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2010年04月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
個性とは


すでにそこに存在していること。



☆。・*☆+○☆。・*★+


今日は何やら

神様たちが騒いでいるようですのう。


なぁんて入り方をしましたが山田です(o´・∀・`o)ニコッ

しっかし今日風強かったですね~。
お陰で電車パンクしそーでした。ひゃー。


さて、水曜日からマイ母がおばあちゃんちに来てまして、おばあちゃんちから私んち近いので朝バイト行く前寄ってくれるんですよ。もう今日なんか起こしてもらってすぐ「ごはーん。」とか催促しちゃったし(笑)

お母さんと話をする時はとっても会話が弾みます。
んでね、最近会話の質が上がったような気がします。
学べることがとても多いです。お互いに。
お母さんの前だからこそ私もめっちゃ本音を言うわけで。
言った上で「それ、どうなん。」てことがあったらピシャッとしてもらい。
でも最近はよく褒められます(*´ノ∀`)ゞ

私の周りの子で幸せじゃない人がいてね・・・みたいな話をしてたらめっちゃ発見したんですが、
そう言う子に共通してることは、親の愛情受けてないとかより、その子の親御さん自体が満たされてないと言うことが多いなーと。


人間の体はほぼ水で出来ているのです。
ってアインシュタインが言うように、心の泉が乾いている状態で誰を幸せに出来ようかと。
溢れんばかりだとその泉の水をいくらでも分け与えられますものね。






今日は私もおばあちゃんちに行って団欒で食卓を囲むのです。ビーフシチューをリクエストしたら作ってくれるって!
めっちゃ楽しみやー♪


てことでHAL’s Birthday


完結でございます。



頑張りました・・・まとめるのを(そこか)



あ、間違えた。

皆様!!!良い週末を~♪



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽




ハルを乗せた列車は終点のルアさんの住む街に到着した。


ハルは駅に降りると、初めて見る街を一望した。



ここに、ルアさんがいるんだ。

そう思うと、街全体がキラキラして見えた。
ルアさんの住む地区に行くにはバスに乗らなければならない。
ハルは早速バスストップへと向かった。

メモを片手に、一致する情報を探す。


「INSQARE23・・・24・・・あった!25!」


目当てのバスストップを見つけると、ハルは続いている列に並んだ。


このバスに乗り、およそ20分くらいでルアさんの住む地区に着く。


やがてバスのエンジンがかかり、ドアが開いた。
前の人に続いて、ハルもバスに乗り込む。
時刻はお昼になる手前。人はまばらにいるくらいだった。


ハルは、事前にルアさんに連絡を取っていなかった。
必要がないと思ったのだ。そんなことをしなくても、確実に会えると。
それが6年と言う歳月だろうと。


バスに揺られながら街並みに目を落とす。
ハルの住む街に雰囲気が似ていて、親近感が持てた。
街の至るところに花が添えられてあり、見る者の目を楽しませてくれる。
ハルは、帰ったらテラスに花を置いてみようと思った。
そう言えばルアさんも花をこよなく愛していた。


