来た当初は、犬舎の奥の隅っこにうずくまり、人が犬舎に近づくと、”う~”と唸り、威嚇してた。
私はいつもは、私がお世話する対象となるすべてのワンコの犬舎前に行き様子をみるのだけど、S君の場合は近づいて欲しくなさそうだったので、あえてS君の犬舎には近づかなかった。(が、散歩の際、できるだけ他のワンコとS君の犬舎前を通り過ぎるようにした。そうすることにより、多くのワンコが、私が危害を加える人間でないと判断してくれるようなので・・)
先週末あたりから、S君の犬舎にいる位置が変わってきた。いままで犬用ベッドにいることはなかったのに、ベッドに上がるようになり、そして数日前からは、犬舎の前側(戸口近く)で、外の様子を眺めるようになった。
S君が犬用ベッドに上がれるようになってきたころから、私はS君におやつを犬舎内に投げ入れるようにした。いままで、おやつに見向きもしなかったのに、おやつのところに行きもぐもぐと食べた!
犬舎のドア越しにおやつを持ったまま待っていると、ドアのところまできて私の手からおやつを取って食べた。唸ることはなく、じっと私の目をみつめるようになった。
その後、おやつを見せて、あげずに待っていると、自分からお座りをするようになった。(おやつ頂戴のS君の意思表示。いままでの飼い主さんからお座りを習ったことがあるんだね)
今日は、私をみると、犬舎の反対のドアの方にまで来るようになった。(おやつ頂戴のためだけど)
また、ほかのワンコの散歩をしていた際、S君の犬舎前に立ち止まると、S君の下に垂れていた尻尾がみるみる上にあがり、ゆらゆらとゆれた。S君の尻尾を私は今日初めて見た。(いままで体の下にかくれていたので)S君長い立派な尻尾をもってたんだね!これからその立派な尻尾がご機嫌でゆらゆらゆれるようになるといいな。
S君の犬舎には、S君がシェルターに来た時にに写した写真がある。くちを軽く開けた笑顔。まさか、この後飼い主さんと別れることになるとは思ってもなかったと思う。
S君はまだ口を堅く閉じた状態で、笑顔はみられない。(でも、他のワンコ達には興味を示すようになった)
飼い主さんといきなりわけも分からないまま離ればなれにされ、混乱・悲しみ・怒り?もあるのではと思う。
他のスタッフもS君の犬舎を通るたびに声をかけたり、立ち止まってS君の様子をみていて、
S君の様子も日に日に変化している。少しずつだけど、人に対しての警戒心を取り払いつつある感じがする。
S君が、譲渡対象となり、新しい家族と幸せになれる様、見守っていきたいと思う。
お久しぶりのワンコ日記 2025.08.15
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