呼ばわりされるのはいいんだ。」


「はい。わたくし老人ではございませんので。」


「・・・あはは、変な人。あなたを選んだのはうちのお母さん?」

「はい、そうなりますね。」



「何かわかるかも。お母さん少し変わった人とか好きなんだよねぇ。」

「わたくしは至って普通でございます。」


「どーだか。」


と、あたしが意地悪い目を向けると、執爺も意地悪そうににっこり微笑んだ。


「・・・・・執爺。」



「なんでございますか?」


「あっははっ、ホントに返事した。」


「勿論です。わたくしははや様と奏太様の執事でございますから。」



「・・・・・じゃあーー・・・
これからよろしくね、執爺。」

「かしこまりました、お嬢様。」



何だか憎めない感じの執爺は、こうして、結構すんなり中島家の一員になったのでありました――――――。



続く





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年02月04日 18時31分21秒 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: