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『クジラの子らは砂上に歌う』 1~8巻作者:梅田阿比砂だらけの世界を「泥クジラ」と呼ばれる船で生きる人たちの群像劇です。彼らは船以外の人と会うこともなく閉じた世界で暮らしているのですが素直でやさしく、ノアの箱舟的な楽園?らしさがあります。しかし、「泥クジラ」の住人ではない感情の無い少女リコスとの出会いそしてリコスの住む国からの理不尽な暴力に晒され大きく話が動いていきます。「泥クジラ」の正体。そしてそこに住む人々。「印」と呼ばれる短命ながらも超能力を使うことができる人々。力を持たない「無印」と呼ばれる統治者たちの秘密が徐々に明かされ彼らは生き残る道を必死に探しています。背景、小道具、キャラクターが違和感なくその世界を描写していて砂だらけの世界に引っ張り込まれますね。多数のキャラクターの描写もしっかり掘り下げていってくれるのでこれは誰だっけ?という事もありません。大きなシナリオの合間のエピソードの選択も見事だと思います。というわけでオリジナル?ファンタジー好きにはたまらないと思います!田村由美さんの『BASARA』なみか…!8巻ではまた次のステージへとつながった感じで、これからも波乱に満ちた旅が続きそうですね。早く続きを読みたい!
2016.12.14
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『応天の門』6巻著者:灰原薬【新品】【本】応天の門 6 灰原 薬 著毎回とても楽しみにしている作品です。今回は前回の続きの昭姫さんのお話。道真の唐への憧れがかわいいですね!そして融様のお庭造り。融様の庭園にかける情熱が実に熱い!以前少しだけ出てましたがここまで熱いキャラクターだとは…。主人公の道真や業平様も実にイイキャラクターなので読んでいてすごく楽しい。でもこの作品がさらにすごいところは実に平安らしいってことですよね。それぞれの考え方や事件の背景なんかに実にリアリティのある平安時代を感じる事ができます。しかし、ずいぶんとキャラクターが増えてきました。おかげで白梅の出番が少なく…なってきたような。宣来子様と合わせての登場も多くどちらもかわいいだけに心配です…。そんな感じの6巻でしたが今までの陰謀劇はお休みな感じですね。最後ちょっと滲み出ててきになりますがw
2016.11.17
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『少女終末旅行』4巻著者:つくみず【新品】【本】少女終末旅行 4 つくみず 著終末を迎えた世界を二人の少女が旅をする。その旅には目的もなく、世界に何かしらの影響を与えるという事もないから日常系といわれるスタイルなんだろうなぁ。世界の描写が丁寧ですね。世界はもう終わりの直前、引き返せない感じが滲み出てくるみたいです。そして二人の少女、チトとユーリが実に元気に生きている!彼女らの掛け合いや、稀に巡り合える人との関わり合いがくすっと来てしまう面白さ。今回は人?とはちょっと違いましたが!(でも共感があれば関係ないよね)。そんな二人と世界のギャップが、なんだか重苦しく悲壮感さえ感じます。でものめりこんでしまう。終わりだからこその作品ですが…彼女たちの旅が終わらないといいなぁ。
2016.11.14
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『忍びの国』著者:和田竜みんな大好き忍者です!本屋をふらふらしていたら映画化とアピールされていました。和田さんの『村上海賊の娘』はとても面白かったので期待して読みました。問題は直前に『レイリ』(著:室井大資、岩明均)を読んだこと!最初は登場人物が多いのもあり微妙にどこ?だれ?と混乱してしまいましたwさてこの話は織田信雄(作中では北畠信雄で統一してたのかな?)と伊賀との戦い(天正伊賀の乱)をベースにしているようです。文章の合間に入る文献、おもに伊乱記からの引用がいいですね!リアリティがあるというか、確固たる世界がはっきりしていて読みやすいです。そんな世界だからこそアクションがすごく映えますね!漫画やアニメ的な要素の動きが違和感なく世界に溶け込んでいました。実にエンタテイメントですねw映画が楽しみです!
