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ウィメンズとメンズのウェアをはじめ、バッグ、シューズ、ジュエリー、アイウェア、フレグランス、ホームセンツ、キャンドル、革小物まで、ロエベの世界観を幅広く紹介する。
「カサ」とは、スペイン語で「家」を意味する。CASA LOEWEの店舗は、単なるショップではなく、アートやクラフト、家具が共存する“アートコレクターの邸宅”のような空間として構想されている。カサロエベ銀座でも、スペインの伝統と日本のデザイン美学を軸に、親密さと洗練が同居する独自の空間がつくり上げられた。
銀座の土地が持つ水辺の記憶、造幣の歴史、そしてロエベが受け継ぐスペインのクラフツマンシップ。カサロエベ銀座は、それらを素材と色、光、アートによって一つの空間に編み込んだ店舗だ。
銀座の記憶を映すマディグリーンの外観
建築・空間デザインは、当時クリエイティブ・ディレクターを務めていたジョナサン・アンダーソンを中心とするロエベのチームが手がけた。
最大の特徴は、外観から店内へと連続する、手仕事によるセラミックタイルだ。深みのある「マディグリーン」のタイルは、一枚ごとに釉薬の表情やわずかな凹凸が異なり、光の当たり方によって色合いと質感を変える。
この色は、現在の銀座がかつて低湿地帯であったという土地の記憶に着想を得たもの。江戸前島の先端に広がっていた水辺の風景を思わせる緑が、現代の銀座に新たな表情を与えている。
真鍮、木、石が織りなす空間
店内では、真鍮、木材、石、セラミック、コンクリートといった異なる素材が組み合わされている。
窓枠などに用いられた真鍮は、銀座の地名の由来にもつながる、銀貨や金貨の鋳造所が置かれていた歴史への応答だ。時間の経過とともに表情を変える真鍮の質感が、手仕事のタイルや自然素材の温もりと調和している。
空間の中心には、4つのフロアを縦につなぐ中央階段が配されている。グリーンのセラミックタイルに囲まれた階段は、緩やかな曲線を描きながら上階へと延び、手仕事で仕立てられた木製の手すりが柔らかなアクセントを加える。
(文:Manusによる)
CASA LOEWE Ginza(写真+Google)
CASA LOEWE Ginza(写真+Arrguru1)
CASA LOEWE Ginza(写真+Artguru2)
CASA LOEWE Ginza(写真) コラージュ
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