Dubai の穴場

Dubai の穴場

2008.01.27
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テーマ: 海外生活(7812)


DUBAI太郎でございます。

今日はらくださんの要望にお答えする形で
掲題の小論文を書かせていただきました。
全然、小でも、論文でもなくなりましたがまあ良いやって感じです。
そんな小さい事に拘っていては海外駐在は出来ません。

自画自賛ですが
熱いソウルとパッションを盛り込み、
尚且つ、途中から小論文という形式にもとらわれず、
自由に羽ばたく鳥のように自由な気持ちで書いているのが
すばらしく、グーだと思います。

読んでいただきたいと思います。



『尖兵の敵は心の砂漠』と言う言葉があります。

尖兵とは、常に先を行き、後続の兵の為に単身敵地に乗り込む兵士であり、
先鞭をつけるもの、すなわち先駆けの意にも用いられる言葉です。

尖兵は常に孤独であり、常に自力で道を切り開くことを余儀なくされます。
交渉力、判断力、体力、そして気力。
持てる力を全て使い、地を這い、泥を啜りながらでも前進するのです。

そして、
『尖兵の敵は心の砂漠』

この心構えこそが、海外駐在員の原点でありえる。
海外駐在員は常に心の砂漠と戦い
そして決して負けてはならない。
熱いソウルを武器に心の砂漠と戦う孤独な戦士、
これこそが海外駐在員だと思うのです。

一つの例を示したいと思います。

香料を扱っている会社での話です。

この会社はありとあらゆる香りを作り出します。

彼らは常に新しい香りを供給し続ける事により、
他社との差別化をはかる事を目標としています。

言葉を変えると、
新たな香りの開発はこの会社の生命線なのです。

私が最初に『香りの開発』、という言葉を耳にしたとき、
思い浮かべたのは
清潔な研究所で香りを開発する大勢のクリエイティブなデザイナー達の姿でした。

しかし、実際はこの『香りの開発』はたった一人の海外駐在員の手によってなされており
しかも、その開発方法は私の想像を遥かに超える方法だったのです。

新しい香りの開発、
これは、今まで無かった香りを探し出す事。

このため、
『香りの開発員』である一人の駐在員は新たな香りを探し出すために
世界中を旅し、新たな香りを探したのですが、中々うまくいきませんでした。
彼が香りの開発員になった時点では、世の中にある全ての香りは
既に開発されてしまっていたからです。

新たな香りを開発するため、彼は悩み続けます。
そして数年間、悩み続け、試行錯誤の末にある結論にたどり着いたのです。

人類が足を踏み入れた事が無い場所の香りを探し出そうと。

それから彼は世界中の未開地域、
アマゾン奥地のような前人未到の地域に乗り込んで
ひたすら香りを捜し求めるようになり、
チャレンジを開始してから数年の間に、
多くの新しい香りを発見することに成功し、未だに世界をさまよっています。

前人未到の地をめぐり、新たな香りを発見したら、
その場で香りを調合、再現し、その調合比率のみを
日本に連絡すると言う生活を送っているのです。

そして、彼が海外をさ迷い歩いているうちに、
彼が作った香りが製品化され会社の成績も急激に伸びましたが、
本人はそんなことには興味が無く、、
彼がどこにいるのか、会社の誰もわからないといった状況だそうです。

彼は今、この瞬間も、世界のどこかで、香りを捜し求めているのです。

私は思います。

この彼の生活、
これこそがまさに海外駐在員の生活そのものなのではないかと。

本社とはまったく縁の無い場所で、ただ一人、新しい香りを追い求める。
現地にて交渉を行い、チームを組織し、計画し、そして実行する。
そして、チームの人間と信頼関係を築いたり、時には裏切られたり、
とにかくありとあらゆる能力が求められる。
技術者であっても給与計算をする必要があり、自分の食料を確保する事すらも
重要な仕事の一部であったりする。

もちろん、香りの技術者としての資質や才能も重要であるとは思うが
ここで一番重要なのは、人間力なのです。

物事が動いている現場で必要なのは、
『HUMORとSOULとF○CK』
これ以上でもこれ以下でもない。

人間としての、基礎的な力、これこそが求められる。
俺はそう思うのです。

安全な場所で、腕を組みながら要らない心配をしたり
人の仕事に文句をつけたり、自分で見たことも無いくせに
偉そうな事を言う様な役目は俺の性に合いません。
そんな、くだらない仕事は頭でっかちのインテリ共にやらせておけばいい。

俺がここにいるからこそできる仕事があるはず。
赴任する国の良し悪しは関係が無い。
赴任地がどこであっても、その場所で自分自身で道を切り開く余地は
十分残っているだろう。

嫌いな国であろうと、駐在員である事の魅力は変らない。
我々、駐在員は観光客でもなければ、移住者でもない。
海外駐在員であることの魅力は他ならぬ俺自身の中に有るものを掘り起こす事、
それに尽きる、駐在員であることの魅力は他ならぬ自分自身の中にある。

尖兵で有り続けたい。
人が敷いたレールを走るよりも、自分でレールを敷くことに喜びを感じたい。
俺が汗と涙を流して敷いたレールが誰かの役に立てば、
これ以上の喜びは無いだろう。

俺は次の赴任先にインドを狙っている。

本社の人間は、なぜ俺が便利で快適で故郷である、
日本に帰ろうともせずにインドなんかに行きたがるのか理解できないだろう。
個人の生活を犠牲にしているように見えるかもしれない。

インドの事を理解する前に、難しさのみをあげつらうかもしれない。
とにかく、早く上に行きたい。それしか、目を向けず、
それ以外にプライドを掛けたことのない人間には理解できない事だ。

これが駐在員だ!頭でっかちは黙って指をくわえて見てろ!

そこに自分の体験した事のない、
未開の地があれば、俺もそこに赴任したい。
その用意がある。

これこそが俺にとっての海外駐在であり、
俺自身、海外駐在員であり、
この考え方こそが、海外駐在員の一分というものだ。




いや、素晴らしいと思います。
まじ、素晴らしいと思います。

皆さんも忘れないで欲しいです。
皆さんが、恋人とちゅぱちゅぱ、にゅるにゅるしている時にも
アマゾンの奥地で新しい香りを捜している男がいるのです。
ちゅぱちゅぱしている場合じゃありません。

と言うわけで、途中から小論文ではなくなりましたけど、
とにかく、今回の論文へのコメントと同時に
こんな鉄砲玉のような俺と
一緒にインドに行ってくれる骨のある女性も募集いたしますので
奮ってご応募ください。

はい、では次の題材、よろしくお願いします。

家に帰ってくると寒いため微妙にテンションが低い、
私、DUBAI太郎がお届けしました。

DUBAI太郎


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Last updated  2008.01.28 04:52:56
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