March 3, 2005
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「 そ の 27 」

今日のお空は まっくらだね
おひさまは どこにいっちゃったのかなぁ

真っ黒なクモさん ちょっぴり怖いな
ゴロゴロ ゴロゴロいってるね

どうしたの? 
ぽんぽん痛いのかなぁ?

雨がポツポツ降ってきた

大丈夫? 


ちょっと 待っててね
お母さんに お薬もらってくるから

ぼくも ぽんぽん痛いとニコニコ出来ないもんなぁ
だから泣かないで すぐに貰ってくるからね
それとも "痛いの痛いの とんでいけ" してもらう?

ぼくも お母さんにしてもらうんだよ
そうするとね……本当に痛くなくなっちゃうんだ♪
お母さんのオテテは 魔法の手なんだ♪

おっきくて ガサガサだけど
あったかくて ぼくの1番大好きな
お母さんの手


やさしくて ぼくのいぢはん大切な
お母さんの手

うまくいくかなぁ
じっとしててね
いたいの いたいの とんでいけ~~


いたくなぁ~~い?

************************************

毎度の不完全燃焼っすな(笑)
( ̄ω ̄;)ぷすんぷすん……

ワルサすると、体がふっとぶ程、思いっきり平手ではたかれたっけな(生汗)
ほんとうに大きな手で、分厚くて、ガサガサの手だったけれど、そんな母の手が本当に好きでした。
化粧する間もないほど働き、子供と夫だけのために日々を過ごした母。

自営業だった我が家は、全てが父と長兄を中心に回っていました。
雇っている人と、偏屈な父との間に立ち、苦労してたっけ。

そんな母は、自分の体がガンにおかされているのではないかという確信を得ながらも、恐怖と家庭・家業のために精密検査に行く時間と勇気がもてず、家族が気が付いたときには衰弱し、全身に転移していた。
すでに手遅れの状態で、私達にはどうすることも出来ませんでした。

どうか、自営業の方や、主婦の方々……年に一度は精密検査をしてください。

恥ずかしいからといって、婦人科を敬遠するのではなく、見えない臓器や女性特有の器官の検査も怠らずにして欲しい。
男性とは異なり、女性は内臓と隣接しており、発見が遅れやすいのです。

えびちゅは、年に一度は検査にいってます。
モチロン、婦人科での検査もしてます。
本当は、乳がん検診もできればしてください。

苦しむのは貴方だけではないのです。
正気のまま、己の肉体が衰弱していくのをまざまざと見せ付けられるガン。
その貴方を介護する人々も苦しみ続けるのです。

どうして気がつけなかったのか……と。

えびちゅ自身も、かつて膵臓がんかもしれないという宣告をうけました。
一ヶ月あまりで、苦痛と下痢・嘔吐により13kgも痩せ、座っているのが精一杯なのに仕事も休めず、実父の世話をしに実家に通い続け、どの痛み止めもきかず、ただ1人、誰にも相談せずに2ヶ月がすぎようとした時、最終確認ための検査日が来ました。

その間、アパートの整理・荷持つの仕分け、誰にどれをあげて欲しいという一覧作りや…
実父の好物や盆正月の仏前のお料具のことなど、大学ノートに、痛みで震える手をタオルでしばりつけて書きました。

先生には、告知は自分ひとりで受けるからと宣言し、先生も快諾してくださっており、確定したときの余命もある程度聞いていた。
とにかく時間が無い。

痛みで朦朧としつつも眠れない日々の中、いつまで動けて、いつまで物を食べれるのか……
誰が実父の日々の世話をするのか……
実父は長兄夫婦と同居してやっていけるのかどうか……
それしか頭には浮かばなかった。

いや、そんなことを考えることで、死への恐怖から逃れようとしていたのかもれぬ。

そして、最後の検査の前夜、長兄に全てを告白し、後のことを頼んだ。
実父には、えびちゅが動けなくなるまで話さないで欲しいこと、今までのように、実父や祖先の墓を放置して、自分達だけの生活をしないよう、義姉にもしっかりとして欲しいということ……
結果によっては当日に入院するので、アパートにある荷持の処分のことなど、30分くらいだったろうか、電話で話をした。

意外なことに、長兄は最後には泣き出し、その瞬間、はじめてえびちゅの頬を涙がつたって落ちた。
だが、長兄のそれと異なり、なんで結婚して十年もたつのに、墓のことやら実父の食事のことをいちいち頼まないといけないのが情けなくて…の涙でした。

盆正月・ゴールデンウイーク・クリスマスも、必ず実家に行っていたえびちゅ。
たとえ、付き合っている彼氏がいても……だ。

……中略(ぉぃ)……

検査当日、診察室の前の椅子にぐったりと倒れるえびちゅの前に、長兄がきた。
仕事を休んで来てくれたとのこと。
素直に御礼をいい、診察に入ると長兄もついて来たので、先生に説明。
それまでの経過を聞き、本人よりも深刻な顔になる長兄。

結局、ガンではないとわかったものの、痛みがなくなるまでに、なお数週間かかり、車の運転すらも危ないほどフラフラするえびちゅは、やっと実父に事情を説明することが出来た。
が……なんのことはない……
その数週間の間も、義姉は実父の食事の世話もせず、自分の家族との時間だけをふつ~~に過ごしていた(爆)

まぁ……ねぇ……
ふっ……
(-_-)いーけどよっっ

とにかく、自分だけではなく、周囲をも巻き込む。
苦痛・恐怖と闘うのは自分自身だが、それを支えるのは家族です。
どうかお願いです。
たったの数時間で、貴方と貴方の家族を苦しめずにすむのです。
「だって……」なんて言ってる暇があったら、年に一度は検査しにいきませう!!

死んでしまったら、あの大きな大好きだった手にあたまを撫でてもらうことも、あの大きなしゃがれた声で怒られてケンカすることも出来なくなるのです。
写真は返事をしてくれません。
どんなに写真の前で泣いても、あのあたたかい大きな手は、貴方を抱きしめてはくれないのですから(泣)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 3, 2005 10:30:21 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Profile

55ebichu

55ebichu

Category

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: