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2004.11.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私がこの数ヶ月でしなくなったことがある。

それは人を批判すると言う事。

批判とはマイナスのエネルギーである。

 私は今まで人を批判する事で自分を正当化してきたいわばずるい部類の人間でした。会社員時代も会社や上司に対する不満ばかりで自分が悪いとは微塵も思っていなかった。自分が会社で幸せを見出せなかったのはある意味それが原因だろうと今では思うのだが。切欠は半年前にあるセミナーに参加したことに端を発する。そのセミナーでは3日間窓もない部屋で早朝から深夜まで缶詰にさせられて徹底的に自分を見つめなおすのである。普通の感覚で言えばとっても怪しいセミナーである。「知らぬ間に高い壷でも買わされたらどないしよう?」と、私は身構えてセミナーに挑んだ。
 しかしそこで学んだのは徹底的に自己を反省するという事であった。そのセミナー自体、知り合いから紹介されたのだが、あまりにもスタッフや紹介者からのお誘いの電話がしつこくて2ヶ月間自分の携帯も着信拒否していたくらいだ。その後、観念して挑んだセミナーだったのだが、そこで私は自己を省みると言う事を学んだ。今の私が思うのは、

人を批判するという人に進歩はありえない

という事です。
昔の中国共産党の考え方では、批判すればするほど評価されるという考え方があったが、今や中国でもそんな考え方は通用しない。30年ほど前の文化大革命のとき人民は批判闘争に明け暮れ、その結果、10年もの間、生産活動がストップしたのは周知の事実である。私の好きな橋田寿賀子著「大地の子」でもその様子が赤裸々に綴られている。

批判する事ほど非生産的な行為はない!


人を批判する暇があったらQC(品質管理)活動に精を出て、職場の生産性を上げるなど会社の士気を高めて業績を上げて自分たちの生活を豊かにする方法はいくらでもあると思う。これは小泉総理の批判ばかりしている永田町の諸氏にもはっきりと申し上げたい。ネガティブ論争はホンネの政策立案に役立つかもしれない。票も獲得できるかもしれない。でもそんな事ばかりしていて国会が空転しているのが現状ではないですか?批判ばかりしている政治家からなにか国益たるもの、国民は享受できましたでしょうか?

 かなり脱線してしまったが、批判する事に生産的な要素は何もないのである。先日の話だが、私の知人(女性)から「一緒に事業を営んできたパートナーを刑事告発している」との連絡を受けた。パートナーとはその人のフィアンセである。プライバシーに関わる話なので名前は明かせないが、その話を聞いて悲しい気持ちになった。確かにその人の怒り、悲しみは理解できる。というのも、フィアンセの方のデリカシーのなさに私もあきれ返ってしまった。触れられたくない他人の過去の話を本人の目の前で、しかも皆がいる前で平気で言う人だった。その人からすれば裸になること以上に恥ずかしい事、あまりの自己中心的、かつインテグリティ(誠実さ)のなさに私も憤ったのだが。その時点で先が見えているなと思った。詳細は知らないが腹に据えかねる事があったことは本当のよう。でも私がその人に言った事は、

 悪い事は言わないから刑事告訴なんてやめとけよ!

です。一体刑事告訴なんてして、その人は何を得るのでしょうか?慰謝料がもらえるとか、刑事告訴の手続きがわかったとか、得られるものは所詮そんなものでしょう。がっぽり慰謝料をもらってあとは遊んで暮らすんだ!くらいの気概で告訴するならいいだろう。でも聞く限りでは、自分の腹に据えかねる部分を何とかしたいという気持ちがその人の中で支配的だと感じた。それだったら新しい出会い、生きがいを探す事に注力をすればもっと素晴らしい未来が切り開けるかもしれません。つらい過去を経験してきた話を聞かされているのだが、それならなおさらその人には幸せになってもらいたい。そう思って言った。

その後の事は聞いていないが、

批判とは出会いも幸せもチャンスも失うものである。

そう思わずにはいられない。






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最終更新日  2004.11.09 08:54:31


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