こんばんは。先日,旭川ケーブルテレビ「ポテト」で「初恋」を放映していました。1960年代に起こった3億円事件をモチーフに書かれた自伝的著作を元にした映画です。白バイに乗った犯人は女子高校生だったという,なんともショッキングなストーリーでした。
映画の全般に流れる,1965~70年代の空気。僕には懐かしく感じることが出来ましたが,妻には共感できなかったようです。原作を書いたのは,自分が犯人だといってはばからない女性。宮崎あおいは彼女と実際に向き合い,彼女が犯人に違いないと確信したといいます。彼女の演技は,その確信に満ちたものでした。
この映画は,宮崎あおいを見るための映画です。彼女の中の“女優”を見たい方には,よい映画となるでしょう。映画全体を楽しみたい,何か刺激が欲しい,エンターテインメントを期待するという方には,この映画はとてもつまらないものになるでしょう。僕は楽しめましたが,万人に支持される作品ではないと思います。
ただ1つ,最後のシーンで主人公があるものを発見した後のくだりは,必見です。宮崎あおいという人が,女優なのだなぁと感じられる場面です。この女優さんは,長回しに耐えることの出来る人ですね。
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