2025.12.07
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カテゴリ: YouTube



「芝浜」といいますと 三代目 桂三木助 さんが十八番にしてましたが この志ん生さんの「芝浜」も味があっていいですね 夫婦の描写 特におかみさんの台詞回しが絶品です 台詞回しとは 台詞の言い方  話しかた  声の出し方  アクセント  抑揚など おそらくこのおかみさんのイメージ作りも りん夫人 が一役買っていたように思います 

まあ 日常生活の中で一番接する機会が多いわけですから 自然と似てきてしまいますよね 志ん生さんの演じるおかみさん あのちょっとしわがれた感じの声 あれがいいんです 時に強く 時に弱く 時にやさしく 亭主を説き伏せるかのように この強弱の付け方 それから゛間゛の取り方がごく自然で こういうのは先輩 師匠から教えられて身に着くものではありません

自然と普段の生活の中で身に付けていくもの だから志ん生さんの「芝浜」に出てくる おかみさん はりん夫人そのものではないかと 誰よりも酒好きで その失敗談も数知れず そんな苦労を共に味わったりん夫人ならばこそ 私はこの志ん生さんの演じる ちょっとかすれたしわがれ声のおかみさんが大好きです

つまり主人公 魚熊 が志ん生さんで おかみさん がりん夫人 現実の夫婦がそのまま落語噺を演じているようにも ひょっとして「芝浜」は志ん生夫婦の ドキュメンタリードラマ

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女房の心情   20:30

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ここが志ん生演ずるおかみさんの聴かせ処です どんな落語家でも歳をとらないとこういった枯れた女性の演技はできません 誰よりも亭主のことを心配して気遣うその気持ちが しみじみと伝わってきます おそらくこのシーンの語りは日本一だと思います(志ん生ファンなので)






《レコード添付ライナーノートより》

志ん生とおかみさん 児島貞二

志ん生は病んで久しく、昭和44年3月、次男 強次(志ん朝)の結婚式に参加した以降、ほとんど外出もしない。志ん生の看病に疲れたりん夫人が、志ん生に先だったのは、昭和46年12月のことで、74歳だった。志ん生がまだ売れないさかりに一緒になり、貧乏のどん底を耐え抜いて、志ん生を天下の第一人者とし、また馬生、志ん朝の二人の息子を、芸の後継者として育て上げたのだから、落語界きってのすばらしい゛おかみさん゛であった。 りん夫人がいなかったら、今日の志ん生はなかったであろう。

志ん生夫婦を地でゆくような話に 「替り目」 「芝浜」 がそうだ。かみさんがゾロッペ(いい加減、だらしがない)だったら、この噺は成り立たない。ちょうど、 りん夫人が落語の中に生きているようだ。

たった一席の中にも、人生があり、教訓がある。だから落語は素晴らしい。(ニッポン放送「志ん生ライブラリーより」)


《追記》
何十年も前に購入したレコードで しかも志ん生さん自身がいつもむにゃむにゃしゃべる人なので果たして言葉がハッキリ聞き取れるのかどうか 心配していましたが まったく問題ありませんでした ていうか他のyoutuberの方の同作品よりもずーっとクリアに聞こえました 嬉しいです とても嬉しいです



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有難うございまさん汚点





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最終更新日  2025.12.08 08:30:01


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