2016.11.13
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『げんきな日本論』著者:橋爪大三郎、大澤真幸げんきな日本論 [ 橋爪 大三郎 ]著者の二人が18個の疑問?に対談形式で切込んでいくという歴史の本。18個の疑問に「なぜ日本の土器は、世界で一番古いのか」があり気になったので購入。そもそも世界で一番古いのを知りませんでしたが…。疑問は年代順になっているようで「なぜ日本の土器は、世界で一番古いのか」は最初。頭から読んでいきました。成程!という話を二人がしていくわけですが…なんだろう、痒いところに手が届かないってわけじゃないけど…かいたらその先も痒くなったみたいな?トリビア本ほどじゃないけれど微妙な物足りなさがありました。しかも途中から「プリミティブ」という単語がやたらと飛び交う!プリミティブプリミティブプリミティブ。プリミティブってそんなにたくさん意味があったっけ?みたいに混乱しました。これは難儀な本だなぁと中々進まなかったのですが「武士」あたりが出現するころから雰囲気が変わります。深いよ!もう背中全面かき回す感じ。二人の得意分野なのか自らの考えをどんどん重ねてきます。この辺りからは本当に面白くて最後まで一気に読んでしまいました。ボリュームもあって結構満足。ただ、この本は対談なためか具体的な根拠等はどうしても紹介しきれずさらに一人の仮説に対して、もう一人が仮説を重ねるようなところも。あんまりがっちりとした歴史の話って思っているとちょっと違うかもしれませんね。あと最後までタイトルの意味がよくわからなかった。
2016.11.09
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『放課後さいころ倶楽部』1~7巻作者:中道裕大放課後さいころ倶楽部 1紹介されて読んでみました。とりあえず目についた7巻まで。内容はボードゲームやカードゲームを紹介していく感じ。ルール説明や戦いに重点が行っておらず、楽しそうなプレイの様子を書いています。微妙にズレたキャラクター達が実に面白そうに遊んでいて楽しくなってきます。そして自分でもやりたくなる!問題は1巻あたり4作ほど紹介されること。どれも面白そうなので選ぶのが大変そうですね…。いっそ全部買う…買えるか…?あと作中でオリジナルのボードゲームを作成しているエピソードもあり。7巻まででバージョン2が紹介されていましたがこれも完成したらやってみたいですね。販売されないかなー。因みに7巻ですごく終わりそうな雰囲気。もう最後の最終回臭…そしてくる「完」の文字…。でもあとがきで一区切り、今後も続くと出て一安心!どうやら8巻もすでに出ているようなので書店をまた廻らねば。
2016.10.27
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『山賊ダイアリー』7巻山賊ダイアリー 7巻作者:岡本健太郎まさかの最終巻でした!1巻から追っている楽しみにしていた漫画だったので少し残念ですね。実体験をもとに書いているそうですが実に楽しそうに狩猟をしていてやってみたくなる。そんな漫画ですね。今回も狩猟中に遭遇?した面白エピソードが実にイイですね。鳴き声で動物を呼ぼうとしてみたり。謎の車を追ってみたり。因みに次からは『山賊ダイアリーSS』というものが連載されるようです。内容はキャンプ!おや、最近そんなまがを読んだ気が…?でもこっちは、なんだかよりサバイバルな感じのようで…。でも、岡本さんはどこでも、なんとでもなる気がするので安心ですかね?
