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Sep 5, 2005
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カテゴリ: 人生

1時間あたり100ミリ前後の猛烈な雨が襲った。
東京でも大雨は別に珍しいことではない。
何年かに一度、大雨は降り、地下街や地下鉄が水浸し
ということが起こる。
今回、何が一番凄かったかと言うと、その降り方。
そして雨雲がずーっと停滞していたことにある。

しかも、東京都ではこれまで、
おおむね3年に1回は起こるとされる1時間75ミリの

今回の雨は、計画よりもはるかに多い水量が4時間近くも
局地的に降ったのだ。


気象庁によると、私が住む杉並区では1時間に112ミリ。
20時頃から降りが強くなり、24時を回っても雨足は
強かった。
特に私の実家の辺りは、ニュースで放映されたような被害
の出たマンションに近い。
子供の頃の台風でよく近くの善福寺川や神田川は氾濫していた。
その後、地下に地下調節池が完成し、ちょっと位の大雨で
あれば冠水することはない。


しかし、今回の雨は凄かった。
神田川・環状7号線地下調節池 』も満タンに
なったようだ。


家族を迎えに行こうにも、川が増水し、氾濫し始め、
橋が通行止めになっていく。
この道も、そしてこの道も、


土地勘のない車はパニックだ。
一方通行の道をお構いなしに迂回する車もあり、事故になる
可能性も高くなっていく。


その姿は、川に囲まれた地域を孤島化させ、分断していく。
『旧 ルパン三世』の『七番目の橋が落ちるとき』という
話に出てくるような感じだった(苦笑)
私の実家のそばの橋も次々と通行止めになり、車1台が
通れる幅の実家の前の道も1台、また1台と迂回してくる。

こうなると普段、ナビの情報のままに車に乗っている人は
辛いだろう。
土地勘や地図を読む力は大事になってくる。
そして、咄嗟の判断力が生死を分けることもある。


圧巻だったのは、環状八号線(環八)のアンダーパス
(立体交差のトンネル)が水没していったこと。
約2~3Mはあるはずのアンダーパスが波々とダムのようだ。
その中で車も浮かんでいた。

避難勧告も出され、停電している地帯が広がる。
叔父の住む家の一帯も停電と床上浸水は免れなかったようだ。
林や森、山が真っ暗で不気味なのは分かるが、暗くて
当たり前の場所。しかし、東京という都会で、ある地域一帯
だけが『停電』というのは何とも不気味な光景だった。
吸い込まれていく、そして吸い込まれたい衝動に
かられていく。


以前『震災時帰宅支援マップ』の話を日記に書いたが、
おそらく多くの人と同じように『災害』=『地震』と
考えていたふしがあった。

しかし『災害』には『火災』や『水害』もある。

そういう視点での家探しや家作りも大切だ。

事実、水害には『緊急避難通路』に指定されている
環八のようなアンダーパスが多い道が使えないことは
よ~く分かった。


家族の救出(苦笑)も終わり、実家に車を待機させ、
雨足が弱まる深夜1時過ぎの地元の駅で、40分ほど
遅れた最終電車を待ちながら、つらつらと考え、
私以外の家族のためにまず『災害マップ』を購入しようと
心に誓ったのだった。






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Last updated  Sep 6, 2005 02:13:09 AM コメント(1) | コメントを書く
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