Honey-Bunny in America

ナパ&ソノマ


のどかな丘陵地帯が広がっている。

ここにあるナパ・バレーとソノマ・バレーは
全米一のワインの生産量を誇るカリフォルニア・ワインの代表的な産地だ。

別名「ワイン・カントリー」と呼ばれており、
大小合わせて300近いワイナリーがある。

訪問者にはワインの製造課程を公開し、
見学ツアーや試飲をさせてくれるワイナリーも多い。

このふたつのバレーに共通しているのは、
1年通じて気候が安定していること。

厳寒酷暑がなく、適度な降雨があることが
品質のよいワインを作るためのブドウを育てる理想的な環境となっている。

海からの涼しい風と霧で強い日差しが抑えられ、
年間を通してほぼ一定の気候が保たれており、
カベルネ・ソービニヨン、ピノ、シャドネーなど最高品質のブドウに最適だ。

この地方のワイン作りの歴史は、
フランシスカンの神父たちがソノマに修道院を設立したときから始まった。

20世紀の初めにできたサミュエル・セバスチニアのワイナリーは、
この地域の歴史的遺産ともなっている。

近年、ワイナリー数は急激に増え、10年前に比べると2~3倍になった。

また、ナパ、ソノマの街には19世紀に建てられたビクトリア朝の建物が多く、
一見の価値あり。

ナパの名物ともなっている熱気球での遊覧飛行は
人気の高いアトラクションのひとつ。眼下に広がる田園風景が楽しめる。

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