2016.10.25
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『ゆるキャン』1~2巻作者:あfろゆるキャン△(1) [ あfろ ]存在することなく、空間を消滅させる悪魔の書。恐ろしい漫画でした。というのもこの本、友人から半年くらい前に紹介されました。そこで書店に行くたびに探してみたのですが…これが見つからない。見つからなければ気になるわけで…目につく本屋、古本、探すわけです。見つからない。お店を出るときには何故か、数冊の漫画。でもその中にはない。そんな本でしたがようやく入手に成功しました!内容は女の子がそれぞれキャンプをするというもの。しかも微妙にシーズンオフ。秋から冬にかけての空気感がすごくイラストにでてます。その中楽しそうにキャンプをしている姿は実にイイですね。私もキャンプに行きたくなりましたw特に湖の周りでのキャンプよさそうですね。自分は夏の林間キャンプ場しか言ったことがないので気になります。漫画の中ではいろいろ準備やキャンプをしつつの説明もあってなんだか行けそうな気がします。その説明もめんどくさくない感じで読みやすいですね。…でもいきなり冬はきついかな…?ところで登場人物の住んでいるのは身延線沿い?山梨県には今年何度か行きましたが、まだ近くには行けてないのかな。とりあえず私が山梨に行くと雲に覆われて富士山はみえないのですが…雪が降る前にはもう一度くらい行けるといいなぁ。
2016.10.17
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『日本人が教えたい新しい世界史』著者:宮脇淳子日本人が教えたい新しい世界史 [ 宮脇淳子 ]岡田英弘さんの『歴史とはなにか』を解説した本です。歴史の定義、歴史の意義、そして歴史の作られた目的について分かりやすく書かれていました。それ以外にも歴史を作っていった国の話、教育の話、国民国家と歴史の関係なんて話が面白い。ヘーロドトスや司馬遷て名前がでるのもワクワクしますね!「それぞれの国の国史を集めたものが世界史ではない」とか世界史に対する考えがすっきりした気がします。
2016.10.12
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『MELTY BLOOD』1~9巻作者:桐嶋たける【古本】MELTY BLOOD 1/桐嶋たける【中古】 afb「渡辺製作所」が同人ゲームとして作成した『月姫』の格闘ゲーム『MELTY BLOOD』のコミカライズです。『MELTY BLOOD』はまともに遊んだ初めての格闘ゲームでした。アクションゲームとか動きの速いゲームは苦手だったんですがこれは延々とやってましたねぇ。結局全部のシナリオはクリアできたか微妙ですが…。一番好きだったのはネロ先生、次いでシオンでしたねー。とにかく懐かしかった…!ストーリーも結構おぼろげな状態だったので楽しく見れましたしなにより、キャラクターが格闘ゲームの動きをしている!!結構一気に読んじゃいました。ところでメインのシオンの話は6巻で完結。まさかの7巻からは遠野家側の話に!なんだか背表紙が違うなぁとは思っていたんですがうれしい誤算。実にグダグダな感じがよく出ています。……『MELTY BLOOD』でまた遊びたくなってきた。
2016.10.04
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『惑わない星』1巻作者:石川雅之惑わない星(1) [ 石川雅之 ]『もやしもん』の石川さんの作品です。今度は星の擬人化!人類が未来に希望を持てず生きている未来。しかしそんな事とは全く関係なさそうな地球の体調不良。地球を助けに来る様々な星たち。1巻ではそのような背景がほとんど同じ空間で語られています。石川さんらしい感じですね!相変わらず書き込みとか絵作りはガッツリしています。が、今後どうなるという話の流れはさっぱりですね。最後結構大変なことが起きそうでしたが、星にも人にも。でもこれはあんまり本筋と関係なさそう?というわけで次が楽しみです。
2016.10.03
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『バイナリ畑でつかまえて』作者:山田胡瓜バイナリ畑でつかまえて [ 山田胡瓜 ]作者買いです。先にあげた『AIの遺伝子』を読んですぐ買いに行きました。前半は2ページくらいで1話のオムニバス形式です。一つのガジェットに焦点を当てて構成されていて実にSFです。なんだかショートショートを読んでいる感覚で面白く短いのに何度も読み返してしまいました。2ページで文字も多いわけではないのにあんなに情報を詰めれるものなんですねぇ。後半は実にタイトル通りのAIテーマの読み切り作品です。ぐっときます。この話のがあるから一冊の本としてすごくまとまった感じも。あと、最強の将棋PG「ponanza」開発者との対談も面白いです!
2016.10.01
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『AIの遺電子』1~2巻作者:山田 胡瓜AIの遺電子(01) [ 山田胡瓜 ]SFブラックジャック!これは面白いですね。2巻まで一気に読んじゃいました。世界の考察もしっかりされているようで読み応え有ります。お話も一話完結で読みやすいです。しかもヒューマノイドの倫理をまっすぐ扱ってくれる。特にいい感じなのが「MICHI」なるAIが管理してると思われるその世界。職を作るための制度、ヒューマノイド・AIの制限等ディストピアとも取れる状態を書いています。でも決してディストピアを書いているわけではなく、温かさがあります。さて。この「MICHI」アップデートが今後控えているらしく主人公の須藤さんも関わっていきそうなので今後の展開が楽しみです。あと看護師?のリサかわいい。
2016.09.28
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『亜人ちゃんは語りたい』4巻作者:ペトス亜人ちゃんは語りたい 4巻ついに4巻!相変わらずかわいいキャラクターたちですね。そして亜人たちへの考察も進んでいきます。高橋先生が小鳥遊さんに「それが分かるとどうなるの?」と聞かれて「たのしい!」って答える。そんな関係が微笑ましいですね。亜人の特性を考察するような話ではかなりのペースで新キャラクター登場という事になりそうなものです。しかし4巻ではしっかりと各キャラクターに時間を取り掘り下げていってくれました。それが十分面白く書かれていくので、今後も時間を取って書いていってほしいなぁと思います。ところでこの巻の最後のほう…まさか最終回じゃ!?って流れだったんです。ああ終わるのかぁと読み終えて次巻予告!2017年3月です!良かった!
