瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/06/17
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カテゴリ: 牧師の視点
 高知女子大の社会福祉学科で「精神障害者として生きる」という題で講義らしきものをしました。19~20歳のお嬢さん方を前にした講義は、少し気恥ずかしくもありましたが、冷房完備の教室では思っていたことを十分に伝えられたと思っています。

 彼女たちが働く職場では、世の差別や無理解との闘いになると思います。ノーマライゼイション、障害者を社会の一員として認めるのは、理念としては正しいのですが、障害者が町の中で生活するのには、具体的な障害が多すぎるのが日本の現状ではないでしょうか。
 あるいは精神障害者は多くの人にとって「何をするか分からない人」なのですが、それを口に出して言うことは許されない時代になったので、誰も口に出しては言わないだけです。例えば、グループホームを町の中に造ろうとすれば、必ず反発が起きます。理念や法的に問題がなくとも、周囲の無理解の中でグループホームを立ち上げれば、村八分にされて苦労するのは障害者自身です。
 障害者福祉の課題は、周囲の無理解や差別から障害者を守ることにあります。おそらく障害者差別をなくす運動、啓発運動では効果が上がらないでしょう。理性や知性や信仰のレベルの問題ではなく、生活感覚のレベルの問題だからです。人間の生活感覚に根ざした思いこみは、体験を積み重ねることでしか解放されないのです。地道ですが実績を一つ一つ積み重ねるのが、最も賢明な道だと思えます。急がば回れ、焦らず忍耐する、それが私が彼女たちに訴えたかったことです。







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最終更新日  2006/06/17 11:13:55 PM
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Re:高知女子大、社会福祉学科での講義を終えて(06/17)  
小松 利行 さん
今、アメリカ合衆国で中東からの帰還兵が精神がずたずたになって、自殺したり殺人事件を起こしたりして問題になっています。この問題は、たぶんベトナム戦争ときと同じだったと思います。日本でも、明治維新からこの問題はありました。靖国神社はその心を安静するためにつくられました。そして、各都府道県に護国神社を作って兵士を暴走させずに日常の社会復帰の場としたのです。もちろん、音楽療法として、唱歌をつくりこどもたちに歌わすことなどをしました。フォークソングも人のストレス(心の傷)を癒す役割があるではないでしょうか?天皇の話を少しだけしたいと思います。あの戦争は、”欧米列強に植民地化されたアジアを開放せよ”と当時の大手新聞が扇動したことで天皇は国民に迫られました。浜口首相(高知県出身)が暗殺され、戦争を止めることができなかったのです。歴史を見れば、中国に首都を遷都するが東洋の常識ですがそれをさせなかったは、天皇です。天皇は、この戦争は、あくまで開放が目的であると通しました。このことを少し考えてください。2・26事件の青年将校たちも、現状の腐敗した政治家たちと汚職を打破したいと真面目に考えて行動しました。学生運動で国会に突入した学生たちはどうでしょうか?国旗の中心は赤です。気づいていましたか? (2006/06/18 01:00:05 AM)

どっちんさんも小松さんもためになるお話です。  
もっさん さん
http://blog.goo.ne.jp/moth3


高知女子大で講義されたということですが、講義のほうにも非常に興味があります。精神科に勤めていた看護師としての視点で色々考えさせられるものがあります。“精神科疾患に罹患している患者は、何をするかわからない”ということですが、確かに周囲の人間の理解は事実のようです。グループホームや病院を建てると反発が出るのも事実です。ですが、患者や住民のせいでもないと思うようになりました。一つこういう話があるのでお話しておきます。

私の家にこられる某薬局救急箱メーカーの社員さんのお話です。
「家の近くに、精神科の病院がたったんですけど、実際どうなんですか?危なくないんですか?私達は怖いイメージがありますが、説明していただけたら理解は使用と思うんです。でも、何の説明もなしに一方的に建てられると普通は怖いでしょ。」

つまり、経営者側にも責任があるということです。これは、病院の経営者が利益主義のみに走っている結果ではないでしょうか。近隣住民などどうでも良い。患者を獲得し、利益を上げることができればそれでよい。そういう考えである以上、近隣住民に理解を得られるわけがありません。差別がなくなるわけがありません。むしろ、反感とともに助長されるのではないでしょうか。私は、以前から経営者の問題を挙げています。経営者が経営改革に向かうよう仕向ける必要があるのです。つまり、病院の株式化です。どっちんさんの急がば回れという言葉は、この件に関しても非常に重要な考えだと思います。地道に実績を重ねる一つとして、この株式化構想は持っておかねばならないと思っています。 (2006/06/18 09:52:46 AM)

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