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どらちゃん3883

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2008.04.07
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カテゴリ: 忘れじの日々
熊王さんの日記

あれは前の職場でのことでした。


前の職場には、夜食用としてカップ麺が常備されておりました。
残業する人は自由に食べていいことになっておったのです。

まぁ私らの仕事、定時に帰る方が珍しいので、毎日カップ麺を食べる、なんてこともしばしば。
(さすがに飽きるから、常時は食べない。)

それでまた特に休憩時間なんてのもないので、適当に手が空いたときにおもむろにカップ麺を取りに行き、お湯を注いで待ち、そして食すのです。


そんなある日、大先輩のやまぴー1号さん(当時50過ぎくらいか)が夜食のカップ麺を持ってきて、机に置き、仕事の合間のひとときを楽しもうとしておりました。

しかし、そんな「ひととき」は他人には関係がありません。


 「やまぴー1号さん、ちょっと聞きたいことがあるんですけど。。。」

若い社員が仕事の問い合わせに来た。
心優しいやまぴー1号さんは丁寧に答える。

話は続く。
まだ続く。
そしてしばらく続く。

。。。終わった。。。


楽しみにしていたカップ麺。
蓋を開けたやまぴー1号さんの目に映ったのは、、、

汁はなくなり、通常の2倍ほどの量に膨れ上がった、ずくずくと柔らかそうなカップ麺でした。


心優しいやまぴー1号さんは、微笑を浮かべながら黙ってそのラーメンをすすっておりました。


彼の目が、決して笑ってはおらず、暗い色に沈んでいたことを。





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Last updated  2008.04.08 19:08:47 コメント(4) | コメントを書く


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