Dorcus&Dynastes

Dorcus&Dynastes

2010.03.14
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多大なネタバレあり。


こんばんは、ダイナです。


ゲームは「エデンの園ゲーム」。
背景説明は省いて、勢力が3つある多数決っていえば良いんでしょうかね。
金の林檎と銀の林檎、そして真実の赤林檎。
題名でお察しのように、禁断の果実さえとらなければいいんです。
これは、全員が協力すれば全員が勝てるゲーム。

金と銀は普通の多数決。1ゲームは1時間。
ポイントは赤で、全員が入れれば全員に+1億、他の誰かが金/銀に入れていれば赤に入れたプレイヤーが-1億、他は+1億。

赤が1人だけの場合、-10億の上で名前公表。更に言えば負債が-5億を超えた時点でゲームから追放、「失楽園」となる。
メンバーは11人、このうち赤10で金/銀が1の場合、金/銀のプレイヤーには特別ボーナスとして+2億。
最初の予算は今までのライアーゲームで勝ち取った金額。
最初から12億というプレイヤーが居ます。

投票時はゲーム開始時点で配られた焼印を林檎に押し、それを投票することで決定します。
名前の捺された林檎を複数投票した場合、最初に投票されたもののみ有効。
投票時、投票ルームに一度は入らなければ-1億。
契約書等で他プレイヤーの投票の操作は禁止。
最も稼いだ者は50億+獲得金額。


さて、ここから普通にネタバレ。


ナオはまぁ普通に全員で赤林檎を入れようと言い、皆がそれに賛同しますが結果は金:3、銀:4、赤:4という結果に。ちなみにフクナガは普通に裏切ります。



そこでフクナガの提案で普通に多数決をやろうということになり、6人チームを構成、自分たちが少数派であることを自覚した人達は順次迎え入れていき、しまいには皆で赤に入れようという…。


ところがどっこい結果は6:5で負け。
理由は少数決ゲームと同じ、別チーム。少数決を考えれば、11人居れば2チーム作れるわけで。フクナガ普通に裏切ります。

で、秋山が「林檎が見える」と言って相手チームを撹乱、2回同じ林檎に投票して全員に負債。
そのトリックは金の林檎の裏にリップクリームを塗っておき、それを確認することで投票数を知るというもの。


案の定、投票を見抜いている秋山&ナオ側につけば必ず勝てるわけで、2人反旗。

そこで乱闘になりかけたのでナオがまたまとめ、再度投票しようとするものの――、4回戦目で相手した西田の双子の兄弟が自分だけ銀に投票しようとし、あっさりと金:10、銀:1で負け。
裏切り者がわかった理由は、赤林檎に「焼印を隠せ、後でまとめて投票する」と秋山が書いていたため。
つまり、赤を出さない限りはそれはわからず、焼印も存在しないため必然的にわかる…という。
投票しない限りは幾度でも投票室に入れるというルールを活かしたトリックでした。

そして再度焼印を集め、ナオが赤に投票するものの――誰か一人が銀に投票すると言う始末。
ここからプレイヤー間での信頼とかが崩れます。

んでもって次のゲームで何故か秋山のみが赤林檎、赤を投票したナオは別の林檎に。
Xによる票の操作…。「投票すると入ることができない」が「一度入らなければ-1億」というルールでのトリック。
そして名乗り出るX。
何にせよこれで秋山は失楽園………と言いたいですが、現れたヨコヤが負債を返済、代わりにライアーゲームで優勝し賞金を渡すようにという契約をして秋山を復活させます。ヨコヤはツンデレ。


一方残されたナオはリストラゲームで救ったヒョウ柄の人物と組んで、Xを名乗る何とかという大富豪と友情ゲームをすることに。
大富豪曰く、作って置いたどちらかの赤林檎を投票した、どちらも投票しなければ失楽園――というもの。
秋山が失楽園前にその人物がXではないことを知らせていたため、林檎のある場所に「自分を信じて赤以外を投票しろ」とメモをして、見事に大富豪に-10億。
実際はXが大富豪の所持金を減らすために赤を投票してただけなんですけど。
何にせよ、大富豪がXを名乗り出た理由は自らの分の赤林檎を消費させるため。


