瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/07/21
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カテゴリ: ブログ
 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を示した言葉を記した元宮内庁長官の故富田朝彦氏のメモが公表されました。東京裁判は勝者による敗者への復讐以外の何物でもないと思えますが、それが国際政治の世界です。処刑されたB、C級戦犯の人たちの苦しみ、残された遺族の方の悲しみは私たちの想像を超えるもがあります。A級戦犯は日本を戦争へ導いた政治的責任を問われたのですが、当時の国際法には戦犯を裁く法的根拠はありませんでした。もし、戦争責任を問われるのならば、国家元首であり、大元帥であった昭和天皇が戦争責任を問われるべきでしたが、アメリカ大統領の政治的判断でなされませんでした。そういう意味からすれば、昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示すのは論理的矛盾だと思います。「だから私あれ以来、参拝していない、それが私の心だ」との言葉は、自らの戦争責任を含めてなされた言葉ならば私たち国民にも納得のいく言葉です。
 靖国神社、「靖国」は「国を安らかにする」という意味ですが、は天皇の詔によって建てられた国事殉難者を祀るための特別な神社です。戊辰戦争、西南戦争などの国内の戦争では、明治政府側の犠牲者しか祀られていません。海外で行われた戦争でも日本軍人、軍属しか祀られていません。現人神のために命を捧げた靖国の英霊を祀り、遺族を慰めるための神社でした。近代国家では武士階級、貴族階級が独占してきた職業軍人の世界も市民に開放され、徴兵された兵が軍務に付くようになりました。国家は兵隊が国家のために身命を投げ捨てることを必要としたのです。お国のために殉死した人を顕彰する施設が必要とされたのです。
 靖国神社は進駐軍と日本政府との妥協の産物です。キリスト教の信仰からすれば、靖国神社は宗教とは言えませんが、靖国の英霊を祀っている以上宗教です。宗教である以上、政教分離の憲法の規定で政府は靖国に干渉するわけにはいきませんが、靖国神社も政府との関係を絶たなければなりません。戦前、靖国神社は宗教を越える存在として理解されていました。靖国神社参拝は宗教の如何を問わずなされていたのです。キリスト者も靖国神社崇拝に矛盾を感じてはいませんでした。戦死者を祀る靖国神社を国民は宗教を越える存在と理解していたのです。戦後、靖国神社は宗教法人を隠れ蓑にして靖国参拝を既成事実化してきました。千鳥ヶ淵墓苑も無宗教とはいえ事実上は自衛隊が管理しているそうです。政教分離の原点に戻り、靖国神社と国家との特別の関係を絶たなければなりません。
 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を抱き、靖国神社参拝を拒否されたことが明らかにされたのは、日中政府の関係改善としてA級戦犯分祀を具体的に考えている政治勢力がいるということです。中国、韓国の排日姿勢は遠交近攻、遠い国と親しく交わり、近い国を攻める策と思われるので、事態の根本的解決になるのかは不明ですが、自民党の後継総裁が対中政策を見直す機会にはなると思います。中国の国内問題、貧富の差の拡大からくる社会不安に対し反日カードが使われているようですが、中国も対日政策を変えようとしているのかも知れません。

瀬戸キリスト教会








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最終更新日  2006/07/21 02:18:52 PM
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永田 博 さん
堀さん
ブログにコメントありがとうございました。

昨日は素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございました。
堀さんの体験談から人生というものの生き方が分かったような気がします。

P.S
全く関係の無い投稿にコメントして申し訳ありませんでした。
(2006/07/21 05:06:11 PM)

コメントのお礼  
永田 博 さん
堀さん
ブログにコメントありがとうございました。

昨日は素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございました。
堀さんの体験談から人生というものの生き方が分かったような気がします。

P.S
全く関係の無い投稿にコメントして申し訳ありませんでした。
(2006/07/21 05:25:59 PM)

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