さとなおこんにゃくでぺらら

さとなおこんにゃくでぺらら

July 10, 2006
XML
カテゴリ: 東京日和


最近ちょっと先のほうを見て歩くと心がスーッとします。

最近メガネについて騒がしい。おしゃれなメガネをかけた有楽町線マンが増えた気がする。でも思うにメガネってのは昔から付き合いのある人のほうがしっくりとくるような気がする。しっくり着ていない人はきっと付き合いも短いんじゃないか。

今日は世界人口デー。1987年7月11日世界で50億人目の人間が生まれた日だから。でもこの日に生まれた人間は世界中にたくさんいて、当時、国連人口基金の事務局長がユーゴスラビアを訪れていて「局長50億人までカウントダウンでっせ!」「おっしゃ、ほな近所の病院行ってカウントダウンや!はよ車だせぃ!」ってことで、その時抱っこした赤ちゃんが50億人目。世界の人口は推測でしかわからない。もちろん国連児童基金でカウントしたら違う。

人間はいろんなところに住んでいる。

去年大地震のあったパキスタンで、寒い山の奥地に住んでいる人達へ物資を届けるのも、大変だった。一昨年のインドネシア大津波の時は、村々へ医療隊が出向いた。災害が起こった時、人々の間では不安や、プライベートのない日々が続きその結果ストレスがたまり、女性や少年、少女たちに暴力の被害がおよぶ。日本では震災で家族をなくした高齢者に家が提供されたが、孤独の中で生涯を終えている。世界で紛争や、災害が起こると、その人がそれまで生きてきたことや、大切にしてきたもの、家族、宝石、洋服やお金が奪われてしまう。残るのは何か。その人が次の一歩を踏み出す希望か、踏ん張りか、それをともに分かち合う仲間なのか・・・。

復興支援する人達は地元の人達といっしょになって何が要るのかを調査して、先進国に打診する。リクエストによって物資が届いたと思えば今度は報告。支援したお金が何にどのくらい遣われたか、どのくらい先進国が協力をしたか教えないと次の予算がたたない(日本の場合)。
でも復興をしようとしている現場では、報告よりも先にしないといけないことが山積みなはず。人々が通常の生活に戻り、災害によって受けた傷が次の予算があがるまでの間でどのくらい直っているかなんて分かろうったってそれは難しすぎるよ。そうしてるうちに今度は紛争やテロやその他いろんなことがおきてまた“争いの絶えない世の中”に戻っていく。ワールカップがある。法案が決まる。息子が母を殺す。殺人事件が時効を向かえる。私は明日も有楽町線に乗り会社へ行き、タイムカードを切るまで仕事をする。夜になれば住宅街で変態がうろつく。

このまま適当に時間をすごすことがどれだけ無意味なのか、世界で起こっていることから少しでも自分のおかれている環境を見つめなおすと、自然と見えてくる。無意味だと知ることが意味のあることなのだけど、きっとそこから勉強を始めることもできる。世界では勉強(教育)を必要としている人達がたくさんいる。自分が必要としていることが何か分かりたいから。



私がとらえている世界ってのは本当に僅かで、それについてほとんど知識がない。ただそこに生活する人の営みを考えてしまうことはよくある。社会の制度だって、つきつめていけばその人の生活のとなりにあるものなのだけど、それはあまりに実態に沿わないような内容で。紙に書かれた約束に人の指紋がたくさんついているだけ。それが時に勝手に人の人生を少しだけ歪ませたりする。

たいくつな週末がうみだした最近のアイデア。ただ漠然とそう思うがままに日記に。ネットの文字の向こうに、その人の伝えたい何かがある。行間の読み方はその人次第。

外で虫が一匹鳴いている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  July 11, 2006 02:33:01 AM コメントを書く
[東京日和] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

さとなお@

さとなお@

カレンダー

バックナンバー

October , 2026
September , 2026
August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: