YUKIとMIIのパラレルワールド!!!

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

光幸。

光幸。

Calendar

Favorite Blog

こども部屋  namenekoさん
一輪の蓮華 双葉蓮華さん
あ る 日。 MITUKI1427さん
2005.06.08
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
オレの名前は琴奈 幸(ことな ゆき)

ごく普通の高校2年生

友達と遊んで彼女作って満喫する高校生ライフを送ろうと思っていた……

そんなオレにあんな事が……









4月10日、月曜日。天気…晴れ

この日は春休みが終わり、始業式の日。

オレは新しいクラスへの期待に胸を膨らませて学校へ向かっていた。

??「よう、ゆき!」

そう言ってオレの背中を叩く奴がいた



何もなかったかのようにカズは笑った。

こいつの名前は服部 和麻(はっとり かずま)オレの幼なじみで腐れ縁が強いやつだ。

和麻「っお!今日は気合い入ってんな!」

カズはオレの頭を見た

幸 「まぁ~な。今年こそ彼女作んねぇ~とな!」

今日は無造作ヘアーにしてきた

幸 「お前の髪はいいよなぁ~自毛が赤くて」

カズはどっかの外人とのクオーターらしい。

だから毛がもともと赤い。

和麻「いいだろぉ~♪」

ツヤのあるワックスをつけた赤毛をチラつかせてきた



和麻「今日はなんかあるらしくて先に行っちゃったぜ」

あや姉とはカズの姉で本名は服部 彩(はっとり あや)。

たぶん、人混みの中でもあや姉は一発でわかるだろう……

なぜかって?そりゃ……

登校中の学生が集まっている道に一人、小動物みたいに動き回る長い赤毛の女性がいた



彩 「っあ!ゆきにカズ!おはよぉ~」

目を回しながらノホホンとした声が耳に入った

和麻「今日は姉ちゃん何やってんだ?」

ため息混じりでカズが聞いた。

あや姉は頼まれると断れないたちなのだ

彩 「新入生にスピーチする生徒会長がまだ来てないのぉ~」

和麻「はぁ~~……あっそう。じゃ、頑張れよ。」

そう言ってカズはあや姉の前を通ろうとウル目のあや姉……

幸 「……観念しろよ、カズ……」

オレはカズの肩にポン!と手を置いた。

あや姉は他人には何も言わないがオレ達にはこうやって目で訴えてくるから参るよ……

和麻「はぁ~~……わかったよ。で、オレ達は何すりゃいんだ?」

さっきまでウル目だったあや姉の顔はニパ!っと満開の桜の花のように花開いた

彩 「じゃぁ~ねぇ~……」

っま、これはまだ序の口……まだ寿司で言うとたまごのレベルだ。

まだマグロやトロが出てくるのだ……








和麻「あの生徒会長、後でぶっ殺す!?」

半分キレていたカズと一緒にあや姉とオレは校門まで走っていた

幸 「確かにアレは死ぬべきだ。散々探させて『腹痛いんで休みます』はぁ?ぜってぇ~サボりだ」

チャイムが鳴るまで後一分をきった

和麻「姉ちゃんがギリギリまで待つって言うからだぞ!?」

彩 「ほえ~~。ごめぇ~~ん~~。」

校門が見えてきた

幸 「よし、おっさき!!」

和麻「はぁはぁ……あぁ~~卑怯!?」

オレは持てる力の全てを使いきり走った

後少し……すると、その校門の前に車が止まり、その中から人が出てきた

幸「ヤバッッ!?」

オレはブレーキがきかなくなりその人にブツカリそうになった時、地面が一回転するのがわかった。

────ズダン!?

鈍い音が響き腰に痛みを感じた

幸 「イテテ……」

腰の痛さを我慢しつつ顔を上げるとそこにはうちの制服を着た長い金髪の女の子が学校へと歩いていた

状況のよく分からないオレはただ見ているだけしかできなかった

和麻「おぉ~い!?ハァハァ……ゆき速すぎ……なんかさっきあの女の子に内股かけられてたけど……何が起きた?」

体は息切れで死んでいるが、目だけは生き生きとしているカズはたぶん誤解しているだろう……

幸「お前が考えてるような事はしてない!?ただ、あの子とブツカリそうになったとき地面が一回転して腰ぶつけただけしかわからん。」

オレはいつまでも下ろした腰を上げ、制服をパンパンと叩いた

幸 「あれ?あや姉は?」

さっきまでオレの後ろにいたはずのあや姉の姿がなかった。

オレはキョロキョロと周り見渡していると

和麻「ああ……あや姉ならお前よりずっと前にいて先に校門入ってったぞ」

幸 「マジで!?」

和麻「マジで」

あや姉はたまに信じられない事をする……

みんなが見ている前ではおっちょこちょいの部分が多いが、誰も見ていないところでは隠されたパワーを発揮するのだ。

今のもその一つだろう

和麻「早いとこ、生徒玄関行かないとクラス発表終わるぞ」

幸 「わかってるよ。さっさと行こうぜ!?」

そう言ってまたオレが先頭きって走った








2年A組教室

和麻「あぶねぇ、あぶねぇ。あと少しで遅刻するところだったよ」

カズは自分の席にカバンを置いてオレの席の前に来た

幸 「てかまたお前と同じクラスかよ。これで11年間一緒のクラスかよ」

和麻「まあまあ、いいじゃんか。それより、うちのクラスに転校生が来るらしいって!?」

幸 「ふぅ~~ん。」

和麻「あら?興味無し?」

大抵、高校で転校するやつなんて男がほとんどだ。

和麻「ふっふ~ん。聞いて驚くなよ!?転校生は女の子だぞ!?しかも半端なくカワイイらしいぞ!?」

幸 「ふぅ~~ん。」

和麻「あら?またですか?」

その手の子は競争率が高い。

しかもこの学校にはオレよりカッコイイ奴なんてカズも含めてゴロゴロいる。

そうとう物好きでない限りオレに振り向くなんてありえない。

和麻「っま、お前にその気がないならオレがいただく。っあ、先生きた」

今年は女の先生か……

先生の姿を見た後、視線を反らし、空を見た。

太陽は隠れる程の暗い雲。何重と重なった雲は今にも大粒の雨を降ろうとしていた

オレ傘持ってきないんだよなぁ……

そう思っていると

全員『オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!!』

その歓声の元はなんだと、オレは教壇の方に視線を向けた

何やら先生は黒板に字を書いていた。その隣に見覚えのある姿……

長い金髪に綺麗な顔……

スラリとしたその体……

もしかして……

幸 「あああああぁぁぁぁぁぁ!?!?」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.06.08 12:58:04
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: