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2017.06.20
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★★★
薬丸岳の刑事の約束を先日読む終えて、次は何度か唸らされた作家である百田尚樹の小説を軽い気持ちで読んでみた。

安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か。愚かなのは誰か。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。(BOOKデータベースより)

なんと最近遅読傾向にある私の読みスピードですが、本作品はページ数が少ないと言うのもあるがあっと言う間に一日で読み終えてしまった。凄くのめり込んだわけでも無く、桁外れに読みやすかったわけでも無いのに何故だろう?それは今の現代社会を皮肉った物語だからかもしれない。物語の主人公は語り部でもある小さなアマガエルたちで、彼らが平安の地を求め、長い苦難の末にたどり着いた地は、モーゼ十戒ならぬ三戒という戒めを守ることによって永遠の平和を手に入れたカエルの楽園であった。それを観察するのはソクラテスとロベルトという2匹のアマガエルで、彼らの問答が読者への問題定義をする形になっていてページをめくる手が止まらなかったのだろう。これも作者の読者に対する上手さなんだろいなぁと感心させられたが、海賊と呼ばれた男の様に心にも残らないし、読後感も良くなかったのは私だけなんでしょうか?





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最終更新日  2026.04.14 19:40:13
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