まっちゃん、がんばれ！その6 | Doru’s Bar

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2002年04月30日

男で46kgとかなりの虚弱体質。
そいつがサーフィンするのだから、いろんな事が起こる。
その日は冬１番の寒波が訪れた日・・・

着替えながら、「まっちゃん。今日はさぶいな～～～」
『・・・・』
「どうしたとや？」
『・・・・』
唇が青い・・・震えが止まらない・・・
「大丈夫か？」

「ま、海に入れば今よりは温いから・・・」
冬海に入ったことのある人はご存知だろうが、
海の中の方が温いんです。
ま～それも二時間ぐらいですが・・・
結構荒れた海だったが、もう、これぐらいならなんとか、
時間をかければアウトに出てこれる、僕が出て３０分ぐらいして
やっと出てきた。
「あの～～～」
『しょんべんしたいんですけど～～～』
「すれば！」
「少し離れてやれよ！」

「～？今までどうやってしたとや？」
『した事ないです・・我慢してました。』
「そのままやれ！」
『やっぱり・・・』
そういい残して、少し離れていった。

かなり落ちきがない。
しばらくして戻ってきて、
『出ません！』
「なら、我慢しとけ！」
『でも、出る～』
「だせ！」
またはなれていった。
何本か乗って、まっちゃんを見ると。
ボードから下りている・・・ボードにあごを乗せて両手でボードを
抱えている・・・？？？？
はは～ん、座ったまま出来ずに降りたんだなと思った、次の瞬間！
セットがまっちゃんを襲った！まっちゃんは岸側を向いていたので
波にきずいていない。『あああ～～～～ごぼごぼ・・』
あっというまにまかれた。
海中から浮いて来てすべてわかった。
彼はウエットを膝あたりまで下ろして、おしっこをしていて、
巻かれたらしい・・・
『おれ・・・自分のおしっこ巻かれたとき飲んだかも知れん・・オエ！』
はじめた頃は３回つずけて浜できつさのあまり吐いていたまっちゃんだったが・・今度はおしっこかよ！！

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