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2009年10月14日
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カテゴリ: 温 泉 !

今日は、先日の紅葉ドライブの際に立ち寄った

『小赤沢温泉・楽養館』をご紹介します。

    楽養館2.jpg

  山小屋風の気取らぬ建物に   手書きの歓迎看板がお出迎え

  「よく来たのし」って、方言かしら?  温かい言葉ですね(*^。^*)

ここは、赤い温泉と成分の堆積した浴槽の写真がよく温泉雑誌の誌面を飾るので温泉好きの方なら、一度は目にした事があるのではないでしょうか。

かくいう私も以前よりその雰囲気に憧れておりましたが
長野は如何せん広く、正確な場所もリサーチしないまま
なんとなく山奥の行き辛い場所・・と思い込んでおりました。


ところが最近 lhmplus さんがブログで紹介されているのを読んで、
群馬からも行きやすい場所なんだぁ・・と喜んでおりましたら
今回の紅葉ルートの中に楽養館を発見!
もうここしかないでしょう♪ と、喜び勇んで出かけた次第でございます。
lhmplusさん、ありがとうございました(#^.^#)


楽養館1.jpg

楽養館さんは、公共の日帰り入浴施設で宿泊施設ではありません。
私も今回お邪魔してそれを初めて知ったのですが
この見事なまでの鄙びた感じは、どうみても湯治旅館とした思えませんね。

食堂を兼ねた受付棟から渡り廊下で浴室棟に渡りますと
これまた山小屋の雰囲気を醸し出す屋根勾配を利用した天井の湯殿。
脱衣所には篭が配置されていますが、貴重品用のロッカーもあり安心です。


楽養館10.jpg

私たちが入ったときはお二人の方がお出になるところで
「なんだかぬるいですよ~」とおっしゃっていましたが
入れ違いでしばらくは貸しきり状態を堪能する事ができラッキーでした。

群馬で言えば、『くらぶち相間川温泉・ふれあい館』のお湯に似ています。
伊香保のお湯をもっと濃くしたような透明度の全くない茶褐色のお湯で
鉄の匂いがかなり強く、湯底はざらっとしています。

楽養館5.jpg

L字に見える浴槽は、手前の広いほうが普通の座湯で
奥の小さな浴槽は寝湯になっています。
この二つは上部に仕切りがあるだけで下では繋がっているのですが
湯口が座湯側にあり、寝湯の奥から排湯されています。

湯温は確かに低く、長時間ゆったりと湯浴みするタイプのお湯です。
あとからいらした年配の方々はしきりに「寒い寒い」を連発し「これじゃ風邪引いちゃうわ!」とあっという間に出て行かれましたので
長湯がお嫌いな方には向かない温泉かもしれません。

重厚感のあるお湯ですが、意外にあっさりとしており疲れません。
ただ低温泉の場合、じっくり浸かるとあとからポカポカ温まってくるものですが
あまりそういったポカポカとした感じもありませんでした。

楽養館6.jpg楽養館11.jpg

浴槽の縁は厚く堆積した析出物はお見事!材質が何なのかもわかりません。

「一般療養泉基準の倍以上の濃度」というのがキャッチコピーのようですので溶け込んだ成分には大いに期待できるところでありましょう^_^;

楽養館3.jpg

 浴室窓からの風景も1枚の絵のようです。

楽養館4.jpg

 露天はありませんが、高い天井のおかげで
全く圧迫感がありません。
太い梁と木枠の窓に懐かしさを覚えます。

こういう雰囲気が大好きなのです (^。^:)ほ~っ

楽養館7.jpg楽養館8.jpg

打たせ湯もありますが、こちらは真湯。
でもここの湯温が一番高く、ここに座り込んで
温まっているおばあちゃまもいらっしゃいました。

今回は、温泉嫌いの娘と一緒に入浴できたのが何より嬉しかったです
入浴中に二人で腕を水平に上げると、
娘の腕は一瞬にして水が落ちて一適のしずくも残らないのに、
私のはまだらにどよどよ~んと残るのはショックでしたけど~^_^;

上から水滴を落としても娘はま~るい水の玉がいくつもできるのに
私のは賞味期限の切れた卵の卵白みたいにデロ~と広がるんですよ~。一人だとそんなに気づかないけど、比べるその差が歴然で・・(>_<)
若いって良いわね~!!(爆笑)

湯上りには、食堂でお茶もいただけます。
冬期は閉鎖になるようですが紅葉狩りを兼ねて今の季節いかがでしょうか?(#^.^#)


小赤沢温泉・楽養館

入浴料:500円

〒949-8321 長野県下水内郡栄村小赤沢

TEL 025-767-2297






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最終更新日  2009年10月18日 10時45分39秒
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