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2010年02月01日
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カテゴリ: 日記





*リハビリ的散文-サクブン-です

・オリジナルです
・性別不明&恋愛要素なし(だと思う)
・一応は、雰囲気不思議系?
・出てくる子達は、イメージ妖精とか妖とかそんな感じ

・そして、毎度ながらお題に添えていない(切)


以上が大丈夫な方は、どうぞ・・・です。



ぁ、誤字脱字の報告&感想下されば、すごく嬉しいです。









(自然で10題)








感じることの出来る
それは不安定な距離
どこに、向かうのでしょうか


【 01:風の行く先 】


流れるそれを、受け止めるその存在を、見ている存在がいた。
受け入れながら流すその、しなやかな存在に見ている存在は、引き付けられていた。しかし、それがどういったものであるのかを、それは知らない。
「しーくん」
声なき声が、届く。
「何だ?あおい」
それに応える、呼ばれた存在。お互いは本当の名前を知らない。否、お互いが生まれいでた時から、名前など必要なかった。だから名前は存在しなかった。だけれども、二人が受け流し続けた永い時の中で、個と言うものを自分自身を証明するものがある事を知った。そして、二人は考えることも無く、お互いがお互いをそう呼ぶようになった。

しーくんと呼ばれる存在は、柔和な見目に反した真面目は言動のままに、宙に浮いていた。
二人の存在は、おそらくは誰にも見られることもない。
そして、お互いがお互いに認識している、見えている世界が、異なっていることを、知っていた。
あおいとしーくんでは、存在している意味も理も違っているはずであり、本当なら出会うことすらなかったのだ。
それでも、その場所とその刻に存在した事実は変わらなかった。


ほんわかと、あおいが呟くようにしーくんをみれば、しーくんはただ頷くだけだった。それは肯定なのか否定なのか、わかる人間は本人以外にはわかりえないが、その反応にあおいは満足したように静かに目蓋を閉じる。
そのあおいが感じた温かな世界を、しーくんが感じることがない事を、あおいはなんとなくわかっていた。
しーくんが存在する意味もなんとなく悟っているあおいは、胸のうちは切なかった。
あおいから見えるその、あざやかな空の色に、若く瑞々しく咲き誇る草花に、どこか遠くからやってきた風たちの、その賑やかで楽しげな声を、しーくんが聞くことはないことに、同じ場所にいるはずでありながら、見える風景が異なることに。

「・・・」
静かにあおいはしーくんと向かい合い、ゆっくりと視線を合わす。

流れる風は二人を柔らかく包み込み、やがてどこかに流れていく。
それを感じるあおいは、いつかそれらをしーくんも感じることが出来ることを、願わずにはいれなかった。

「きにするな」

そうしーくんはあおいの表情から何かを感じ取ったのか、珍しくあおいの頭に手をのせ、数度やわらかく撫でた。


二人を包むものは、何処に向かうのだろうかと、そうなんとなく思ったのは、どちらだったのか。



end...?


意味不明ですみません。
なんとなく、書きたかった雰囲気があったのです。

名前は、本当に思い付きです。(お風呂でおもいついた)
ただ、あんまり練らなかったので、淡白すぎです、ね。
風とか風景とかに色をのせられなさ過ぎで、風景描写が悲しすぎる、です・・・。
意味不明なせいで、キャラ視点と第三者視点が混同している(イマサラダ)上に、世界観があやふや・・・。
頭の中にイメージがあるのですが、二人のイメージが固まらなかったので、その辺はすっごくぼやかしてマス。


感想などあれば、嬉しいです。


制作時間:30分くらい(思考&書く)



***


自然で10題
01 風の行く先(オリジナル/あおいとしーくん)済
02 水の中
03 雲の上には
04 大地に足つけて
05 雷鳴
06 どしゃぶりの雨の中で
07 泥の道
08 故郷の景色
09 コンクリート
10 汚染


さいと:0501
URL:http://trigger.fool.jp/
ますた:ねこ 様


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最終更新日  2010年02月15日 19時48分36秒
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