音質面では、「AL32 Prosessing Multi Channel」を搭載。デジタル化された音声信号を、元のアナログ派形に近づけ、残響音などの微小な音の再生能力を高めている。また、従来のPCM信号に加えて、新たにDolbyやDTSなどのビットストリーミング信号の拡張にも対応し、32bitの高精細なサウンドを楽しめるようにしたという。サラウンド再生については、独自のAVサラウンド技術である「D.D.S.C.(dynamic Discrete Surround Circuit)」を、32bitプロセッシングで処理する「D.D.S.C.-HD32」に進化。サラウンド再生のために必要な信号処理回路を1つ1つのブロック回路に独立させ、高性能な専用回路を用いてディスクリート化した。
アンプ出力は、定格出力が150W×9ch、実用最大出力が220W×7ch。インターフェイスは、HDMI入力×7(フロント×1)、HDMI出力×3(モニター×2、Zone×1)、コンポーネント入力×3、コンポーネント出力×2、アナログ映像入力×4(フロント×1)、アナログ映像出力×3(モニター×1、Rec×1、Zone×2)、アナログ音声入力×7(フロント×1)、アナログ音声出力×3(Rec×1、Zone×2)、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×2、Phono入力×1、11.2chプリアウト×1、ヘッドホン出力×1、Denon Link HD×1、iPod/USB×2などを備える。本体サイズは434(幅)×194.5(高さ)×422.7(奥行)mm、重量は16.5kg。