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『仙境異聞』とは、江戸時代の国学者・平田篤胤が、天狗にさらわれたという少年・寅吉の異界体験を記録したものです。寅吉は常陸国の杉山僧正に誘われて異界と江戸を行き来し、天狗や仙人からさまざまな教えを受けました。平田篤胤は寅吉を自宅に引き取り、門弟たちとともに詳細な質問をしました。その内容を忠実に書き留めたのが仙境異聞です。この本は、その原文と現代語訳を並べて掲載しています。
寅吉という少年が実在したのかどうかは分かりません。若しかしたら、平田が自身の神道論を展開するために作ったお話なのか、それとも寅吉という少年が実在し、彼の話を上手く利用したのかも知れません。本書自体は当時は秘伝の書として彼の門弟であっても気軽に目にすることは出来なかったようですから、真相が何処にあるのかは謎のまま……。
江戸時代の偉い学者が書いたスピリチュアル本として読んでみるのは面白いかも知れません。
現代語訳仙境異聞 付・神童憑談略記/七生舞の記 [ 平田篤胤 ]
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