2016.09.22
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『秘密のレプタイルズ』1巻作者:鯨川 リョウ送料無料/秘密のレプタイルズ 1/鯨川リョウ爬虫類、両生類の飼育コメディです。強烈なキャラクターとともにアピールされる彼らの姿がいいですね。昔ヒョウモントカゲモドキで悩んだことがありますがまた飼いたくなってきました。ヒーターとかいろいろ入用で現環境では難しのデスガ…。さて主人公が飼うことになったのがレオパードゲッコー。え、ヒョウモントカゲモドキですよ!英名?学名?がそんな名前だったなんてしらなんだ。…かっこよくなっとる。あとトカゲモドキって瞼を持つヤモリのことだったんですね。トカゲモドキというからトカゲではないんだとは分かっていましたがちょっと複雑。とまぁなんと勉強になる漫画か!それにしても主人公の部屋が広くてうらやましい。あれならもしかして、イグアナ行けるんじゃ!?今後もどんな子を飼っていくのか楽しみな漫画ですね。あとこっそり?入るダジャレも好きです。
2016.09.21
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『地球のおわりは恋のはじまり』2巻作者:タアモ送料無料/地球のおわりは恋のはじまり 2/タアモ『たいようのいえ』のタアモさん新作2巻です。「このままでは地球が終わるわ!」良いことがあったらそれ以上に悪いことになると思い込んでいるネガティブ指向なヒロインが相変わらずかわいらしい。ネガティブなんだけどあんまり嫌な感じではないのは会話のさせ方がうまいからでしょうか。2巻では登場したキャラクターの説明が結構入ります。その辺にちょっとストーリーの疑問があったりしますが…キャラクターがかわいいので何も問題ありません。このまま王道を進んでくれると信じているので今後も楽しみです。ところで作中に登場する折り紙…実際に折って書いているとのこと。恐竜とか3時間!?かかったそうで、次にどんな折り紙が出るのか気になりますね。※画像の手軽な挿入方法を教えてもらいました。文字だけよりも見た目いいですね!画像の編集に手間がいらないのも素晴らしいです。
2016.09.15
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『たーたん』1巻『初恋の世界』1巻作者:西炯子『娚の一生』とかで有名な西さんの本。実はまだ読んだことがなかったので同時発売セットで購入。『たーたん』本当の親子ではない二人の話。娘はまだそのことを知らない。しかし本当の親はもうすぐ娘を迎えに来てしまう。ヘタレな主人公、上田君は真実を娘に告げる事が出来るのか…!いいですね。こういうシチュエーション好きです。年上の恋の話をよく書いている?ようなので妹尾さんとの展開も気になります。『初恋の世界』こちらは本命?40歳のカフェ店長の話。喫茶店いいですよね。出張とかでちょっと時間があると探しちゃいます。特に何かするってわけじゃないんですけどね。さて、本来ライフスタイル提案型?なるカフェを展開しているわけですがどうも角島支店が怪しいと、主人公の小松さんが代わりの店長として赴任するわけです。しかしそこは、一回りほど若いアルバイトが仕切る理想とかけ離れた喫茶店…!旧店長を差し置いて店の実験を握る無愛想アルバイト。しかし彼のお蔭で売り上げ自体は微増している。そんな状態の中、理想のカフェへと小松さんは頭を悩ませることに…。でもなんかこう、その現状が私の知っている喫茶店となっているのです。ランチのナポリタンとか。雑多な雰囲気とか。…変えなくていいんじゃないかな!? 売り上げも伸びてるし。と、身もふたもないことを思ってしまいました。今後どのように折り合いをつけていくのか、楽しみですw
2016.09.14
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『いいね! 光源氏くん』作者:えすとえむ『はたらけ、ケンタウロス!』出来になっていた作者さん!今度は光源氏のタイムスリップものです。『応天の門』で平安時代にも嵌っていた私には手に取らない訳にはいかない作品です。基本はギャップギャグなので細かい平安らしさってのはあんまりなかったです。ネタも結構平凡な感じなのですが…途中に挿入される短歌かっこよすぎるだろう…!!内容もいかにも光源氏が詠みそうで…ふぅ。『応天の門』の業平様といい、平安の色男はなんとかっこいいのやら。ところで最後のおち、光源氏くんはどこにいたのだろう?