いくつかのバスストップを過ぎ、次がハルの降りるステーションだ。

バスが止まると、ハルは席を立った。
お金を支払って外へ出る。
太陽の陽射しが気持ち良い眩しさで降り注いでいる。


「えっと・・・3丁目だから・・・あっちか。」

地図を見ながら目的地を目指す。



最初に坂が見えた。
どうやらこれを登るようだ。


坂の途中にも、やっぱり花が見られた。

地図によると、今歩いている路地の突き当たりを右を曲がった先の、1番奥にルアさんの住む家があるようだ。


表札は『アルマフ』。


やがて角を右に曲がり、真っ直ぐ歩く。
100メートルほど歩いた真正面に、エメラルド色した屋根の白塗りの家が見えた。


自然と歩幅の速度が増す。



表札を見ると、『アルマフ』。


「・・・ここだ・・・!」



胸が高鳴るのを感じながら、ハルはインターホンを押した。



ピンポーン・・・


上品なチャイムの音が鳴り響く。


「はい?どなた?」


扉越から女性の声が聞こえた。


「あ・・・あの・・・ぼく、ハルですけど・・・。あの・・・ルアさん・・・います
か?」



「・・・・・・。」


少しの間、何も応答がなかった。


・・・・もしかしたらもうとっくに忘れられたのかも知れない・・・。

そんな不安がよぎった。


すると、ガチャリとドアの開く音がした。

中から中年の女性が顔を出した。
見覚えのある顔だった。6年前、ルアさんを迎えにやって来たその人だ。
少し歳を取った印象があるが、ほとんど変わっていない。


「・・・あ・・・こ、こんにちわ。」


ハルは頭を下げた。


女性はハルを見て呆然としている。




「・・・あなた、本当に来たわ・・・。」


驚きを隠せない様子で、女性は後ろに語りかけた。
女性の後ろから、女性と同じ年齢くらいの男性が顔を出した。


「・・・ああ。」

男性もまた、驚きの表情をしている。


「・・・・あ・・・あの・・・。」


ハルは何故この2人が驚いているのかわからず、困惑した。


「・・・・あなた・・・。」

「・・・ああ。」


2人は意を決したようにハルの顔を見た。


「・・・ハルくん、久しぶりだね。おおきくなったもんだ。
うちの親父に会いに来てくれたんだろう?さぁ、上がっておくれ。」


と、男性が家へ入るよう促してくれた。


「・・・あ、は、はい。ありがとうございます・・・。」


おっかなびっくり、ハルは敷居をまたいだ。
チラッと女性の方を見ると、彼女は微笑みかけてくれた。


通されたのは大きめのリビングだった。
北欧のイメージの家具でコーディネートされていて、お洒落な印象だ。
以前のルアさんの家に似ているな、とハルは思った。


間もなくして、女性がやってきて紅茶を入れてくれた。


「ハルくん、遠いところをありがとうね。
さぁ、どうぞ召し上がれ。」

そう言って、お菓子も出してくれた。

「あ・・・ありがとうございます・・・えっと・・・。」


「あ、私、ルリと申します。」

「はい、ありがとう、ルリさん。」


ハルがお茶をすすっていると、先ほどの男性が部屋に入って来た。
手に何か持っている。


「ぼくはビリー。前を失礼するよ。」

そう言って、ハルの前のソファに腰を下ろす。
ハルはペコッと頭を下げた。


「・・・ハルくん。これを、きみに読んでもらいたい。」

そう言って、手に持っていた物をハルに差し出す。
綺麗な白い封筒に入っている。どうやら手紙のようだ。


「・・・・・。」


ハルは無言でそれを受け取ると、丁寧に手紙を取り出し、文章に目を向けた。
その字はルアさんのものだとすぐにわかった。





『親愛なる友人、ハルへ。

きみがこの日に私に会いに来てくれることは、知っていたよ。
約束を守ってくれてありがとう。

この手紙をきみが見ていると言うことは、残念ながら私はきみに会える状況ではないと言うことを理解して欲しい。

これを書く少し前から、私は自分の体について異変を感じるようになった。
もちろん、きみに会えるよう最善のことはしよう。
だが、もし会えなかった時のために、私がきみに言った、とっておきのプレゼントと言うものをきみに渡したいと思い、ペンを取ることにした。
そのプレゼントとは、今のきみだよ。
きみは、私に会いにくると言う約束を、何の条件も無しに果たしてくれた。
そして私と、6年前のきみにした約束をきちんと果たしてくれた。
ここに来るには様々な障害があったことと思う。
だがそれをきみはものともしない不屈の精神と、勇気、それに知恵、自分を信じる心を持って私のところまでやって来てくれた。
これほど素晴らしいことが他にあるだろうか。
本当にありがとう。13歳、おめでとう。きみの未来が明るい光で照らされるよう、
どこにいても、心から祈っているよ。


神はいつも自分の中におられる。
何でも、自分自身に誓うことだ。



最愛の友人、ルアより。』



読み終え、ハルは、しばらく呆然としていた。


ビリーとルリは、ずっとハルの様子をうかがっている。


「・・・る・・・ルアさん・・・・は・・・・?」


そう問われ、ビリーが答える。


「ハルくん、それを読んだ上で、どんな真実も受け止める覚悟があるなら、ぼくの後について来て欲しい。」


ハルはしばらく黙っていたが、やがて、こくん、と首を縦に振った。

ビリーはフッと笑うと、「こっちだ。」と言って、ハルの先に立った。


キッチンを抜け、廊下の階段を上がり、2階へ出る。
穏やかな陽光がハルの体をくすぐった。


ビリーが奥の扉の前で立ち止まる。
ゆっくりドアノブを回し、中に入った。
ハルもそれに続く。
そこには・・・・・



ルアさんがいた。
老化に蝕まれた身体が痛々しく、表情も殆ど固まってしまっていたが、間違いなくルアさんだった。



「・・・る・・・ルアさん・・・・!!!」


ハルはルアさんに駆け寄った。


「・・・・・・・・・。」


しかしルアさんは何も反応しない。


「・・・・・ルアさん・・・・。」


ハルは愕然とした。


「手紙に書いてあっただろう。親父は急に老化が進んでね・・・。
ほんの数か月前までは元気だったのに、今はこの有様さ・・・。
こうなる前にね、しきりにきみのことを気にかけていたんだ。
自分がどうなろうとも、それだけは成し遂げないといけないんだと・・・。
本当にとても気にしていたよ。だがね、ぼくたちは、そんな6年前のことなんて覚えているわけないだろうと思っていた。
だけど、今日こうしてきみはここに来てくれた。親父はきっとこの上なく嬉しいだろう・・・。」


ビリーの言葉に、ハルは大粒の涙を流した。

ルアさんは、自分がどうなろうと約束だけは守ろうとしてくれたのだ。
6年も経った約束をちゃんと覚えていてくれたのだ。
ハルはルアさんの手を取った。


「ルアさん・・・プレゼント、もらったよ・・・ありがとう。
約束、覚えていてくれたんだね。ルアさん、誰よりも、ぼくはルアさんにずっと会いたかった・・・!!!」


それでも、ルアさんはこちらをみようとしない。
しかしハルは語りかけ続けた。

ずっと会いたかった、会えて嬉しいと・・・。



「・・・親父は・・・まるで賢人のように賢い人だ。きっと自分がこうなることをわかっていたんだろうな。
だからあの手紙を書いたんだろう。
必ず彼は来るから、これを渡してくれと言って・・・。」

ハルはずっとルアさんの名前を呼んだ。
例え、ルアさんが応えてくれなくても。


「・・・・ル・・・。」


「・・・・ルアさん?」


ルアさんが、言葉を発したように聞こえた。


その時、ハルの中に何かが入って来た。

それはとても暖かい陽射しのような感覚だった。



言葉ではなく、心で、全身で感じ取った。


確かにルアさんは言った。


『ハル、会えて嬉しい、ありがとう』



と・・・・・。







終わり。





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Last updated  2010年04月02日 18時18分38秒
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