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2015.02.11
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★★★★
密かに日本に持ち込まれた猛毒クラーレをひょんなことから気弱な男が拾ってしまう。自分は実は世の中で一番強いのだと錯覚し、なにを思ったか巨人対阪神戦に沸く東京ドームで塗った矢により殺人を起こしていく。5万6千人の大観衆の面前にもかかわらず犯行現場の目撃者は皆無でクラーレの出所もわからず凶行は繰り返される。後半は実行犯よりも腹黒い人物がクラーレによる殺人を利用しようとし、物語が一気に急展開していく。果たして結末は…。本作は完成した日本初の東京ドームに合わせて企画されたものらしい。実に25年以上も前の小説なので出てくる選手や監督が原、篠塚、岡田、王監督、村山監督と往年の名選手や監督で懐かしい。この年代を知っているだけに自分がいかに年をとったんだなぁって想わせてもくれました。終わり方にはちょっと不満は残りますが実行犯を超悪者にしたくなかった著者の気持ちもわからないわけじゃない。次作ももちろん読みますよ。まだまだ読んでない作品が沢山あるんですから。期待してます岡嶋二人さん。





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最終更新日  2024.05.03 19:31:31
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