2016.09.10
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『昭和元禄落語心中』10巻作者:雲田はるこ遂に最終巻!八雲師匠の一生の物語が遂に完結しました。満足です。落語を題材としてここまで面白い話を書けるとは…この漫画、落語にすごくページを使うんです。最初それを聞いたときそれで面白くなるのかなって思ったのですが全くの杞憂でした。むしろ落語のシーンで一気に引き込んできますね!アニメも実によかった。こちらもまた落語のシーンがすごいですねぇ。声優さんって落語もできるんかと驚きです。しかし、なぜ2クールでやらなかった…どうせなら最後までアニメでも見たい!そういえば、この漫画を読んでいて昔、親の持っていたレコードを部屋でBGM替わりに聞いていいたなぁなんて思い出したり。あんまり誰の何って意識して聞いてはいなかったのですがw巻末には池袋での寄席の紹介もあったり。折角だし、今度見に行ってみようかな。
2016.09.09
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『おとうふ次元』2巻作画:カミムラ 晋作原作:森繁拓真待望の2巻です。発売日見逃してましたが。まさかこっそり売られているとは…。確かな未来(ClearAge)からきた未来人トライさんが現代に漂流し、あらゆる脅威と戦いながら未来を守るSFギャグ作品ですね。1巻を読んだときにびびっと来ました。1巻では彼の孤独な戦い(対肉じゃが、対子供等)が描かれています。若干強引な点もありますが、未来への脅威を打ち破ることが主題なのであんまり気になりません。そしてその戦いはよく練られたストーリーによって面白おかしく読むことができます。そして2巻!トライさんの正体に感付く一人の研究者+メイドとの接触です。狡猾な研究者、そして未来の情報技術を持って対峙するトライさん!高度な交渉の末、ついに明らかになるタイトルの意味…!?トマトミート味ちょっと食べてみたいと思いましたw食べ合わせを考えるのも楽しそうw今回の接触の結果、トライさんはついに現代で頼る?ことの出来る人物を獲得したといえます。広がりの難しそうな設定の中、今後より広い幅で展開と活躍が期待できそうですね。そのほかに収録されている話も日常の話を拾ってうまく作られています。これは次も期待できる!メイドのヴェスナがかわいい。彼女がどうしてそこにいるかの話も今後あるといいなぁ。筋肉。
2016.09.06
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『ガヴリールドロップアウト』1~2巻作者:うかみTVアニメ化ということで買ってみました。天使と悪魔(ダン・ブラウンではないです※)の学園ギャグですね。絵柄もかわいく、テンポもいいので非常に読みやすいです。しかしながら登場人物が唐突な感じで最初は違和感を覚えました。天使と悪魔以外の登場人物が今のところいないのも若干寂しいかな。ところで、本作にも登場する悪魔サタンモチーフと思われる胡桃沢=サタニキア=マクドウェルさん(サターニャ)について。悪魔を真面目?にやろうとすると書けないこといろいろありそうですからヴィーネ同様イメージとは異なるギャップ重視は仕方ないと思います。とくにサターニャはあのサタンですからね。がっつりいじられキャラです。しかしまさか…専用のいじりキャラが出てくるとは…!ヨイトオモイマス!ぜひTVではガヴリールとの出会いとかも出してほしいですね。むしろ主役でもいいと思います。※最近読み返してどうにも印象が強いです。インフェルノも映画化するようだし映画も見てみようかな。
2016.09.05
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『まったく最近の探偵ときたら』1巻作者:五十嵐正邦帯に書かれた文が気になり購入。探偵ものを読むのは『ああ探※』以来かも?因みに帯には「時代遅れの探偵・・・アリだと思います!!」というもの。表紙にはその時代遅れの探偵らしき人物と女子学生。時代についていけない探偵がバディとともに最新機器を使いこなす今の探偵との推理バトル?読んだら違った!おっさん探偵(あまりにも時代に取り残されている名雲さん)とカワイイ女子高生(真白さん)が戯れるコメディだった…!全然アリですけどね!探偵は恐ろしいほど何も知らないですがそれ以上に真白さんのぶっ飛びっぷりがすごかった。さっくり読めたので次からも追っていこうかなと思います。真白さんのコーチでてくるかなぁ。※『ああ探偵事務所』作者:関崎俊三 全15巻
2016.09.03
