なまけいぬの、お茶うけをひとつ。  

なまけいぬの、お茶うけをひとつ。  

2007年01月09日
XML
カテゴリ: 本、マンガ



またかよ、って感じですが。
昨日の日記では、どうもこのマンガが単に暗いだけの物語であるように思えてしまうので、これはちょっとまずいな、と。


ま、要するに私がこのマンガに ハマった というだけのことなんですけどね(爆)


昨日も書きましたが、この「Under the Rose」は途中で主人公が変わります。
二巻の途中までの「冬の物語」では ライナス・キング という、ロウランド伯爵の庶子の五男が主人公です。


彼の母親、グレース・キングはアーサー・ロウランド伯爵の愛人でしたが、ある日彼の家で謎の死を遂げます。
これをきっかけに伯爵はグレースの忘れ形見であるライナスとその弟・ロレンスを引き取るのです。




ロウランド家の人々は一筋縄では行かない人間ばかり。


長男のアルバートは軽薄で女たらし。だが兄弟からの信頼は誰より厚い。
次男のウィリアムは理知的だが、常に母親のそばを離れず、どこか暗い目をしている。
三男のグレゴリー、四男のアイザックは比較的まともな人間だが、傲慢なライナスを毛嫌いする。


正妻のアンナは病弱で陰気。
グレースを疎ましく思うとしたら彼女がその筆頭ではないか?


六男、八男のヴィンセントとディックは、ライナスたちと同様に伯爵の愛人の子供である。
彼ら自身は無垢で善良だが、彼らの母親、マーガレット・スタンリーはグレースのことについて何かを隠しているようでもあった。


そして伯爵の姉、モルゴースは厳格でプライドの高い、良くも悪くも「貴婦人」であった。
彼女は赤毛のライナスを見て、本当に伯爵の子供なのか疑う。



・・・とまあ、こういうややこしい家なわけですが、徐々にライナスはグレースの死の手がかりを掴んでいきます。

憎んでいる んですよね。

この矛盾の正体は、「冬の物語」のラストで分かるんですが。


そして、快活で陽気な女性だと思われていたグレースに、もう一つの側面があったことも明らかになっていきます。



Under the Rose=秘密裏に



タイトルが表すように、ロウランド家は裏側で様々な秘密が蠢いているんですよね。

そしてその秘密が白日の下に晒されるとき、耐え難いほどの絶望がライナスを襲うのです。


救い を用意してるんですよ。


それが、「ああ、いいなあ」と素直に思う。
そんなマンガです。

「冬の物語」はレイチェルが主役の「春の賛歌」よりはまだ暗くないんで、まぁ読みやすいかな、と(^^ゞ
しかし私、こんなに長くマンガを語ったの初めてじゃないか?(笑)








人気ブログランキングに参加しました。
よろしければぽちっと押してくださいな♪(*^▽^*)ノ

人気ブログランキングバナー





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月09日 18時46分53秒 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

お気に入りブログ

白レバーどんぶり アイネスターゲスさん

black obelisk black_obeliskさん
Emy's おやすみ前に… emy&acoさん
~*合縁奇縁*~ 桜嶺みすずさん
日月の聲 渡瀬 悠宇さん

コメント新着

まよいねこ@ Re:凛花9号 「櫻狩り」最終回感想(01/14) なまけいぬ様、初めまして。 「櫻狩り」…
なまけいぬ @ Re:男子っ!!(03/26) アイネスターゲスさん 高橋選手、モチベ…
アイネスターゲス@ 男子っ!! 大輔くん頑張りましたね! テンション低い…
なまけいぬ @ Re[1]:2010年世界フィギュア 男子(03/26) black_obeliskさん 何となく、今年の世界…
black_obelisk @ Re:2010年世界フィギュア 男子(03/26) オリンピックでファンも燃え尽き症候群・…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: