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2008年01月20日
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カテゴリ: 環境・自然
 特定外来生物に指定されている「ナガエツルノゲイトウ」などの植物が、琵琶湖や周辺の水域で繁殖を始めている。

 生態系への悪影響が懸念される種だが、滋賀県は漁業被害が出ていないことから、これらの対策は手つかず。「財政事情が厳しく、すぐ対策に乗り出すのは難しい」と説明するが、専門家は「このままではブラックバスやブルーギルの二の舞いになる」と早期の対策を訴えている。

 県琵琶湖環境科学研究センターによると、繁殖が確認された特定外来生物は、南米原産のナガエツルノゲイトウ(ヒユ科)のほか、ミズヒマワリ、ボタンウキクサなど7種。ナガエツルノゲイトウは2004年に彦根市で、ミズヒマワリは07年に草津市で初めて確認された。ボタンウキクサは1999~04年に四つの内湖で見つかり、07年には湖の南部でも繁殖していた。

 琵琶湖では近年、特定外来生物ではないが、同じ外来植物のオオカナダモ、ホテイアオイが広範囲で繁殖し、完全駆除は不可能とされている。外来植物が繁殖すると、在来植物の生育地が奪われ、水草に産卵する魚への影響なども懸念される。しかし、今回確認された7種は繁殖地が限られ、今なら根絶できる可能性が高いという。

 県は外来魚の駆除では、02年度から多額の予算を投じ、07年度には2億円を計上。外来植物でも、漁船のスクリューに絡まるなどの被害が出たオオカナダモの駆除などには8400万円を盛り込んだが、特定外来生物を対象にした取り組みはしておらず、駆除はボランティアが担っているのが現状だ。

 ナガエツルノゲイトウの群生が確認された彦根市柳川町の神上沼(約6・5ヘクタール)では07年11月、滋賀県立大の学生らが駆除にあたった。同大学の浜端悦治准教授(57)は「今食い止めなければ、すぐに琵琶湖全体で繁殖してしまう」と警鐘を鳴らしている。
(参考=1月20日 読売新聞)





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最終更新日  2008年01月20日 23時52分42秒
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