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『あさひなぐ』20巻作者:こざき亜衣遂に大台の20巻。今回は団体戦決勝2戦目からです。相変わらず一試合ごとまとまっていて変な引き伸ばしもないので緊張感がありますね。今回思ったことは…二つ坂高校強いですね。まさにエース!必ずの1勝を勝ち取れる人です。大会は怪我で棄権していますがきっとこの先、復帰しての活躍があると信じれる人です。そして20巻で語られる的林さんとともに、普通の高校であればエース級と評される八十村さん。その八十村さんと同じレベルに愛知さん。そして主人公の東島さん。エース級が4人…!?とんでもない高校だぁ。いやぁ東島さんここまで強くなるとは。周りが結構強かったりするために東島さんはそこそこのレベルで止まって話が進むんだと思ってました。まさかの一堂さんとまともに戦えるようになるとは…!決勝戦はこの巻では決着がつかず延長戦となりました。このペースでは次の巻で団体戦の決着がつくのかな?出来ればこの後も長く続いてほしいですね。薙刀かっこいいし!
2016.09.01
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『がっこうぐらし!』6~8巻原作:海法紀光作画:千葉サドル続きを読みました。高校を卒業して大学へと移動し、そこで生き延びていた人たちと会うことができます。しかし生き延びていた大学生はどうやら二つのグループに分かれている様子。その中でものんびり?したグループに合流しました。いやぁ不穏ですねぇ。そしてまずいですよ…。りーさんはゆきみたいに何やら見え始めた様子。そしてもっと問題なのがくるみ。5巻までの感じではきっと大丈夫と思っていたのですがどうも怪しく…8巻最後のお話の後、彼女はどうするのでしょうか。なんだか戻ってこない気もします。どうもあと1~2冊ほどで終了する雰囲気なので今買ったことをちょっと後悔。こんな重要なタイミングで待たねばならないとは。皆が良い結末を迎えることができるといいなぁ。
2016.08.28
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Aquila出ません…土日を待たずに資材がそこを付き添うですね。『アンゴルモア〜元寇合戦記〜』6巻作者:たかぎ七彦ついに6巻、金田城の攻防戦が始まります!兵力差はおよそ7倍。金田城は城壁も高くなく堀もないようなのでなかなか絶望的な戦力差って感じですね。さらに九州での救援の様子も書かれていますがこれがまた結構不安wそんな状態の6巻ですが今回のMVP?は間違いなく白石様!実にかっこいいです!絶望的かつモラルの低い集団が紛れているため必ず発生する類のことだと思います。でもちゃんと目的と現状を認識した行動ってのはやっぱりいいですねぇ。とくに元寇の後、領地の再配分がモメタ事で幕府の基盤が揺らいだって話もありますし。でも問題は…その白石様の今後が今すぐピンチってことですよね!6巻の内容では金田城での最初の接触程度までなので何とも気をもむ展開です…大雑把に知っているとはいえ、というかそのためか、毎回そう思うんですがw次出るとしたら…半年後かなぁ。
2016.08.26
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『がっこうぐらし!』1~5巻原作:海法紀光作画:千葉サドル去年のちょうど今頃、アニメをやっていたのを見てました。書店をブラブラしていたら8巻発売とのことだったのでついまとめ買い!1~5巻までを読みました。先にアニメを見ていたのですが、それでもやっぱり冒頭からの状況の展開は驚きですよね。そしてアニメではほとんど触れられなかった背景の情報がそれとなく出てきていたり…一気に5巻まで読んじゃいましたw5巻でアニメで放送部分終了みたいなのでちょっと休憩。何でしょうこの作品、十分にホラーアクション風味何ですが…登場人物がかわいいですねぇ…オソロシイ。とくに「りーさん」と「くるみ」がいいですね!(そういえば漫画で初めてりーさんの本名知りました。)りーさんの冷静で、でももろい性格。たぶん最も生に執着する人物だと思うので今後の展開がこわくも楽しみです。くるみはその点、すでに色々終わってしまったキャラクターだと思うので、元気な子だけに、活躍が待っていると期待してますwアクションできそうな唯一のキャラだしきっと退場しないしね!ちなみに5巻までで一番のエピソードはやっぱりくるみが先生に咬まれちゃう話ですねぇ。くるみをまえにリーさんが悩むシーン。すごくいいと思います!さて、そんな子たちの行動により徐々に事態は変化していきついには今まで築いてきた生活基盤が破壊されます。新たなる旅立ち?となったところで5巻は終了しています。今回の原因を引き起こした疑いのある会社、大学などもわかってきており今後はその真相へと進んでいくのか。ラジオを放送?している人もいる様子(新キャラか!?)。そしてくるみを救った治療薬はあと2つ?(3人分という記載があったけど倉庫内合わせてなのか不明です。)次はだれに使うことになるんでしょうねぇ…一人は助からない…?どんな展開になるのか実に楽しみデスwとくにりーさん、きっとこのままでは大変なことになる。これは間違いないな!
