嘔吐112.

July 25, 2005
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カテゴリ: Lily


何処へもいけなかった。

僕の目の前はいつも整然としていて、
何処か寂しく、何処か冷たくて。

水を与えられた最期の華だとか、
大地に撒かれた砂の乾きだとか、
静かに霄を見上げる少女の泪だとか。

静かに終わりに向かっていった、全てのもの。



+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+





始まりも、終わりも。
最初も最期も。

其の色は深みを増しても
深みを失くしても変わらないって、

誰かが言っていたのをいつだったか耳にした。

もう始まらないのかな、
終わりさえ見当たらなくても。




伊咲夜





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Last updated  July 25, 2005 11:55:37 PM コメントを書く
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