あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2022.12.21
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テーマ: 手紙(16)
カテゴリ: 緩和ケア
多くのホスピス・緩和ケア病棟では、家族へのグリーフケアの一つとして、ご遺族へお手紙を送っている。
わがホスピスでも、担当したナースが、3ヶ月と1年後に手紙を送っている。

3年前から、私の手紙も同封して送るようにした。

今日、お手紙を書いたのは9月の中頃に旅立った80代男性の妻宛て。

その男性が、ホスピスでことあるごとに口にしていたことを手紙に書いた。

よい妻に出会えて、子ども、孫に恵まれ、経済的には決して裕福ではなかったけど、幸せな人生だった。何にも悔いはない。病気になったことも最初は不幸に思ったが、病気になったからこそホスピスに入院できて、こうして自分は幸せだったと人生を振り返る時間を貰った。

コロナ禍で面会が自由に出来ない今だからこそ、ホスピスで話してくれたことを伝えることは大切だと思っている。
そのためか、この一年は、ご遺族からのお返事が頂けることも増えてきた。

だからできるだけ話を聴こうと思っている。

一番輝いていたのはいつだったのか。
伴侶に伝えたい言葉は何か。





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Last updated  2022.12.21 20:45:48
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