2016.08.25
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和田竜さんの『村上海賊の娘』を読みました。実は文庫版が出た際に購入していたものを通勤途中に読み進めていたんですが…大変危険な書物でした。面白いのです。なので通勤中ふと手に取ってしまったりなんかすると、仮眠をとりたい、でもページを捲るという危険な症状が!そんな状態にも関わらず読み終わるまでにかなり時間がかかっちゃいました。様々なシーンの書き方がうまく、特に合戦シーンは迫力があります!主人公たちの大立ち回りを何度も何度も想像してましたwそしてもう一つ読み終わるまでに時間がかかってしまった原因が…人の名前が覚えられない…というか…こう、当時の人たちって結構名前似てたりしませんか?しかも登場する人物のほとんどが実在の人物です。あああ、聞いたことあるけどおおお…という微妙な引っかかり方でこれまた何度も読み直すことにwそんな感じで読んでいったわけですが各キャラクターがいいですねぇ。生き生きしてますw特にお気に入りなのが主人公、景の破天荒な性格と、話が進むにしたがって広がっていく視界の中での決断。そしてやっぱり、あほの七五三兵衛。ほんとうにあほうです!恐ろしくなるほどにwそれ以外にも村上、織田、毛利方それぞれ個性豊かなキャラクターがそろっています。因みにそれぞれのキャラクターは当時、その場にいた可能性が高いそうですね。そして詳細な風俗描写!食べ物、生活、言動と実にしっくりきますw巻末にある参考文献の数々が生きてますねぇ。これはもう参考文献を読んだ気になっていい気がしてきた!あ、舞台は主に瀬戸内海、そして大阪湾。1576年、第一次木津川口の戦いのあたりになります!本願寺攻めですよ!
2016.08.21
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コンビニに並んでいて気になったので買ってきました。『バーナード嬢曰く。』作者は施川ユウキさん。読書家風主人公が自らの道を邁進する姿を描くコメディです。なんかもう…あるよね!あるある!ってことが多すぎデス。大笑いって感じじゃないけど常にネタに引っかかる感じw人におすすめできなさそうで、きっとしていっても大丈夫な本ですね!各キャラクターもそれぞれ個性的で実にイイです。読まない道をストイックに進む主人公に好感が持てますw遠藤君の一昔前の作品を読む…私はそこまで待てないけれど、でも文庫化までは待つ!神林さんのSFネタも大好物ですwしかもこの漫画、10月からアニメ化・・・!?ニコニコ動画でやってくれるかなぁ。いっそDVD買おうか。
2016.08.20
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青池保子さんの『ケルン市警オド』を読みました。『修道士ファルコ』で登場する兄弟オドの過去を描いた作品です。相変わらずの情報量ですね!14世紀のケルンを舞台としたお話なんですが…コマのいたるところ、ストーリーのいたるところにその時代を感じる事の出来る情報が詰め込まれていました。そして主人公のオドですが、職務に忠実、くそ真面目、結構強引と誰かを思い出したりもしますwもっとも思い出した誰かは宗教家にはならない気もしますが!そんな彼が今後どのようにして『修道士ファルコ』に登場する兄弟オドとなっていくのか、今後が楽しみですねw
2016.08.18
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