おしゃれ手紙

手紙ハートはるな
おしゃれってなんだろう?

白いハンカチ、「八月の鯨」、「ハワーズ・エンド」、骨董品、里山、ユーモア、環境問題・・・。

私にとっておしゃれって「気になること」かも・・・。


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2026.09.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子
 子どもの頃、父は山に行っていろんなものを採って帰った。

■ オナゴダケとよぶ筆軸用の細い竹 ■であったり、
■ 家族中で山に入ってとってきた薪だったり ■
アケビ
■ 秋になるとフシ ■という植物を採ってきて、ついでに子どもたちにとアケビも採ってきてくれた。

自分たちでも、松ミドリを採ったり、イタドリを採ったり、台風の後の椋の実拾いも忘れられない思い出だ。

大人も子供も野や山で食べれるものや暮らしに必要なもの、現金になるものを沢山知っていた。

それは、「松根(しょうこん)」だ。

若い男性が
「松根を掘りに行ってくる」というのを聞いたことがある。

私は、小さな子供だったので、
「ショウコン」が「松根」であることは知っていたが、
どうやって採るのか、どこに売りに行くのか?
どうやって使うのか、全く知らなかった。


今では、調べれば分かるものだが、なんとなく謎というのもいいかなと調べなかった。
しかし、先日読んだ本に出てきたのである。


戦後まもなくの頃、山間部の土砂災害が多発したのは、松根油精製のため広範囲に松が伐採され手入れもされなかったことが原因の一つと指摘している。

戦後すでに80年過ぎた。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
秋の蝉松根(しょうこん)に斧入れしまま
        川崎 展宏(てんこう)

「夏」(平成二)所収。
「昭和20年8月15日以後」と前書き。
「松根に斧」は戦争末期日本全土で松根油採りに人々が動員されたことを指す。
松の根株や枝を乾溜してとれる、テレピン油に成分が似た油が松根油。
ペンキやニスの溶剤に用いられたが、戦争末期は航空機の代用燃料として全国で採取された。
これで飛べるのかと半信半疑の作業だった。

しかしこの句の作者が見ているのは、戦後長い歳月を経てもなお、松の根に斧が突き刺さったままの光景である。
「新折々のうた1」大岡信著

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Last updated  2026.09.26 00:00:09
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