帰還した秋山は金を燃やし、「俺の負けだ」と土下座した後にキれて全員分の焼印を強制回収。
秋山以外の全員分を赤として投票したのに、銀の投票数は2。
んでもって孤立する秋山。

Xは悠々と銀を投票するものの――結果は金:10、銀:1。
ナオが隠しておいた金の林檎をX以外が投票して――という流れ。
実は秋山とナオが別れ、秋山が孤立していたのは全て秋山とナオの策。
孤立した秋山に意識の向いていたXはナオの行動に気付かなかったという。
Xにも「赤を投票するように」と声をかけていたものの、X以外には「実は金を隠してある」と通達していたおかげで…。
反旗を翻さないように、先程強制回収した焼印で作って置いたわけですね。

そしてXこと仙道が秋山ではなくナオに負けたことを知り、先走って銀を投票。
既に仙道は8億稼いでいたため、このまま自爆し続けても仙道が必ず勝てる。
ところがぎっちょんそんな状況で全員に銀を入れるように言う秋山。
そして仙道が舐めきった投票結果では、銀:10、赤:1。
赤は仙道、結果として-2億。
赤林檎は銀の上に赤い樹脂を貼りつけたもので、燃やせば銀が露出する仕組みだったという。
ただし、そのままでは普通に気づかれるので、頭に血を上らせ、きちんと確認しないままに投票させることが重要。
そして最初で秋山が樹脂を落とした赤を入れたところ、銀ではなく赤と判定されたことからの策。

残り1ゲームという状況で-2億、そこでナオが全員に赤を入れるように要求。
秋山が仙道の赤を作成していたため、それを入れればいいという話になるが…、ナオは仙道に銀を入れるように要求。
仙道が銀を入れれば特別ボーナスで+2億。一方、ナオは-1億になってしまう。

それでもいいというナオに従って皆が赤に投票し、仙道が投票して――。

結果は、赤11。

ライアーゲーム初の赤揃い。
仙道は自ずと赤に入れてました。

そして放たれるライアーゲームの呪縛。
ライアーゲームとは、ある資産家が趣味で始めたもので、死後もスポンサーが集まり続けられていた。
彼らの目的は、最終ステージで「赤が揃うか否か」という賭け。
つまり、参加者とは賭けの駒でしかない。
そして、今回のことで赤に賭けていた少数の人が勝ち、スポンサーの大半が破産したために以後はライアーゲーム続行不可能。
よって、もうライアーゲームが開かれることはないだろう、という。
んでもってあの案内とか勤めてた「エリー」は1期で死んだ人の娘、父親の跡を継いでライアーゲームのスポンサーとしてゲームに関与。
ナオを選び、フクナガを当て馬として使おうとし、最終ステージにナオを呼び寄せたのも彼女。

赤に賭ける他のスポンサーを集めるために2年がかかったのだという。

主催者など居なかった、という落ちで終わったライアーゲーム。
会場である孤島の岬での秋山とナオの印象的だった会話。

「秋山さん、本当に嘘をつくのが好きですね」
「嘘つきはダメか?」
「いいんじゃないですか、人を幸せにする嘘なら」

そして、ヨコヤと谷村の印象的だった会話(うろ覚え)
「神崎ナオが泣くところを見たかった」
「嘘つきですね」
「…あんたの方がよっぽど嘘つきだよ」


これにて了。
最後まで恋愛要素などが関与しないいいドラマであり映画であり作品でした。
予告では「禁断のキス」とかありましたが恋愛要素なんて存在しなくて本当に面白かったです。
これで存在したら自分は…、うん。
予告でのシーンは秋山がナオの唇を触ってリップを貸してくれというシーンと、泣くナオを励ます(と同時に大富豪がXではないということを教える)シーンでした。
あとフクナガは序盤で裏切ったけど中盤から普通に協力…というか空気…。

あと、賞金の54億は報酬としてヨコヤに渡された後、ナオの元へと送られ、それらはライアーゲーム負債者の借金返済へと使われたようです。
ホント、ヨコヤはツンデレだなぁ…。


あー、面白かった、バイトしてDVD買おう。
パンフレットを買うのがオススメ。特に、豹柄が参加している理由がわかる小説が載ってます。
ただし見る前に読むと壮大なネタバレ。


それでは。





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最終更新日  2010.03.15 02:09:24
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