
報告が遅くなりましたが
第2土曜日
クレヨンハウスで行われた
子どもの本の学校に行って来ました。
今回の講師は
ごんぎつねの黒井健さん。
とってもダンディーで
お洒落な方でした。
今日のテーマは
”子ども達のそばの絵本
~絵本で見る子ども達の背景~”
黒井さんが中心になって最近まとめられた
”月間保育絵本クロニクル”。
この本をまとめる中で
見えてきたことを話してくださいました。
月間保育絵本とは
市販されている絵本とは異なる
幼稚園などで配られる
キンダーブックやチャイルドブックといった
絵本のこと。
創刊当時の1920年代は
急速な社会の近代化が進み
西洋文化流入が見られた時代。
竹久夢二や
武井武雄(童画という言葉を作った人)、
東山魁夷も童画を描いていたそうです。
(但し、死んでからもそのことは隠しておいてほしいと
伝えていたそう。
童画はあくまで
生活のためであったと思われます。)
叙情的で美しい絵本の時代。
しかし
その後
戦争の影が絵本にも
現れてきます。
「12月8日」(真珠湾攻撃)や
「テキゲキメツ」といった特集が組まれ
竹やりを持った子どもが描かれたり
兵隊さんが
子ども達の憧れの存在として
美化して描かれたり・・・
絵本がどんどん
戦争を賛美する内容に変化していきます。
当時の資料は
焼失してしまっていて
集めるのに苦労したそうです。
子どものやわらかい心に
こんな内容の絵本が
与えられていたのかと
恐ろしくなりました。
そして
戦後。
絵本は
今度は
”明るくてかわいい”というものに
集約されていくそうです。
今また
目には見えない何かが
絵本に流れてきているのではと
黒井さんは感じているそうです。
見えない何かとは?
はたして
子ども達をわきにおいて
しかるべき絵本とは・・・
黒井さんが
問いを投げかける形でお話は終りました。
そして
最近作絵本について
お話を聞きました。
以前ブログでも紹介した大好きな絵本。

”海のおっちゃんになったぼく”。
作者のなみかわみさきさんも
会場に来られていて
この本を
朗読してくださいました。
なみかわさんは
高校生の時このお話をかかれ
海の童話コンクールで大賞を取られたそうです。
そして
審査委員長をしていた
椎名誠さんがとってもこのお話を気にいられたそう。
クレヨンハウスの音楽広場に
掲載されたそうですが
今回
黒井さんの娘さんが
資料を整理されていて
「このお話すごくいい!
本になってないの?
本にしたら?」と
言われたことで
再発掘されて
絵本化されたそうです。
いいな~!
なみかわさんは
今
普通にOLをして
働きながら書いているそうです。
お二人のサインを頂きました~!

そして
10月19日がお誕生日の息子に買ったこの本にも

”12の贈り物”
サインしていただきました~!

とっても
励みになります。
私も
いい本が作れるようにがんばるぞ~!
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