食とサプリの健康情報館 ☆Information For Healthy Life And Diet☆

2019.01.09
XML
カテゴリ: ヘルシーライフ
今日(1月9日)の日経新聞朝刊に出ていた話ですが、北海道大学や東京大学のグループが日本で50年前から販売されている ベタヒスチン (一般名)というめまいの薬を20代の男女38人に飲ませたところ、1週間前に見せた写真の内容を聞くなどのテストの正答率が上昇したそうです。

ひょっとしたら認知症の 記憶力低下などの症状の改善 にも効果があるのではないかと思われますが、安全性には大きな問題はなさそうなので、今後大規模な臨床試験が行われて、その効果を確認してほしいですね。

ベタヒスチンという薬の先発品は「メイロン」という商品名で、医療医薬品(いわゆる処方薬)として50年前から売られており、長い間に安全性のデータも蓄積されているので、効能・効果(適応症)の拡大もやりやすいのではないかと思われます。

なぜ効くのかと言うことですが、ベタヒスチンにはヒスタミンという物質の受容体を刺激する作用があるからではないかと考えられています。ヒスタミンはアレルギーの原因にもなる物質ですが、脳内では睡眠や覚醒などに関わる神経伝達物質として働いているため、記憶の信号が高まるなどの作用があるのではないかと推察されています。

もちろん、ヒスタミンは一部のアレルギー疾患の原因や胃潰瘍の原因にもなるため、副作用の発現には十分注意しなければなりませんが、50年前から蓄積されている安全性のデータをもとに対応策をしっかり確立していけばよいのではないでしょか。なお、今回のテストでは通常用量の10倍の量を投与しても問題はなかったそうです。

ベタヒスチンのジェネリックの値段は1錠6.5円と安いので、このような安い薬で、認知症の記憶力改善などに少しでも効果が見られるなら、これほどうれしい話はありませんね。

​ TOPへ ​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.01.11 09:40:23コメント(0) | コメントを書く
[ヘルシーライフ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: