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昭和天皇 最後の侍従日記 (文春新書) [ 小林 忍+共同通信取材班 ]
真偽の程は確かめようがないからそのまま書く。
天皇陛下のため、お国のため、そういう洗脳をされていたと思う。それはそれですごい教育システムだったと思う。一生懸命勉強して陸軍士官学校を卒業し、自ら希望して陸軍航空隊に所属した。
特攻隊の幹部候補生として多くの仲間を見送るなか、敗戦の日を迎え田舎に帰った。士官学校卒業生は米軍に見つかり次第殺されるとの噂が流れ、一ヶ月は自宅に引きこもっていた。しかし、そんな噂はデマだとわかり、翌年大学に進学し、その後は公務員として働いた。
60歳で定年を迎えたあとは嘱託職員、ボランティア、地域の役員、民生委員など、頼まれることは断らずに色々なことをした。軍人としては何もできなかったが、一国民として国の役に少しは立てたのではないか。79年前に亡くなった戦友たちもよう頑張ったと迎え入れてくれるのではないか。
いつ死んでも悔いの残らぬよう努めてきた。
がんで死ぬことは無かろうと思っていたら、がんが見つかってホスピスにも来れた。
こうやって年寄りの与太話に付き合ってくれる先生がいるのはとてもありがたい。
ええ、こうやってブログにも残しておきますからね
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