How Deep Is Your Love

How Deep Is Your Love

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

MILANO‘S REVIEW 水無月ミラノさん
しーくれっとらば~’S 結城まりもさん
BL主腐日記 ピーチシルクさん
miの囁き部屋 mi'さん
SOLILOQUY rumi0503さん

Comments

ひびき0503 @ Re[1]:やっとぷー(10/03) らむママさん 本当にこんなとこにきてく…
らむママ@ Re:やっとぷー(10/03) ひびきさん、こんばんはー! お子さんす…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
ひびき0503 @ Re:うわっ!すごい(01/19) rumi0503さん >その曲、うちのチビが大…
rumi0503 @ うわっ!すごい その曲、うちのチビが大好きなんですよ! …

Calendar

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2005.03.28
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
実は、今日手にとったのは...
あの20巻だったんです。
よっぽども一度引きなおそうか、と思ったんですけど(笑)

これは、みなさんそうだと思うんですけど
それこそ何回も何回も。読んでます。
昨年の40巻も、毎日毎日例のシーンを読んでは
きちんと泣いてから、精神統一して(?)作品つくってましたし(笑)

20巻はミラ系腐女子の皆様それぞれに思い入れが
深い巻ですよね...






 懐かしい体臭に、ようやく気がついた。匂いは記憶を呼び戻し、心を安らげて、切なく焦がす。かすかな汗の匂いすら、高耶を落ち着かせるムスクのような。
 橘義明という名の肉体だけがもつ、
 たったひとつの------......。
「............」
 高耶が唇を開いた。
 ようやくその名にたどり着いた。
 愛しさを眼に溜めて、直江はうなずいた。
 そして包み込むように抱きしめた。
(同じだ......)
 高耶は体中で確かめる。
 炎の中で自分を抱きとめたのと。同じ腕だった。






------好きだから......。
 ふだん聞いたら軽薄な言葉なのに。
 こんなにあたたかくありのままを肯定する。
 傷に静かに染み込んでいく。その感じを、高耶はじっと噛みしめる。





 高耶は涙を落とす。肉体はいつかはかならず滅びるとわかっていても。仮の住処だとしても。この体が大切だった。直江よりもきっと、自分の方が、この体を失いたくなかった。
「オレのものだ」



「この傷も------すべて、オレのものだ」





(俺だけの怪物≪ファントム≫.....)
 なにも考えられずに眠る幸福を、きっといま、彼は味わっている。
 自分が与えてやれる幸福は、この程度だったかもしれない。




(もう......わかったから)
 この男が本気であること。本気でここに一生ふたりきりでいるつもりであること。上杉も≪闇戦国≫もすべてを捨てて。どこにもいかず、この小さな空間に。
 (オレとふたりで......)



この巻は...書き切れません...!
とにかく大好きな巻のひとつです。


(出典:集英社コバルト文庫 炎の蜃気楼シリーズ 第20巻 桑原 水菜 著)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.04.21 16:50:45
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: