行住坐臥

行住坐臥

2007年12月07日
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カテゴリ: 本の感想
体調を崩していると、本を読む時間が増える。元気なときも同じように過ごせれば、案外体調を崩さずにすむのかも知れない、なんてちょっと思ったりもする。

生活リズムが規則的かどうか、というよりは、精神的に安定を取り戻す時間があるかどうかの方が大きいと思う。本当にストレスが溜まっているときは、落ち着いて本を読む気すら起きない。

最近は、北方謙三ばかりを選んで読んでいる。この間読み終えたのは、赤報隊の相楽総三を描いた 草莽枯れ行く だった。西郷隆盛の政略によって潰された。

同じ時代を描いた、こちらはメジャー過ぎる新撰組が題材の 黒龍の柩 。やはり主人公は土方歳三。




少し前に大河ドラマでやっていたが、これは見ていない。周囲の人の評価は、賛否両論まっぷたつだった。

北方版新撰組は、あくまでエンターテイメント小説ということで、史実とは少し異なる伏線が貼ってある。ただ、この伏線がまったく違和感がない。歴史的にあり得たのかも知れないと思わせるし、土方の戦い振りをより峻烈なものとしているように感じた。最後のどんでん返しには、驚かされた。








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最終更新日  2007年12月16日 15時43分22秒
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